マジメに遊ぼう! | 林知之


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「真剣にやれよ! 仕事じゃねぇんだぞ!」
タモリさんの名言だそうです。
詳しい状況はわからないのですが、私は次のようなことを思いました。
「確固たる基準をつくりにくい分野、他人の手助けが当たり前に用意されていないものでは、気を抜いたらすべてが崩れてしまう」

人間の脳は、「楽しい」と感じているときに真の能力を発揮するそうです。
笑う、ワクワクする、楽しむ──これらは、遊びにも仕事にも共通する不可欠な要素なのでしょう。

そういえば、古い世代の人からは、「ゴルフがうまいヤツは仕事をしていない」なんて言われましたが、今では「ゴルフがうまいのなら、仕事もデキるだろう」という意見が市民権を得ていると思います。
最近は、働き手の創造性を刺激するために、オフィス内に遊び場を設ける企業もあるようです。

トレードでは、自分が決めたことなのに実行できないケースが多々あります。

「これが自分のルールなんだ」という認識が甘い場合は、真剣味が足りないと評することができます。

でも、マジメにやろうとしてガチガチになっていることもあるでしょう。
例えば、パーティーの席でスピーチのために中央のマイクまで歩くとき、「きちんと、きれいな姿勢で歩いてみせよう」と考えただけで固くなり、右手と右足、左手と左足を同時に前に出してしまう……これが人間です。

トレードにも、“遊ぶ気持ち”や、リラックスした状態で、いつも通り心地よいイメージで臨む姿勢が大切だと思うのです。

とはいえ、使っているシステムのシグナルが「買い」なのに売りを建てたりしたら、単なる混乱が起こり、自分に対してウソの上塗りをし続けることになりそうです。
「買ったら下がり、下がりすぎて投げるに投げられないからナンピン買い増し」なんていうのも、正しい遊びになっていないといえます。

確固たる行動規範をもち、それをかたくなに守り、そのなかで遊ぶようにしないと、遊びとしてもシゴトとしても成立しないのでしょう。

トレードにおいて自分が何を楽しんでいるか──あえて考えてみるべきです。
というわけで、これが次のフリートーク交流会の“お題”です。

林投資研究所フリートーク交流会

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海の日がからむ三連休の初日ですが、都合のつくかたは、ぜひお運びください。

7月16日(土)午後
「投資を楽しんでますか? ~トレードを“苦行”にしないための工夫~」
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