家庭の金属ゴミは、処分に苦労することがあります。
私はDIY好き。
水栓や電気器具の交換などで、ちょこちょこと金属ゴミが生じます。
こんな感じです。
自治体のルールに従って持っていってもらう方法もありますが、私の場合は仲よくしている職人に持っていってもらいます。
電気工事、内装などを、少人数で手がけている人です。
鉄などを、素材として専門業者に渡すと、少しばかりおカネになるそうです。
年末にまとめて処分して、スタッフに配る餅代くらいになるとか。
うちで出る金属ゴミなんて量がしれているので、持ち込んで計ってもらって……そんな手間をかける気がしません。それよりも、その職人に渡して、ついでに「最近どう?」なんて会話を交わし、さらにはDIYの悩みを相談して技術を教わったりします。
私が見つけた道具とか、ちょっとした技術を紹介すると、「おっ、いいこと聞いた」と言ってくれることもあります。ちょっとだけ、プロ同士の情報交換をしている気分で、これまた楽しいのです。
また、金属ゴミを渡して、そのかわりというわけでもないのですが、現場で出た端材をもらうこともしばしば。
材木、石膏ボードの切れはし、ダイノックシート、等々。
買うには量が多すぎる(最低単位の問題)、使うのは少しなのに金額が張る、といったものをもらえるので、助かっています。
「林さん、これ余ってるんだけど使う?」なんて声をかけてもらい、「これを使って、なにを作ろうか」なんて楽しく考える機会も与えてくれます。
少しの間、保管しておく手間があるだけで、金属ゴミが、私にとっての楽しみを運んでくれるのです。

