先日、生まれ育った町、高円寺に行きました。
友だちの役者が、高円寺の商店街の店で朗読劇をやるので、見に行ったのです。
タイトルは『diary』。
台本、演出は友永コリエさん。
家族、親子のつながり、生き方をテーマにした内容です。
母親の日記、家族の交換日記を読み返すというシンプルな演出なのですが、泣いてしまいました。
そのあと、高円寺の商店街をかるく探索。
買い物をしたあと遅い昼食をとったのですが、日曜日ということもあって明るいうちから多くの人が飲んでいるではありませんか。
飲める店に入ったわけではありませんが、外のテーブルに人が座っている店がたくさんあるんですよね。
いやあ、活気がある!
人がいる場所、町、あるいは街は、こうでなくっちゃ。
最近、犯罪を警戒するあまり、子どもに「知らない人とあいさつしてはダメ」と教える親がけっこういるとか……それ、正しいのでしょうか?
たしかに、声をかけられて反応し、油断したところで犯罪に巻き込まれる、といったことがあるのでしょうが、例えば公園でくつろいでいる年寄りが、遊んでいる子どもに「こんにちは」と声をかけただけで110番通報された、なんて話も聞きます。
マンションの管理組合に、「うちの子は知らない人とあいさつしないことになっているので、マンション内で声をかけるのは禁止してほしい」と申し出る人がいて、その案が可決された、とか……
わるいヤツがいることも、知っておくべきです。
警戒心も、必要です。
でも、他人とあいさつするのもダメって……はなはだ疑問です。