ルールづくりの難しさ | 林知之


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雇用調整助成金、無担保無保証の融資……事業を援助する制度も、窓口の役所が「平時」の対応しかしようとせずに非難を浴び、期間短縮や手続きの簡素化を図ったとか。

決まりを守って淡々と進む──日本人の強みだと思いますが、非常時の特別ルールをリーダーの力で進めてほしいと願います。

株価は、2月以降に驚くほどスピーディーな下げをみせました。
多くの売買システムが機能しなかった──こんな話が飛び交いました。

「だいたい、これくらいだ」と、平時の動きを軸にルールを決めるので、極端な動きまで数式化することが難しいのです。
十分に検証されたわけではありませんが、プログラム売買がムリに売ったおかげで極端に下げた、という説も業界内で話題となっているくらいです。

しかし、中源線は、期待以上にきちんと反応していました。
下げはじめでうまく陰転し、
底打ち後の反転で素早く陽転(=カラ売りの利食い)、
こういった銘柄が数多くありました。

あらためて、中源線の出来のよさを感じました。

平時の動きを想定した「普通転換」に加え、荒い動きに対応する「42分転換」があり、それぞれのシンプルな定義が高い対応力を生んでいるのだと考えます。

そんな自慢げな報告を、生放送でお届けしました。
4月20日夜の「マーケット・スクランブル」は、
「本領発揮! ホンモノの証 ~未曽有の乱高下に中源線はどう反応したか~」

新機材による撮影で、画質が大幅に向上しました。
ぜひご覧ください。
(中止も考えましたが、各種の対策を講じて1週間遅れで放送しました)

 

(後記)
コロナウイルスは「人から人」の感染といいますが、例えばスーパーで買った食材のパッケージにウイルスが付着しているなど、「人→もの→人」という感染経路が意外と多いのではないでしょうか。
公共の場のドアノブも同じですし、トイレはさらにキケンだと思います。
どこまで消毒するのか……現実には難しいのですが、なにかに触ったら、その手で顔を触らない、帰宅したら手をよく洗う、といったことを私は注意して過ごしています。

先号で述べた「公共の交通機関を止めるくらいは可能」は誤りでした。訂正しておわびします。

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