林輝太郎のインタビューを公開(新刊『億トレIII』より)

「借り物の知恵」ではなく、自分で見つけ、自分の手で積み上げた何かを土台にするべき──そう思っても、トレードの具体策は断片的なものになりがちです。

だから、真面目な実践者や成功者の内面に触れながら、そのときの素直な感覚を大切にすることが必要だと思うのです。

そんな思いから、多くのトレーダーをインタビューし続け、林投資研究所の機関誌『研究部会報』に掲載していますが、抜粋して単行本にまとめています。

  

以上3冊のうち、最新刊『億トレIII』~プロ投資家のアタマの中~の第1章、林輝太郎が語った「戦後の60年」は、幻冬舎ゴールドオンラインのWEBページにて、連載形式で無料公開中です。

連載の第1回は、終戦を迎えて士官学校から自宅に戻った林輝太郎が、生き延びるために行動してヤミ屋になった経緯です。
(毎週木曜日に更新、8月9日まで全11回です)

→ 連載第1回
相場師「林輝太郎」に聞く~相場の世界に入ったきっかけ

新刊の内容を公開(2)

現在「予約受付中」の新刊です。

とてもかるいノリのタイトルですが、中身は地味で丁寧、林投資研究所が30年以上も続けている低位株投資の手法「FAI投資法」の教科書として、実践的な説明を全力で盛り込みました。

→ 林投資研究所で予約(送料無料・6月15日優先発送)

→ Amazonで予約(配本は6月下旬の予定)

本日は、序章から抜粋した内容を、このブログで公開します。
  ↓  ↓  ↓  ↓

◎7億円を手にした男

ある男が、1,000万円の資金を5年で7億円にした。高いレバレッジを効かせた短期売買ではなく、地味な現物株投資を実践した結果だ。

この男は、大阪のとある団体で資金運用の方法を学んだ。それまで20年近くも株式投資をして全く成果が上がらなかったのだが、新しく学んだ投資手法で60銘柄ほどを手がけた結果、1銘柄も損をせず、地道な現物投資の繰り返しだけで驚異的な数字を達成したのである。

この投資手法は、1958年~60年ごろ、あるユダヤ人とその団体に所属する数人が、日本の株式市場を3年がかりで徹底的に分析して開発したのが始まりといわれるが、このあたりのことはハッキリしないし、そんな“衣”はどうでもいい。団体に所属する大勢の人が、実際に株式投資で大きな成果を上げた、というところが重要なのである。

記録では、16年間に売買した138人中、資産1億円を達成した人が71人(51.45%)、その中で10億円を達成した人が11人(7.97%)。当初の資金には個人差があったが、最低は100万円、多い人でも2,000万円程度だったというから、驚異的な数字である。

売買したメンバーのうち、1億円達成者71名以外は途中で脱落した。2名が亡くなったので、実際の脱落者は65人である。1億円達成の数字は驚くべきものだが、脱落者も非常に多いわけだ。

この手法こそ、本書で解説する「FAI投資法」なのである。ではFAI投資法とは、それほどつらく苦しいものなのだろうか。
否! 売買のルール、とくに「銘柄選定のルール」が確立されており、誰でもカンタンに実行できる投資手法である。

個人的な売買能力(技能)は、それほど要求されない。といっても、最後は個人の対応力で成否が決まるのだが、やさしい売買法を実践するうちに、自然に個人的な能力が身につく、ムダのない筋道が最初から示されているという特徴がある。

では、その団体で65人が脱落した理由は、いったいなにか。

脱落の原因は、ふたつに分かれる。ひとつは精神的なものである。
売買を続けるうちに、資金が着実に増えていく。高度な売買技術が身についた実感がないのに資金の増え方が急激だったせいだろうか、ノイローゼになる人が多かったという。

この話を聞いて「自分は大丈夫だ」と考える人が多い。だが、実際に億単位のカネを持ったことを想像してもらいたい。年齢が高いほど、また守るべきものが多い人ほど、順調に増える投資資金が根拠のない不安を生み、次第に増幅していくものだ。

さて、脱落のもうひとつの原因は、売買そのものである。
きちんとした売買を実行すれば、自分の意思に関係なく売買を手控えざるを得ないときがある。相場が相手である以上、当然のことだ。

