その売買、逆にしませんか?

今日アップした動画は「初心者の失敗あるある」。

もちろん、ベテランでも同じミス、勘違いがあり得ます。

土台となる大切な部分を、いちど考え直してみませんか?

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日本株正念場で、注意すべき売りサイン

陰湿に売られる日本の株式市場。

そろそろコツンと音がするか……

こんな相場だからこそ、「注意すべき売りサイン」の銘柄に焦点を当ててみました。

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ボロ株をつかまない! 最低限の理論武装

安値に甘んじる銘柄には、上昇時の率が大きいという魅力があります。

半面、「安かろう悪かろう」のボロ株をつかむリスクも・・・

すぐに理解できて今日から使えるファンダメンタル分析を、わかりやすく解説しました。

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Ⅴ字の切り返しを買う技術

個別の動きが戻ってきたようでいて、手を出すと難しい……

現在の相場において注目すべき値動きとともに、実践的に欠かせない注意点を解説しました。

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打診買いOK? 下値を固めて切り返す銘柄

メダルラッシュに沸くオリンピックとは裏腹に、株式市場は暗い雰囲気……。

でも、そんななか、ジワッと動き出す銘柄も散見されます。

あくまでも局地戦の構えですが、「打診買いからスタートできるか」と感じる銘柄をピックアップしました。

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8月2日放送のフォローアップ
林 知之

勝つための準備

夏枯れ相場──株式市場全体をひと言で表現するなんて、実践者の感覚から離れたイメージなので抵抗がありますが、言い得て妙、現在のように売買が低調で個別銘柄の方向感がない状況を上手に示していると感じます。

映像は、「YouTubeチャンネル「マーケット・スクランブル」」でご覧ください。
夏枯れ相場でやるべきこと、やってはいけないこと

キーワードは「確信」

売買は必ず「予測」を根拠にスタートします。
「上がる」と思うから買う、「下がる」と思うからカラ売りするのです。

でも、過去の売買をじっくり振り返ってみると、“なんとなく”ポジションをつくったケースもあるでしょう。

「ビミョーだなぁ」
「ヘタなことはしないほうが賢明かも」

こう感じながらも、「儲け損なうのはイヤだ」なんて心理が働き、つい手を出してしまう……相場あるあるですよね。

どんなポジションだって大きな利益の可能性を秘めているのですが、中途半端な気持ちで建てると、そのあとの処置がギクシャクします。そのポジションが当たっても、手仕舞いのタイミングがつかめなかったりします。ダメだった場合は、損切りが遅れます。

近未来の株価なんて誰にもわからないのですが、自分なりに「確信」がある場合に絞って出動することが肝心ですね。

どっちつかずなら、むしろカラ売り

株価は通常、純粋な企業の価値だけでなく、市場の「人気量」が乗っかっています。
今後の成長、業績好転、利益配分(配当)などへの期待が「買う」ことにつながり、株価を持ち上げる力が働くのです。

また、多くの市場参加者にとって株を買っている状態は、手元の現金を増やす手段。たとえ長期投資であっても、ニュートラルポジションは現金なのです。

だから、なにか大きな不安材料が出現するとショック安が発生します。
「とりあえず売っておけ」「換金しておこう」という動きですね。
反対に、ショック高というのは考えられません。

つまり、持っていることにリスクがあるというのが理論的に正解なのですが、現物市場では、ニュートラルポジションを離れて一定量の株式を持っているのが“通常運転”です。

企業は利潤を追求して利益の一部を株主に還元する存在です。年金運用が「株式の保有」で成立するように、買って持っているだけでプラスになると計算できるからです。

こうして分析すると、カラ売り時の値下がりリスクよりも、買いポジションの値下がりリスクが気になります。一般的な肌感覚とは逆ですね。

どっちつかずの動きに対して、それこそ“なんとなく”買いポジションを維持(放置)してしまいますが、実践論を突きつめると「保合は売り(カラ売り)」というのが答えです。

少なくとも、どっちつかずのときに多くの買いポジションを持つことはリスクが大きい、ということです。

裏切り対策

さて、最初の2項で述べたことを売買指針に反映させることを想像したら、「買いポジションを取るチャンスがないぞ」なんて感じるかもしれません。

でも、「いよいよ上昇」という動きを確認してから乗る、という発想を忘れないでください。

安く買うほうが有利といっても、「安いときに買っていなければいけない」ということではありません。最安値を過ぎ、上がりはじめてからタイミングを取って乗れば(買えば)、より短い日数で勝ち逃げすることができます。

現金を温存して待ち構え、メリハリのきいた売買でサッと乗る──。

もちろん、安心感がある状況なら、可能なかぎり安く仕込んでおくのが正解でしょうが、状況に応じたアレンジも必要です。

この点、番組で取り上げている「中源線建玉法」の考え方は、とても合理的です。

中源線では、かならず「逆行」を見て行動します。
下がってきただけでは買いません。
長く横ばいをみせても、やはり買いません。
そして、売りポジションを維持します。

ポンッと上がる動きを見て、「これはトレンド転換だ。上げトレンドがスタートしたのだろう」と判断して、やっと買いはじめます。

ヤラレ一直線の対応

番組でも触れたのですが、“なんとなく”の感覚で買いポジションを増やしすぎ、相場がガクンと下げたときに損害を被るのが、非常に多いヤラレのパターンです。

「相場が下がったから……」と嘆くのですが、単に買いすぎた、いや、見込み違いは仕方がないのですが、中途半端な気持ちでつくった買いポジションを、中途半端に持続してしまったという経緯が反省点なのです。

意外と大きく下げて損が膨らむこともありますし、たいした下げでなくても、あらためて「よし買い場だ」と感じたときに現金の余裕がないという、ザンネンなことが起こります。

売買におけるニュートラルポジションは100%現金──。

抑圧的でイヤな響きがあるならば、どんどん買っていく攻めの度合いを上手にコントロールするイメージで、「通常運転」の状態を見直してください。

私も現在、見通しは強気ですが、決して積極的には買っていません。
個別銘柄の動きがよくなってポジションが回転するようになるまで、グッと抑えながら買っていく予定です。

来週8月9日は祝日ですが、テーマ別の番組をお届けします。
タイトルは「暴落警戒!? 下値不安が拭えない日本株」。
強気で買い目線の私が、売り目線でお送りするという企画です。
お楽しみに!


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冴えない相場で灯る買いサイン

主役だった銘柄にも売り圧力が……それでも、スピーディーに下げる銘柄は少なく、光るような上昇をみせる銘柄もある──ポジションサイズを膨らませるのはキケンでも、買い目線を外せない、そんな意見が成立する観察結果があります。

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ファンダメンタル分析で値動きが読める?

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どんな視点が有効で、逆にどんな見方が役に立たないのか?

事例を挙げて実践的な解説をしました。

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