久しぶりに、たまご焼きを作りました。
妻が「冷蔵庫にある卵4個を使いきりたい」というので、よく作っていたよりは多めの量でしたが、それなりにスムーズでした。
たいした回数ではありませんが、一時期、つづけて作りました。
その経験で手際がよくなって、少し時間が空いても問題なかったようです。
株の売買も、地味な練習を通じて「シンプルな売り買いがスムーズにできる」ことが最優先だと思っています。
株式市場では、日替わりで状況が変化します。
それを追いかけて「いろいろな動きに、うまく対応してやろう」と考えるのですが、実際には難しい……取れるはずが取られる、不要な損失を生むばかりです。
料理にたとえたら、ちゃんと店を開けるくらい「いろいろな料理を上手に作る」必要なんて全くないと思うのです。
個人投資家、兼業投資家として、まずは狭い守備範囲を定めます。
その守備範囲で、決まりきったシンプルなやり方で、着実に利益を取る!
状況に合わせて多少のアレンジはするものの、やり方を大きく変えたりしない。
自分のやり方で取れない相場なら、ムリしてやろうとしない。
つまり、「同じたまご焼きしか作れないけど、たまご焼きなら安定して90点」といった感じです。
こういったシンプルな作業に慣れて、手際がよくなってから、「守備範囲を広げることはできるだろうか」と丁寧に考えるべきです。
市場は、相手の姿が見えないのですが、厳しい競争が歴然と存在します。
真剣勝負、「カネの取り合い」なのです。