言語化の限界 | 林知之


箸を使って豆腐を口に運ぶ方法って、マニュアル化できますか?
食べ方のマナーを示すことはできても、細かい力の入れ方を言葉にするのは困難です。

株価は明確な数字で示されます。
売買の結果(損益)も数字だし、利益率や勝率などもすべて数字です。

つい、数字を頼りに考えようとしますが、数字で表せないもの、言葉になりにくいものが重要です。

チャート事例が多い相場本のほうが売れるようですが、いたずらに事例があるよりは、ベースとなる考え方を明確に説明しているほうが有益なのは明らかです。

林投資研究所の「中源線(ちゅうげんせん)建玉法」は、値動きをパターン分析して数式で判断します。
“規定”のポジション操作もあります。

ただし、とことん計算づくで進めることは想定していません。
だから、個人の感性で「どう使うか」が現実の問題です。

書籍では、そのことを強調し、丁寧な解説を載せています。

インターネット放送「マーケット・スクランブル」では、4月から連続して4回、中源線の“おさらい”をお送りします。

☆4月8日、おさらいの「お」 →視聴はこちら(無料)

ルールに明るくない人向けのやさしい説明は、すでに実践している人の理解をより深くすると確信します。

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