「安い」だけで買ってはいけない | 林知之


2018年の下げは、年末の12月25日、26日でとりあえず止まった、とみることができます。

2018年12月27日、日本経済新聞には、『株売り止めた「1と10」』という記事が掲載されました。この記事から引用します。

1とは、PBR(株価純資産倍率)の1倍。25日の急落で日経平均株価の採用銘柄全体のPBRは0.99倍に下がった(加重平均ベース)。株価の水準が、1株あたり純資産さえ下回る状態であり、理論上は売られすぎのサインになる。
(中略)
もう1つの数字、10は日経平均の今期予想PER(株価収益率)の10倍だ。株価が1株あたり利益の何倍にあるかを見る指標で、日経平均採用銘柄で25日時点は10.71倍。アベノミクス以降では最も低い。
(引用おわり)

納得できる解説ですが、私たちプレーヤーは、ひとつ重要な観点を追加して考えなければなりません。

それは「時間」です。チャートのヨコ軸にあたる「日柄」です。

「割安な水準に達した」というのは、いわば傍観者の目線。
私たちは実際にポジションを取り、そのポジションを状況に応じて変化させていくことを求められるので、チャートのタテ軸にあたる「価格」だけでなくヨコ軸の「時間」も考え、2つの要素を合わせて浮かび上がる“トレンド”を考えなければなりません。

そんな実践的なアプローチで、低位株投資の連載を行っています。
ここまで売られたのだから、じっくりと低位株を物色しよう」ということです。

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