「日柄」という発想 | 林知之


月曜夜はマーケット・スクランブル!
7月9日の放送は、久しぶりに低位株投資の話をしました。
新刊の中身も紹介しながら、月足の読み方などポイントを解説。

オンデマンド映像は無料で試聴できます。

人の噂も七十五日といいますが、女房だけは昔のことを忘れません。
負けじと古い話を持ち出すと、「男らしくない」と言われてしまいます……。

 

株価が激しく上下する背景には、参加者のどんな行動があるのでしょうか。

上げ相場は、買い方が増えることで起こる現象です。
でも下げ相場は、売り方の参加で起こる現象ではなく、買い方の増加が鈍ることで上げ止まり、買い方が投げることでハッキリ下げるというのが背景です。

投げ遅れた買い方は、どうするか──。
安くなってから、時間が経過する中であきらめて売るのです。
それが、「整理の底練り」と呼ばれる横ばいの動きです。

下げることで投げを呼ぶのが「価格の整理」、時間が経過することで投げを呼ぶのが「日柄の整理」です。

多くの人があきらめ、新たに興味を示す人の少ない状況が、底練りの末期、つまり「上げの直前」「絶好の買い場」なのです。

いろいろな動きを相手にしていると、的中率は極めて低くなります。
しかし、月足を使って、安値に放置されている銘柄を観察すると、一定の精度で上げの直前を見極めることができます。

安値にいて、誰も見ようとしない低位株群ですが、ひとたび上がり始めると変化率が大きいのが魅力です。

問題は、どうやってタイミングを計るのか。
わかりやすいポイントを紹介したので、ぜひ番組をご覧ください。

オンデマンド映像は無料で試聴できます。

8月の放送は、この続編をお送りする予定です。

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