株価の「自律的」な上げ下げとは? | 株式投資「虎の穴」

株価変動についての解説は、その要因となった「材料」を軸にしたものばかりです。

しかも後講釈……なんとでも言えてしまいます。

 

たしかに、各種のニュース、材料が株価に影響を与えているでしょう。

でも、どの材料がどれだけ、どのように影響しているかなんて確認できません。

 

そこで、「各種材料の分析は、いっさいしない」という発想が生まれます。

 

極端なことを言えば、「大勢の参加者が材料を評価して売り買いした結果、現在の株価がついている」「株価を見ていればファンダメンタル分析をしているのと同じ」ということです。

 

また、短期的な上げ下げについては、状況の分析を完全に捨ててしまいます。

  • 特に何事も起こらなくても、数カ月単位の短期的な動きは存在する
  • それは、自然に発生する株価の自律的な上げ下げである
情報を集めて分析しても株価変動を当てることはできない──。
「それなら、予測に注力するのではなくポジション操作に徹しよう」という、実践家による実用的かつ実践的な考え方です。
 
実際に「うねり取り」の売買を実践するのなら、自律的な上げ下げの波に乗ることを考えるだけです。
 
「自律的な上げ下げ」というものは、理論的には「仮説」でしょう。
でも、そもそも株価変動を正確に説明することができないので、すべての理屈が仮説です。結果(利益)につながるかどうか、が問題です。
 
なぜ株価が変動したか」ではなく、「この変動に対して、どう行動するか」です。
この発想がないと、常に情報さがし、正解さがしをしてしまいます。
個人投資家を惑わし、無責任な情報で煙にまく情報発信者の、カモになるだけです。

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