実際にFAIクラブ(後述)でも、1989年から2000年まで買い銘柄を選定しなかった。この時は「大きな下げ相場だ」と判断し、それが見事に当たったのだが、相場環境によっては注目すべき銘柄が絶対的に少なくなることがある。そういうときに、物足りなさから余計な売買に手を出して自滅していった、ということである。

売買の頻度が高い方法は──そもそも「方法」として適正なのか、という疑問はあるが─攻めすぎて、いつか“ドボン”する。出動のチャンスを絞る手堅い方法は、その真の価値を理解する前に守備範囲を逸脱して迷走する……。この業界の、構造のようなものだ。

・カネを儲ける前に、カネを持てる器量をつくる
・自分の決めたことを徹底的に継続して守る

陳腐な精神論に聞こえるかもしれないが、大切なことである。

◎倍化する銘柄を選定する投資法

FAI投資法は、低位株を対象とする。ただ単に値の安い銘柄を対象とするのではなく、選んだ銘柄がまずは2倍になることを目標とする手法である。この場合の「手法」とは、売買法というより、銘柄選別法といったほうが正確である(もちろん、売買法もきちんとルールによって確立されている)。

東証一部銘柄から銀行、ガス、電力を除いた全銘柄を、価格帯によって3つに分ける(高いほうから値がさ株、中位株、低位株)。この低位株から、ラクに2倍になりそうな銘柄を選定して売買するのだ。

低位株の有利さは、1)下げにくい、2)上昇したときの効率がよい、3)心理的に買いやすい、ことである。一方で、数多くの銘柄の中で安値に放置されている理由があるわけで、倒産する銘柄は低位株から出るものだ。倒産しないまでも、安値の保合が長引けば気持ちを持続できないし、そもそも投資効率がわるい。この欠点を補って長所だけを引き出すのが、FAI投資法で規定された29項目のルールである。

選定メンバー(後述)全員が規定の月足チャートとファンダメンタルの資料(データスリップという)を使い、系統立ってまとめられたルールによって銘柄を絞っていく。多くの人間が同じ物差し(基準)をもって議論することで、相場で最大の敵である「独善性」を廃し、間違いのない答えを導き出す。そして、実践を通じて正しい感覚を蓄積することが、将来への道をつくっていくのだ。

ちなみに、将来の高値は予測不能、かつ予測者の努力が及ばない。だから、投資関連情報の「目標株価」なんて、無責任でバカバカしい限りだが、安全性確保のために「ラクに倍化するものを選ぶ」ことは、実践者として当然だ。「最低でも2倍」という銘柄選定基準を明確にする意味で便宜的に「目標」と定め、本書でもそう表現する。

(新刊『東証1部24銘柄でらくらく2倍の低位株選別投資術』序章「概要」より)

林 知之 著
A5判並製/208ページ
1,600円+税(1,728円)
発行:マイルストーンズ/発売:丸善出版

  • 序章 概要
    過半数を億トレーダーに導いた化け物
  • 1章 基本
    月足観測をもとにした現物投資の王道
  • 2章 規定
    実践者の感覚を重視した29のルール
  • 3章 実践
    初心者でもマネできるバスケット投資術
  • 4章 実績
    低位株選別投資の実力を徹底検証

新刊の内容を公開

新刊を宣伝するだけでなく、本の内容を確認してもらおうと思います。

本日は、「はじめに」(まえがき)を丸ごと掲載します。

新刊『東証1部24銘柄でらくらく2倍の低位株選別投資術』
はじめに
「制約」が「自由」を生み出す

多くの個人投資家の行動は自由すぎる。それが、株式投資で儲からない根本的な要因のひとつだ。

上がる理由を見つけては銘柄を仕込むのだが、インターネットの情報だったり、友人が手がけている銘柄だったり、配当利回りに目をつけた買いだったり、値動きを見ての短期狙いだったり……。

自由に行動した結果、コントロールが効かなくて塩漬けをつくる。少ない残り資金でヤリクリするが、どうしたって息苦しい。常識的なオトナ、立派な社会人が、こんな状況にあるのだ。

一方で、プロ投資家たちは、行動をコントロールしている。その差を生む大きな要因に、行動の「制約」がある。与えられた自由をそのままにしたら、だらしなくなるのは必然。塩漬け投資家は、そんな残念な落とし穴にはまっているだけなのだ。

