曲がり屋はどこにいる? | 林知之


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「当たり屋につくより、曲がり屋に向かえ」

古くからある相場格言で、次のような意味です。
『相場を当てている人は、そのうち曲がる』
『曲がっている人は、いつまでも曲がる』
  ↓  ↓  ↓
『当たり屋にちょうちんをつけるよりも、曲がり屋の逆をやると儲かる』

曲がる=相場の予測が外れる
ちょうちんをつける=同じポジションを取る

不思議なほどに、高値づかみ、安値たたきをする人がいます。
子どものころ、いませんでしたか?
必ず犬のウンコを踏んじゃう男の子。
そんな感じです……。

でも、仮にルール化して90%曲がるのなら、売り買いを逆にすれば「勝率90%」が実現します。
理論的には、あり得ないことなのです。

株価変動は、参加者の感情も含んでいます。
だから、株価を見て感情のままに行動すると、高値圏では「これ、すごくいい!」と買いたくなり、買うべき安値圏では「魅力ないよ」と興味がわかないのです。

また、曲がりつづける人は、ポジションを取ったあとの対応にも問題がありそうです。

私たち業界内部の人間も、「あの人、当ててるよね」とか、「オレは今、曲がっているから……」などと表現しますが、基本的には、『相場の勝ち負けは予測の的中率ではない』と認識しています。

「勝率○○%」といった広告に、惑わされないようにしてください。

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