年に1回だけ出動 | 林知之


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居酒屋が鍋物を冬に限定するのは一般的な対応ですが、メニューの一部が変更になるだけで店は開いています。
扱う品目の1つが季節的なだけです。

現実を無視して極端なビジネスを想像すると、
例えば「春前に学生服を売るだけの洋服屋」とか、
年末だけ稼働する餅の工場とか……

さらに極端に、
火山噴火のときだけ活動する清掃ビジネスとか……

企業の活動頻度そのものが低いと、メインのビジネスにするのは困難ですよね。

でも個人投資家の場合は、そんな路線が成立します。
例えば、「ビックリするような大暴落のあとに買う」という特殊な戦略1つだけで勝負する、みたいなことです。

来月に出番があるかもしれませんが、5年先まで出番がないかもしれません。

いつ来るかわからない出番を待ちながら、コツコツと候補銘柄の資料を整えるのです。
難しいことですが、勝率は相当に高いと期待できます。

たいていは、出番がないのでチョロチョロとよけいな売買をして、不要な苦労をすることになりそうです。

もう少し現実的に、「年に1回のチャンスを見いだそう」というのが、今回メインで提唱するアイデアです。

「これなら勝てるだろう!」と思える年に1回の状況を見つけ、その次に「年に2回、あるいは3回にできないか」と検討するのです。

「5回とか10回に増やそうとしたら、ぶち壊しなんだろうな」といったイメージです。

多くの個人投資家による「どの予測法が当たるんだ」という
アプローチは、のべつ売買する、すべてのケースを予測する前提です。

しかし、「年に1回」はベクトルが全く異なるもので、雑音に惑わされない確かな入口です。

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