株式市場では通用しない努力・工夫がある | 株式投資「虎の穴」

私たちは社会人として、より良い結果を出すために努力・工夫をします。

ズバリ、競争に勝つためです。

 

努力によって、なにを得ることができるか──。

 

自分の能力を向上させるだけでなく、自分にかかわる人の姿勢や態度も含めて環境を変えることもできます。これが、社会人としての常識的な理解です。

 

でも、この感覚をそのまま売買・トレードというゲームに持ち込むと、混乱します。

 

相手にしている「株価」や、それを動かしている「ほかの参加者」を、努力や工夫によって変えることはできないからです。

 

株価は、すべて「マーケット任せ」です。

私たちにはコントロールできないのです。

 

コントロールできるのは、自分のポジションです。

自分のポジションとは、売買する数量とタイミングです。

「なにもしない」(手を出さない)という選択肢を含めて、自分のポジションは常に、100%コントロール可能です。

 

それなのに、つくったポジションについて迷ったり、不合理な判断をすることがあるのは、とてもバカバカしいことです。

 

例えば、「買った銘柄が弱含み……どうしようと思いながら『様子見だ』と言って放置する」みたいなケースが多く見受けられます。

 

自由意思でつくったポジションについて疑問があるのに、自由意思を封じ込めて放置するということは、唯一コントロールできるものを手放しているわけです。

これは、いけません!

 

そもそも、一般の常識による「努力・工夫で環境を変化させることができる」という認識を持ち込んで混乱していることが原因かもしれません。

 

売買・トレードというゲームで通用する「マーケット-のジョーシキ」を、一般常識を忘れて組み立てることが第一です。

 

単純なことなのですが、多くのオトナが錯覚に陥っている部分だと思います。

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