自由に、いろいろな銘柄を手がけたい─そんな趣味的な気持ちを満足させながらも、プロと同じ売買を展開する方法が、この本で紹介する低位株の選別投資である。

株式市場に秘密はない

「人の行く裏に道あり花の山」──利益のためには他人が選ばない道を進め、という意味の相場格言だが、こんな言葉を持ち出して「わかりますよね?」と幕を引いては、いささか不器量であろう。

株価が高いときは皆と一緒に買いたくなり、安いときは皆と同様に不安になるものだ。人気銘柄が動意づけば、どうしたって気になる。「大衆の逆をやらないと儲からない」と考えるが、大衆の一人にすぎない自分が、どうやって真逆の感覚をもてばいいのか……格言に頼っても正解にはたどり着かない。

だが、論理的に「制約」を設ければ、思考はラクになる。

まずは、日替わり的な銘柄情報を、まともに評価しないことである。あまり好きな言葉ではないが、一般投資家を「勝ち組」と「負け組」に分けた場合、負け組の共通点は“情報弱者”であることだ。

情報の発信者は、自らが不利になることは避ける。競争社会では必然的に、受信者が不利になる。

安直に「儲けたい」と切に願う投資家ほど考えない、つまり、自ら情報をつくり出さないから、受け身の姿勢の情報弱者だ。だから賢い情報屋は、次のような論理で行動する。

 彼らをターゲットに、誰にも明日の価格すらわからないという事実には触れず、あたかも知っている、相当な確率で当てることができると錯覚させるような情報を発信すれば、「ここに秘密の答えがありそうだ」と反応してくれる。

 投資家が、いったん受け身の姿勢になると、“お化粧”だけで売る情報の表面的な面白さにはまり、常に新しい情報を心待ちするようになる。そして、どれが表の道で、どれが裏の道だかを考えることさえ難しくなってしまうのだ。

狙いを定めると精度が上がる

投資情報の構造を理解して、「儲かりそう」なだけの情報や、秘密めいた情報が気にならなくなると、株式市場の状況を冷静に観察することができる。

「上がるだろう」「下がるだろう」……専門家と称される人たちが語るが、それほど当たってはいない。「自分だけが儲かればいい」と考えて自由に競争する場で、真剣に買いだと考えている参加者と、確信をもって売りだと決断した参加者がいて“価格がついている”のだから、そもそも当てようと躍起になるのが間違っている。

その状況下でプロたちは、守備範囲を絞ることで迷いを絶ちきり、コントロールされた売買を実現している。得意な戦法だけに絞り、その戦法が機能するであろう特定の場面に狙いを定めるのだ。

考えてみれば、私たちが仕事や趣味で培った常識的なことなのだが、“おいしい”においの情報に目を向けたとたん、忘れてしまうのだ。やはり、ガイド役となる真実の情報が必要なのである。

本書で紹介するFAI投資法は、低位株に的を絞った選別投資法だ。「いろいろ銘柄を買って持つ」という、ごく一般的な投資法ながら、きわめて実践的な29項目のルールが常に正しい方向に導いてくれる。

40年以上前から林投資研究所が提唱している、長期トレンドを基準とした現物投資の王道、実績に裏付けられた運用哲学をベースに体系化された真の投資理論にぜひ触れてみてほしい。

2018年6月
林投資研究所代表
林 知之

FAI2018_pre.jpg

Amazonはこちらをクリック! (配本は6月下旬の予定です)

カチッとした線を引くな!

本日発行のメールマガジン「1分間の相場実践知識」の内容を、そのまま掲載します。メール配信をご希望の場合、こちらのページからお申し込みください。

ミソ汁ぶっかけごはんは、
「ごはんにミソ汁をかける」のか「ミソ汁にごはんを入れる」のか・・・

先号で、「『カチッと線を引く』部分は必要」と述べました。

でも、数字で説明できるカネの世界なのに、これだけ激しい値動きがある……、数字で片づかないことばかりだということです。

現在、予約受付中の最新刊では、詳しく解説していますが、俗にいう「3段上げ」「3段下げ」は、どうやっても数式で定義することができません。

仏の顔も三度、二度あることは三度ある、三日坊主、かけつけ三杯・・・

「3」という数字は、語呂がいいのかすわりがいいのか、便利に使われています。

「三人寄れば文殊の知恵」といいますが、4人いるとダメ、ということではありません。

でも、そんな定義が不可能な部分にも、「カチッとした線を引く」べきなのです。

新刊の到着をお楽しみに!
(6月15日、書店よりも約2週間早く発送予定です)

FAI2018_pre.jpg

Amazonはこちらをクリック! (配本は6月下旬の予定です)

カチッと線を引け!

