新番組 【虎の穴】買いは分割、売りは一括の理由

マーケットの値動きを読みきることはできません。
だから、「分割」が必須のテクニックです。
 
でも、買い仕込みは分割でも、売り手仕舞いは一括、あるいは極めて回数の少ない分割が望ましいと考えます。
 
その理由は???
 
心理を考えた、デリケートな発想、微妙なコントロールを可能にするテクニックを解説しました。
 
 
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【普遍の売買法】うねり取りマスターセット

「うねり取り」は、昭和の相場師が好んだ手法ですが、1998年に初版発行の『うねり取り入門』は現在、34刷に至っています。
 
20年以上が経過し、そのころに生まれた人が社会人、さらに前のバブル期に生まれた人はすでに30代……でも、「うねり取り」の本が版を重ねて売れつづけています。
 
マーケット参加者も、時代とともに科学的アプローチに傾いている一方、極めて個人的な感覚で対応する「うねり取り」の手法が、多くの人に認められているのです。
 
好きなやり方で、自分が好きな値動きを狙うのが、私たち個人投資家のシゴトです。
でも、「うねり取り」という手法、その根底にある思想や哲学に、いちどは触れてみてほしいと強く思っています。
 
林投資研究所で新たに設定したセット商品は、「うねり取り」のど真ん中2冊。
 
輝太郎が残した『【詳説】うねり取り実践 ~株式売買記録と解説~』はタイトルのとおり、生々しい実際の売買記録に、輝太郎が実践的解説を加えた貴重な書籍です。
 
私の著書『うねり取り株式投資法 基本と実践』は、古典的うねり取りの解説に加え、未来の視点を意識して執筆しました。
 
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【プロの認識】予想はしない

予想をしてはいけない──。
 
予想(予測)がなかったら、売買アクションもありません。
「予想するな」って、どんな意味なのでしょうか。
 
こんな禅問答のような戒めの言葉が、金言・格言のように扱われています。
 
でも、実は最も大切なイメージ、売買を実践するうえで重要な考え方なのです。
今週アップした動画を、ぜひご覧ください。
 
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【思考で変わる】勝ち負けを決する要素

株価は、業績の変化といった合理的な要素だけでなく、「市場の人気」という不合理かつ予測不能の要因で変動します。
 
だから、個人投資家が機関投資家と同じ土俵で勝負しても、勝つチャンスがいくらでもあるのです。そもそも、全く異なるゲームをしているので、競合する部分が小さいともいえます。
 
結論として、個人がもつ知恵や経験、「儲けよう」という熱意で十分に戦えるはずです。
ところが、「どうして、こうなっちゃうんだ……」という残念なケースが多いかもしれません。
 
せっかくの知恵と経験を上手に整理して活用する──これこそが個人投資家、とくに兼業投資家の武器だと思うのです。
 
8月4日の動画は「稼ぐ投資家5つの共通項」と題して、私が考える5個の要素を挙げました。
 
「これ採用だ!」なんて、1つでも有効なヒントが見つかれば、動画の企画は大成功です。
 
 
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動画 稼ぐ投資家5つの共通項

株式投資(トレード)には上手下手がありますが、なにが成績を決めるのか──。

だれもが、十分な知恵と人生経験、そして「勝ちたい」という気持ちをもっているのに……

勝てる姿勢、勝つための情報整理、そんなヒントが1つでも見つかれば動画は大成功、「見てよかった」と思ってもらえるでしょう。

yajirusi-blue02.gif 視聴はこちら(林投資研究所YouTubeチャンネル)

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【基本テク】正しいナンピン

株を買ったら大きく下がった……ここで、「ナンピンするべきか否か」と考える──本当は、ナンピンではありません。
 
ナンピンとは、「計画的に」「想定どおりの分割を行い」「現実的な範囲で平均値を有利にする」大切なテクニックです。
 
想定以上に下がったから仕方なく買い増し……強いて言うなら「やられナンピン」。実は最大の禁じ手。そんな“必殺ワザ”を検討する状況をつくらないのが、正しいナンピンなのです。
 
「誤ったナンピンとプロの考える正しいナンピン」は、林投資研究所YouTubeチャンネルで最も人気のある動画のひとつです。
 
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【上級者の思考】損小利大

明日の株価、数日後の株価がわかればなあ──。
子どもじみていると理解しながら、誰もが空想してしまいます。
 
グズグズを打破する突破口は売買テクニック。
損のトレードを減らすのではなく、損の「金額」を小さく抑えるのです。
 
いわゆる「損小利大」
 
なるほどと納得するのですが、具体的にどう考えればいいのか……。
この問題をテーマにYouTube動画を企画し、3つの軸で解説しました。
 
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【思わぬ落とし穴】現物株投資はコワい?

「現物株投資は安全」といわれますが、本当でしょうか?
 
古典的な「うねり取り」の売買には、『片玉2分の1』という原則があります。
売りまたは買い、どちらかに傾けるのは資金の半分まで、という意味です。
 
「そんな安全策が必要なの?」
 
必要なのです。
 
5月7日の動画では、現物投資についての誤解を紹介しました。
 
土台がしっかりしていないと、せっかくの予測も、手間をかけた研究も、成果に結びつきません。一度見て納得すれば、まっすぐに進むことができます。一度だけ見てください。
 
 

YouTubeに番組をアップ

研究所のYouTubeチャンネルに新しい動画をupしました。10分程度でご覧になれます。

【知識 戦略 心得】
現物株投資は安全──本当にそうでしょうか?

これぞ盲点!!!
落ち着いて考えると浮かび上がる、「現物株投資3つの落とし穴」を解説します。

そして、なぜ「安全」といわれるのか、落とし穴にはまらない考え方とやり方を解説します。

▼著書『プロが教える株式投資の基礎知識 新常識』
(Amazon)

▼著書『ブレない投資手法 曲げない投資哲学 ~相場に立ち向かうための起承転結』
(林投資研究所オンラインショップ)