【思わぬ落とし穴】現物株投資はコワい?

「現物株投資は安全」といわれますが、本当でしょうか?
 
古典的な「うねり取り」の売買には、『片玉2分の1』という原則があります。
売りまたは買い、どちらかに傾けるのは資金の半分まで、という意味です。
 
「そんな安全策が必要なの?」
 
必要なのです。
 
5月7日の動画では、現物投資についての誤解を紹介しました。
 
土台がしっかりしていないと、せっかくの予測も、手間をかけた研究も、成果に結びつきません。一度見て納得すれば、まっすぐに進むことができます。一度だけ見てください。
 
 

YouTubeに番組をアップ

研究所のYouTubeチャンネルに新しい動画をupしました。10分程度でご覧になれます。

【知識 戦略 心得】
現物株投資は安全──本当にそうでしょうか?

これぞ盲点!!!
落ち着いて考えると浮かび上がる、「現物株投資3つの落とし穴」を解説します。

そして、なぜ「安全」といわれるのか、落とし穴にはまらない考え方とやり方を解説します。

▼著書『プロが教える株式投資の基礎知識 新常識』
(Amazon)

▼著書『ブレない投資手法 曲げない投資哲学 ~相場に立ち向かうための起承転結』
(林投資研究所オンラインショップ)

【カンタン分析】倒産企業を買わない方法

価格の安い銘柄を買えば、動いたときの上昇率が驚くほど大きい!
低位株投資の魅力ですが、なかには真のボロ株もあるのでチェックが必要です。
 
JAL(日本航空)は“親方日の丸”企業であるにもかかわらず、倒産を経て再生する過程で、既存株主の持ち分は完全にゼロになりました。一方、大きな事故を起こした東京電力は、そのまま上場を維持しています。極端な例ですが、読みきるのは難しいということです。
 
低位株投資のFAIクラブでは、カンタンなルールで倒産企業を避けてきましたが、2000年ごろからは「有利子負債比率」と「株主資本比率」を確認し、少しでも疑問が生じる銘柄には手を出さないことにしています。東証一部だけで2千を超える銘柄があるので、きわめて安全な枠を設定しても十分な数の投資対象があるからです。
 
少し前、私たちが使っている「ファンダメンタル分析シート」で数字を見る実例を、YouTubeで公開しました。約14分の動画です。
 
 
 
 
もっと精緻な分析をすれば、ちょっとアブない銘柄で、大きな利益を得ることができる──。
そのとおりですが、銘柄選定だけでなく売買実践を行うことが前提なので、机上の分析にばかり時間を割きたくないのです。また、その姿勢が銘柄選定の精度にも寄与しているはずです。
 
実践的かどうか、実用性があるか、いざというときに行動できるか……最終的な売り買いの実行に焦点を当てた思考が重要です。
 
※うねり取りや中源線では、基本的に、ファンダメンタル分析を行いませんが、以下の2点は共通項です。
 ・業績・財務が極端にわるい企業は避けるべき
 ・ざっくりと範囲を狭めるほうが実践的

アブない会社の見分け方

個人投資家が好む価格の安い銘柄は、上昇したときの率が大きく魅力的です。
半面、業績悪化、倒産といった懸念があります。
アブない会社を、どうやって見分ければいいのか──。
カンタンな基準を、実例を挙げて解説しました。

視聴はこちら(林投資研究所YouTubeチャンネル)