本日発行のメールマガジン「1分間の相場実践知識」の内容を、そのまま掲載します。メール配信をご希望の場合、こちらのページからお申し込みください。

投資家のオフ会、投資クラブ、勉強会……集まることに大きな意義があるはずですが、カネのことで集まったのにカネでトラブるのが“あるある”です。

FAIクラブは1984年の発足、すでに30年以上も継続しています。

最新刊で詳しく説明していますが、クラブで手がけている「FAI投資法」のルールは29項目あります。

ただし、会のルールはいたってシンプル。

・売買は個人で行う
・知り得た個人情報を口外しない
・エンピツ1本さえ貸し借りしない

同じ手法を研究・実践するという、しっかりした軸がありますし、林投資研究所が主宰しているので安定性が生まれるはずですが、そのうえで不要なトラブルを避けるべくルールを定めているのです。

よく、無料の株式セミナーで知り合った人と意気投合し、「先日も深い議論を交わした」と聞くこともありますが、「妙な投資案件に誘われた」なんて話が圧倒的多数です。

誘った人がアブナイ集団の一員だったり、その人自身もだまされていたり……積極的に運用しようとしているので、引っかかりやすいのです。

「たった10円でも、借りたことを忘れるな。できれば借りるな」
「おごるときはケチケチせずに出せ」
両親から教わったことを思い出します。

カネの哲学は人それぞれでしょうが、売買の具体的な判断も含めて「カチッと線を引く」部分は必要です。

FAI2018_pre.jpg

Amazonはこちらをクリック! (配本は6月下旬の予定です)

5月7日放送のフォローアップ(3)
林 知之

プロが考える「値幅取り」

「値幅取り」は相場の醍醐味!

とはいえ、単に「値幅がほしい」と願うだけではカンタンに返り討ちに遭います。そもそも、「キモチいい~」というのが値幅取りを狙う理由ではありません。

未来がわからない相場の世界で、どのように値幅取りを求めるか。どんな方法で実現するか──ある意味、究極のテクニックです。

2018年5月7日のマーケット・スクランブルでは、プロが考える実践的な「値幅取り」を解説しました。

映像は、「過去の放送」でご覧ください。
(第132回 株式投資の醍醐味~「大化け銘柄」をつかめ!


【告知】林投資研究所が主催する中源線セミナーは、段階に応じて2種類あります。

実践コース【新設】

中源線のルールを理解している人が対象。
(ある程度の実践経験があることが望ましい)

実際の株価は見込み通りに動いてくれないことも……それを想定した戦略のはずが、感情はちがう反応をみせます。それだけでなく、実際に「戦略を見直すべきケースもある」のが現実です。

基本コースで学んだ「起こるであろう現実」を、さらに具体的に学ぶのが実践コースの内容です。

もう迷わない、独り歩きができる! これが実践コースのゴールです。

→お申込は、こちらをクリック!

基本コース

中源線のルールをガッツリと理解するためのコースです。
(書籍『新版 中源線建玉法』が必要です)

ルールの判定ができるようになり、その背景にある考え方もバッチリ理解している!
これが、基本コースが終了した段階の状態です。

→お申込は、こちらをクリック!


ここから、フォローアップブログの本編です。

「気持ちいい~~」からじゃないんです

値幅取りは、相場の醍醐味です。
実現すると、とても気持ちがいいのです。

しかし、私が「値幅を取れ」と主張している理由は、単に「気持ちがいい」からではありません。達成感があるのは当然ですが、達成感そのものが目的ではないのです。

「経費としての損失」を避けることができない以上、ある程度の値幅取りもないと、トータルの利益は伸びません。値幅取りは、一定のパフォーマンスを達成する意味で必要、その必要なものをゲットした満足感というのが、本当のところです。

