【ビジネス】旧正月前に | しがないディーラー

1月末に運用終了し、この数日は投資家への返金プロセスをスムーズに行うことを最優先にバタバタとしていました。
外国籍私募のヘッジファンドにおいては、第三者機関であるアドミニストレーターによるNAVの算出が前提であるため、社内で算出しているシャドーNAVはあくまでも参考値に過ぎない。
あくまでも弊社の場合ですが、NAVは月次で算出してもらっており、通常は彼らがT+8で計算してきたNAVを運用会社(IM)が最終確認し、投資家にステートメントを送るまでT+10。
日本、シンガポール、ケイマン、ルクセンブルクなどの関係する国や地域の休日も考慮しないといけない。
通常のペースでやると投資家への最終的な返金は旧正月の後になってしまう。
ということでこの数日は関係各社にプッシュして動いてもらいつつ、自分は休日返上で動いてようやく今週末までの返金にメドがつきました。
NAVの計算やら、ファンドのオペレーションを自分がやるなんて、この取り組みをするまでは思ってもみなかったけれど、立ち上げ期に様々な友人知人に教えを請い、彼らから学べたことはいい経験になりました。
色々とファイルを整理していて、本当に膨大な量のマニュアルやら、プログラムを書いてきたなぁと実感しました。
国内籍投信と外国籍投信の違い。
外国籍私募を国内で販売できる仕組みに取り組もうとした際に、その慣習の違いや独自性、構造的な問題など、色々と感じることも多かったです。
(今の市場環境には最適だと思いますが)ロングオンリーの投資信託がほとんどの国内投信。その一方で、ロングショートや様々なストラテジーが存在し、成功報酬があったり、最初に挙げたアドミニストレーターという存在が当然のようにあったり、国内投信とはかなり違いのある外国籍のファンド。
2023年に拠点を日本に移すことを検討したり、様々な取り組みをしてきた中でその違いや日本の独自性や特殊性も痛感しました。
少なくともこれまでの取り組みの中で、運用以外のファンド実務も沢山経験し、知ることも出来ました。設立当初は「Chief Everything Officer(CEO)」なんて揶揄されるような状態で、後輩達に委ねた運用以外のことは全部やらなきゃいけないような状態でしたからw
様々な地方に行く機会を得て、様々な場所で熱い想いをもって資産運用に取り組んでいる人達がいることを知ることも出来ました。
これまでいた世界だけで閉じこもっていたら、きっと知ることはなかったこと、気づかずにいたであろうことが沢山ありました。きっと出会うことがなかったであろう人とも沢山出会うことが出来ました。
これから「終わり」に向けて粛々と取り組んでいくことにはなりますが、今もこの取り組みを通じて頑張ってくれている若い後輩達の存在、そして自分自身も多くの経験ができたこと、様々な方にお会いできたこと、決して無駄ではなかったと思います。
これまで支援してくれた方々、お会いした方々に感謝です。
ようやく今日から仕事関係の友人知人と飲む時間をもちます。
色々とアポイントもいただきました。
久し振りに会う皆さんと語らう時間を楽しみにしています。

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