売買に求められる「情報」とは | 株式投資「虎の穴」

「今年の漢字」というのがありますね。

その年の世相を表す漢字が、京都の清水寺において、最高位の僧侶である貫主(かんす)が発表します。

 

そして、2025年の漢字は「熊」でした。

 

「なるほど」とか「えっ、それ?」とか、多くの人が反応すると思います。

でも、ちょっと待って!

 

漢字を決めるのは、寺でも貫主でもありません。

実は「公益財団法人日本漢字能力検定協会(漢検協会)」です。

 

一般からの公募で決定するということですが、とにかく、特別なものを感じる理由はないし、ありがたいと考えるような要素もないのです。

 

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情報化社会にいる私たちは、膨大な情報の整理と受信にエネルギーを使います。

結果として、「受け身の姿勢」が強くなっています。

 

株式市場の情報についても、全く同じです。

 

おカネは命の次に大切なのですが、そのおカネにかかわる問題でも、受け身の姿勢で情報を手に入れ、自ら考えることを放棄していたりします。

 

株価、業績データなど、売買対象とする個別銘柄についての「素の情報」をゲットし、そこから先はすべて自分で考えるべきです。

 

自分のおカネの増減につながる価値判断を、他人に委ねるような部分はゼロでなければならないと思うのです。

 

予測は難しい、値動きは激しい、売買結果(損益)はとてもシュール──まさに混乱のなかで好結果を出すには、自己コントロールが最重要です。でも、受け身の姿勢に傾いた時点で、その自己コントロールを手放すことになります。

 

そんなことを思いながら話したのが、2025年最後のYouTube動画です。

ぜひご覧になってください。

 

 

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