いたずらに「値幅がほしい!」と考えるだけだと、売り場を逃したり、荒い動きの銘柄を手がけて苦労したりと、トレードが大きく狂う懸念が発生します。

「少し時間をかけてもいい、小さな波を無視して、利を伸ばすべくねばろう」

このように、ちゃんと考えがまとまっていないと、売買の途中で混乱してしまいます。期待と現実にギャップがあるので、無視すると決めた小さい波まで気にし始めて「いったん売っておけばよかったの?」と思ってみたり……結果論を持ち出して迷うのです。

ムチャをして値幅取りを目指すのではなく、冷静に「いけるだろう」と判断して取りにいくという上級テクニック、リスクを許容範囲に抑えながらの攻めだという点を、理解してください。

着実な利益とは

株式市場には不特定多数の投資家が集まり、「自分だけが儲かればいい」と考えて競争しています。だから、予測を「極めて高い確率で当てる」とか、「確実に利益を出す」方法はないのです。「確実」を期待するのは人間の心理ですが、あらためて考えて「それはないよね」とオトナの認識をもつことが大切です。

負けを小さく抑えながら、勝てるときに勝つ。手法にもよりますが、1カ月、半年、1年といった一定期間でプラスになるように頑張ります。私たちが目指すのは百戦百勝ではなく、その一定期間のトータルがプラスになる、つまり「着実に勝つ」ことです。

そのためには、勝てるときに勝つ、取れるときに取る、値幅が発生しそうなら可能な限り取るよう努めます。この部分も、「着実な利益」という言葉で私は表現したいと考えています。

2017年の株式市場について、平均株価などを使った各種の統計値から「市場全体がおとなしかった」と評する向きもありますが、個別銘柄で大きく上伸したものは多かったと思います。

それら個別銘柄の伸びを、どこまでつかまえることができたかを考えます。

どの銘柄が伸びるかを当てるのが難しいし、どれが早いかを推測するのも困難で、当たったとしても、動き出すまでの時間(日柄)が想定以上に長いケースがあります。

とはいえ、安値で静かな推移のときに仕込むのは、それほど難しくありません。丁寧かつ慎重に進めば、けっこう有利な価格で拾うことは十分に可能です。

では、買った銘柄が目論見通りに上がったあとは、どうでしょうか?
3割の上昇で終わるのか、2倍になるのか、3倍、4倍と伸びていくのか──人気が集まる動きには限界がないので、想定することそのものが難しいのです。

だからといって、大きな上昇を狙わない手はありません。例えば、安値で仕込んだ銘柄が5倍になった場合、2倍で売ってしまったら取り損ないが大きいと反省すべきではないか、といった議論があるのは当然です。

500円の株が、5倍の2,500円になった……動いた2,000円幅を丸々取るなんて、いくらなんでもムチャなイメージです。でも、せめて3倍の1,500円までねばることはできなかったのか、くらいのことは考えてもいいでしょう。

少なくとも、500円で買ったあと、初動でさっさと売って100円幅取れたなんて結果は、「短期で2割」なので十分な成功と呼べるものの、「もう少し取れなかったのだろうか……」と考えてしまいます。

基本を守り、過度のリスクを取らずに淡々とトレードを続けながらも、値幅取りのチャンスをものにする試みは必要だと思うのです。

野球で、大きなヒットを打った打者が、「とにかく手堅く」と一塁で止まってしまったら、得点のチャンスを減らしてしまいます。ムチャな走塁をしてアウトになったら元も子もないのですが、「二塁まで走れる」可能性を必ずチェックしますし、「いける」と判断したら三塁まで走ります。

トレードで、小さい利益を重ねながら、どこかで大きくヤラレてしまう、いわゆる「コツコツ、ドカーン」(利益コツコツ+損ドカーン」のパターンは、意外と多いのです。リスクを取って株式投資を行うのですから、リスクに見合った利益を期待すべきです。

それが、「安全管理を行ったうえでの“着実な利益”」です。

取れるときに取る!

