【プロの株式投資】材料張りは勝てない | 株式投資「虎の穴」

いま株式市場では、AI、半導体にからむ銘柄が派手に動いています。

 

株価の上昇は流行の発生で、そんな流行に乗ることで利益が出るのです。

とはいっても、誰の目にも明らかな「テーマ」を追ってうまくいくのか……。

 

現実、AI、半導体関連の銘柄に手を出して、期待どおりの成績を上げている投資家は少ないでしょう。

 

プロの実践者は、「材料張り」と呼んで否定します。

「流行に乗る」ではなく「ダメな後追い」と捉えるのです。

 

相場の情報を発信する立場で、考えてみてください。

どんな記事を書けば読者に響くのか」と。

 

当然、最も厚い層を狙いますよね。

いちばん人数が多いレベルは、いわゆる平均的な投資家で、そこには将来の勝ち組がいるのですが、現時点では負け組でしょう。

 

負け組が欲する情報、負け組が望む内容で仕上げないと、解説記事の“商業的な価値”は生まれないのです。

ここが大きなポイントです。

 

多数の参加者が「流行の波だ」と認識したら、多くの場合は売り場です。

さらに相場が上昇する場合もありますが、動きが荒くて難易度が高すぎます。

 

儲かる思考とダメな思考の線引きは微妙ですが、「材料張り」「ダメな後追い」というイメージは理解してもらえるでしょう。

 

流行を否定したら、利益は得られません。

でも、流行をただ追うだけでは、「勝ち組が売り逃げるのを助けるために高値を買う」だけの存在になってしまいます。

 

超短期売買を上手にこなすプロもいます。

ほとんどの人がマネできませんが、彼らの多くは、短期的な流行を捉えます。

だから、手がける銘柄の範囲が非常に広いはずです。

 

しかし基本は、やり方を決める、そのやり方に合う銘柄を選ぶアプローチです。

そんな絞り込んだ戦略で利益になるときに取り、それ以外の時期はジッとガマンしてやりすごします。

 

流行のほこ先が変化したからといって、コロコロと商売を変えませんよね。

それと同じです。

 

情報を利用するか、情報に振り回されるか──。

勝つか負けるかを決めるポイントです。

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