大きい節目を過ぎているのかも | 松下誠

こんにちは、松下です。


今年は1月から2月にかけて大荒れの
値動きでスタートしました。


日経平均株価は、直近の最安値である
2/12から、気が付いてみるともうすぐ1か月。
この間、するすると価格が上昇しています。


ここで、思い出していただきたいのですが、
あなたは2/12に、国内株式市場に対して
どのような感情を持っていたでしょうか?


おそらく、超弱気だったはずです。


原油安は続いているし、
中国の景気減速は収まる兆しがないし、
今年は相当な暴落になるのではないか、
こんな風に思ったかもしれません。


それでは、今の時点で、
2/12の安値やローソク足を見て、
何を感じるでしょうか?


あの日に買っていれば、
利益が出ているな。
あの日に買いたかったな。


と思う人もいると思います。


これが人の心の
気まぐれな移り変わりです。


しかし、多くの人は、
この心の移り変わりを
直視できていません。


だからいつまで経っても、
安値において弱気になって売り、
高値において強気になったら買います。


いわゆる、「高値掴み」です。


いつまで経っても同じ失敗を
繰り返してしまう、この気まぐれな
心の動きを直視するためには、
毎日記録をつけて、後に振り返るしかありません。


そうしなければ、いつまでも
心の赴くままに、気まぐれな行動を
繰り返して、チャンスを逃してしまいます。


これを防いでくれるツール、行動こそが、
「投資日記」です。


投資を始めたばかりの初心者は、
上記の心の移り変わりに合わせて、
必ず


「高値で買って、安値で売る」


という行動を繰り返してしまいます。


また、その行動の結果が、
いつまで経っても、損大利小という
永久にお金が増えることのない
サイクルにつながっています。


この心の移り変わりを直視し、
その心に逆らい、


「安値で買って高値で売る」


あるいは
「高値で買って、さらに高値で売る」
という行動を身に着け、損小利大という
お金が増えるサイクルを形成しなければいけません。


私が自ら監修し、作成した「投資日記」を
発売して既に2年以上が経過します。



この間も、それ以前からも
特に初心者、もしくは利益の上がっていない投資家に、
「とにかく最初は投資日記をつけてください」と、
言い続けてきました。


しかし、こんな貴重な瞬間である、
2016年2月12日の日経平均株価の数年に1度の
安値になるかもしれない貴重な日にも
ほとんどの人が日記をつけることなく、
この日に何を感じていたのかを忘れてしまっています。


この日は、ひょっとすると
3年に1度とか、5年に1度のチャンスにさえ
なるかもしれない日なのです。


そんな日は、市場にはごろごろしていますが、
多くの投資家は、その重要性に気づかず、
記録を残さず、チャンスを逃がしてしまうのです。


2016年2月12日に投資日記を
書いていることの重要性を、
今、気づいてください。


ps
今、投資日記を書いていない人は、
これから書くことで、自分の心や感情と
向き合い、その行動を変えていくことができます。


行動を開始する人は、
下記のページから投資日記を購入し、
書き始めてください。



pps
原油市場では、もっと大きい変化が
起こっている可能性もある、その可能性を
ほぼリアルタイムに、「投資家の鏡」の
ニュース解説記事で警告しています。


「産油国、原油安に危機感」

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