中源線における予測法の部分は、「トレンドの発生を、少し遅れて検知する」と説明することができます。

安値から少し立ち上がった段階で「上げトレンド開始かな。買いだ」と判断し、高値から少し下げかけた時点で「下げトレンドだ。売りだ」と判断するのが、中源線のロジック(強弱判定の方法)です。

その結果、中途半端な往来では往復ビンタを食らいかねません。
連敗も、ごくふつうに起こることです。

そのかわり、大きなトレンドが発生したときに逃しません。
上げかけたところで買い始めますが、上がっているうちは陰転せず、買いポジションを維持することになるので、アタマとシッポは取れないものの「中身は丸取り」するのです。

その結果、「利益コツコツ+損ドカーン」ではなく、「利益コツコツ、損チョロチョロ+時たまドンと利益」くらいのトレードを期待できます。
そんな状況が現れたケースを、実際の中源線チャートで確認してみましょう。

赤が買い線で買いポジションを3分割で増減、黒が売り線で売りポジション(カラ売り)を3分割で増減させていきます。

7513コジマは、取れた場面()だけでなく、ギリギリ利益だった場面()や、ダマシで損した場面(×)が混在しています。このように苦労が続くのも、相場の現実です。よくあることです。

でも、最後の上げは急激、「続けていてよかった!」と感じられる動きです。

“女性とポジションは丁寧に扱え!”

最後の「ドンと利益」をものにするために、「利益コツコツ+損ドカーン」にならないために、丁寧に、淡々とトレードを続けることが大切なのです。

あら再陰転

見込み違いの損を小さく抑える(かつ時間をかけない)、そして、取れるときに取る──これを実現するには、前項で述べたように「丁寧に、淡々と」トレードすることです。でも、モタモタせず「機敏に行動」すべき場面もあります。

7205日野自動車は、上のチャートに示した期間、上げも下げも、中源線がほぼ上手に捉えています。でも、この期間の最後にダマシが発生しています。

赤い矢印の部分で、中源線が「買いだ」と判断して陽転したのですが、そのあとの黒い矢印で陰転しています。

弱い動きになったので「陰転」というのは当然ですが、この場合は、中源線における通常の陰陽転換ではなく、「再転換」というルールが適用されています。

買いと判断しても、中源線の売買は3分割なので、予定数量の3分の1しか買いません。現実を考えて「まずは3分の1」だけポジションを取り、残りの3分の2は状況に応じて3分の1ずつ出動させます(増し玉)。この3分割が、中源線のミソです。

その増し玉を行う前に逆行して一定の条件がそろったら、「再転換」と判断します。つまり、「以前のトレンドが続いていたようだ」という判定です。

再転換の場合、「まずは3分の1」ではなく、いきなり2倍の「3分の2」のポジションを取ります。タイミングが異なるだけで、最後は予定数量の満玉(3分の3)まで増やすのは同じですが、「再転換は3分の2」というメリハリのつけ方が、実践する人間にとって納得できる部分です。

全体的には丁寧に、常に淡々と売買しながらも、状況に応じて少し変則的な対応を行う部分が心地よいのです。

ちなみに、「再転換が起きたら大きく動く」というのが、中源線実践者の認識、そして期待です。

オレの銘柄

4月の放送でも紹介した5911横河ブリッジは、私自身が中源線で売買している銘柄です。数量の少ない実験売買ですが、それでも「丁寧かつ淡々」は必須なので、6銘柄のバスケット運用に組み込んだ1つです。下に、現時点でのチャートを示します(5月放送の前日、5月2日終値まで)。

この企業は増収増益を続け、配当額も以前の数倍あります。そんな変化を評価して順調な値上がりを続けてきたと考えて差し支えなさそうですが、「この先さらに伸びるの?」という疑問もあります。つまり、「業績の伸びで株価水準が変わったと説明できるが、それならば現在は天井圏で、今後は下げに分があるのではないか」といった捉え方です。

でも、相場は相場、何が起こるかはわかりません。
業績が現在の水準にとどまりながら、さらに大きな上昇をみせるかもしれないのです。

そもそも、中源線は「終値を結んだ日足折れ線チャートでパターン分析し、数カ月のトレンドを予測、3分割の売買で淡々と進んでいく手法です。業績は見ません。強いていうならば、業績は、「プラスにもマイナスにも大きな変化がないくらいがいい」というところです。

現時点では中源線が「買い」なので(赤い矢印の部分で陽転した)、2月の陰転で建てた売りポジションを手仕舞いして、買いポジションを持っています。「大局が下げに転じたあとは、売りで大きく取れるかもしれない」という期待はありますが、それをムリに中源線に持ち込むことはしないのです。

これも、「丁寧かつ淡々」とした姿勢です。
こうした地味な土台こそ、実現すると気持ちいい「値幅取り」が乗る場所だと思うのです。

これで、5月7日放送のフォローアップは終了です。
次の放送は6月4日(月)夜8時から、頭脳明晰な人を相場の落とし穴に誘い込む最大の錯覚に迫る予定です。
お楽しみに!


