Sell in May (株は5月に売れ) | 株式投資「虎の穴」

5月の連休真っただ中です。

いかがお過ごしでしょうか。

 

相場の世界には、「Sell in May」 (株は5月に売れ)という言葉があります。

英国発祥といわれる、株式市場の格言です。

 

値動きの統計から、5月に売って現金化し、秋に買い直すのが有利という意味です。

 

こういった値動きの傾向を、アノマリーと呼びます。

でも、統計的に正しかったとしても、毎年同じパターンとは限りません。

それでも、こういった「季節的な変動の傾向」に目を向けることが大切です。

 

私も毎年、「春高」という言葉で相場を見ます。

春に必ず高値をつけるわけではありませんが、「ポジションを減らして整理する」発想が重要なのです。

 

株の場合、ほとんどの人が、買って値上がりを待つ戦略でしょう。

株は企業の持ち分で、企業は利潤を追求する組織ですから、「買って持つ」イメージは間違っていません。

 

でも、買いすぎてしまう傾向があります。

そして、コントロールできないポジションを抱えているケースが非常に多いのです。

 

だから、狙いが短期でも長期でも、「売って現金化する」という選択肢を強く意識するのが正解なのです。

 

相場の変動パターンは、いろいろです。

その時によって異なります。

また、実際の値動きは個別にバラバラです。

 

それでも、「さて春だ。売っておくべき銘柄はあるかな」と考える、そんな習慣があるだけで、売買全体の流れがグッとよくなります。

間違いなくクオリティが上がるでしょう。

 

ヘンなポジションを放置する、「くさいものにフタをする」発想がいちばんダメです。

自分でつくったポジションは、自分で積極的にあとかたづけしなければなりません。

 

相場のパターンはいろいろ、先行きの見通しも人それぞれですが、運用する者としての責任を放棄せず、自分の利益につながる思考、行動に傾けるために、こうした言葉を上手に利用するのが、ある意味、売買テクニックの土台です。

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