相場における「自分」 | 林知之


自分勝手だ、そりが合わない……他人の行動について「ルールが異なる」と捉えると、接し方や気の持ちようなど、解決の突破口が見えるかも!
視点を変えてみるのも手だと思います。

相場の先行きについて「正解さがし」は不正解──。
そもそも、「強い」とか「割安」といった言葉も、見る人の“基準”によって判断が異なるはずです。

短期的に下げたとき、それを「押し目」(買い場)と捉えるか、はたまた「下げはじめ」(売り場)と捉えるか……議論しても意味がありません。

自分の想定(予測)を固め、そのとおりにポジションを取る。
完全に「自分の世界」で進めていくしかありません。

いや、「他人の意見」が少しでも入ると、肝心なときに行動できなくなるのです。

仕事を含めた社会活動とはちがって他人とのつき合いはないので、正解探しをしないのが正解です。
マーケット価格、自分の予測、自分のポジション──この3つだけに目を向け、バリバリに「自分」を前面に出すのが最もバランスのよい状態をつくる方法でしょう。

ただ、「価格」だけは自分でコントロールできません。
「○○円で買いたい」といった発想は、“確固たる予測”なのか、“勝手な希望”なのか、いちいち厳重に確認することが必要です。

ご案内! YouTubeチャンネル

林投資研究所YouTubeチャンネル

マーケット・スクランブル新チャンネル

ブログ一覧に戻る