捉え方で視野は広がる | 林知之


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妹が小さい字を見るときに眼鏡をかけたので「おまえも老眼鏡か」と言ったら、「これは、リーディンググラスです!」と言い張りました。
どうでもいいことですが、本人にとっては重要なようです。
「老」がイヤなんでしょうね。

損切りをする際の“心の持ちよう”が議論されることがあります。
状況を見て「損切りすべきだ」と考えているが、心の中では「負けを確定したくない」と感じている……
では、どうすれば行動に踏み切れるか、ということが問題です。

「損切り」は英語でストップ・ロス、ロス(損失)を止める、つまり“損失の拡大を食い止める”ということです。

損切り注文はストップ・ロス・オーダー、単に「ストップ・オーダー」ともいうようですが、その場合は、「特に評価益がある状態で逆行した際の手仕舞いを指す」と区別する使い方もあります。

例えば・・・
500円で買って現在800円、
750円まで下げたら売ってしまう、
というような考え方です。

いずれにしても、
こうして言葉の観点から落ち着いて考えてみると、損切りのプラス面が浮かび上がります。

・さらなる損失を回避する
・手が空いて次のトレードに向かう
・(評価益の場合)は利益を確定する
・リズムよく見切りをつける
・(別にある)良い玉は維持する

以前に紹介した「損切りも利食いも単なる撤退」という考え方をサポートする思考です。

過去のことや感情に縛られず、バランスよく未来を考えるためにどうするか──。
ひと工夫が差を生みます。

(後記)
大型で強い台風24号が、日本列島を縦断する予報です。
みなさん、準備は早めにしてください。

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