【無料】 林投資研究所「研究部会報」サンプル号
初心者からプロまで幅広い読者が自慢
時事問題、技法一般、中源線実践リポート、FAI投資法、FAIクラブ選定銘柄 ほか
発行 林投資研究所
どなたでも請求していただけます →こちらをクリック!


億トレIII 【2018年最新刊】
~プロ投資家のアタマの中~
珠玉のインタビュー集 第三弾。
林輝太郎ロングインタビューからプロギャンブラーまで
発行 マイルストーンズ/発売 丸善出版 
好評発売中 →こちらをクリック!
Amazonはこちらをクリック!


凄腕ティーラーの戦い方
~億を稼ぐトレーダーたち II~
人気の前作に続く、実践家の内面を知るインタビュー集。
勝つための秘密に迫る!
発行 マイルストーンズ/発売 丸善出版 
随時発送中! →こちらをクリック!
Amazonはこちらをクリック!


うねり取り株式投資法 基本と実践
古典の価値、これからのマーケットでの利用法を現代風かつ実践的に解説。しっかり儲ける、うねり取りのバイブル!
発行 マイルストーンズ/発売 丸善出版 
2017年8月新刊

目次などの詳しい情報はこちら(内容のチラ読みもできます)

Amazonで購入は、こちらをクリック!


入門の入門 中源線投資法
中源線の基本ルールを公開しているほか、すべてのトレードに通じるプロの視点を惜しみなく紹介。
林投資研究所オリジナル

目次などの詳しい情報はこちら(内容のチラ読みもできます)


新版 中源線建玉法
中源線の原典の書。ルール解説から現実の応用まで、詳しく解説。
林投資研究所オリジナル

目次などの詳しい情報はこちら(内容のチラ読みもできます)


中源線第一部(無料)
書籍『中源線建玉法』の「第一部 解説」には、無料配布版があります。印刷版(無料郵送)のほか、PDF版またはeBook版(ダウンロード)もあります。

こちらのページへどうぞ!



ブレない投資手法 曲げない投資哲学
~相場に立ち向かうための「起承転結」~

林投資研究所が発信する“渾身のメッセージ”
目次などの詳しい情報はこちら(内容のチラ読みもできます)


【詳説】うねり取り実践
~株式売買記録と解説~
たいへん貴重な売買の実記録と、林輝太郎による実践的な解説。
林投資研究所オリジナル(旧書名「株式売買記録と解説」)

詳しくはこちらのページでご覧ください。


FAIクラブの株式投資法
長年続く普遍的ノウハウ、低位株投資「FAI投資法」の原典。
林投資研究所オリジナル

詳しくはこちらのページでご確認ください。


※「研究部会報」および「中源線シグナル配信」は、林投資研究所が行っている投資助言サービスです。契約にあたっては、林投資研究所が交付する「契約締結前の書面」をよくお読みください。

5月7日放送のフォローアップ(2)
林 知之

コーフンしてはいけない理由

「値幅取り」は相場の醍醐味!

とはいえ、単に「値幅がほしい」と願うだけではカンタンに返り討ちに遭います。そもそも、「キモチいい~」というのが値幅取りを狙う理由ではありません。

未来がわからない相場の世界で、どのように値幅取りを求めるか。どんな方法で実現するか──ある意味、究極のテクニックです。

2018年5月7日のマーケット・スクランブルでは、プロが考える実践的な「値幅取り」を解説しました。

映像は、「過去の放送」でご覧ください。
(第132回 株式投資の醍醐味~「大化け銘柄」をつかめ!


林投資研究所が主催する中源線セミナーは、段階に応じて2種類あります。

実践コース【新設】

中源線のルールを理解している人が対象。
(ある程度の実践経験があることが望ましい)

実際の株価は見込み通りに動いてくれないことも……それを想定した戦略のはずが、感情はちがう反応をみせます。それだけでなく、実際に「戦略を見直すべきケースもある」のが現実です。

基本コースで学んだ「起こるであろう現実」を、さらに具体的に学ぶのが実践コースの内容です。

もう迷わない、独り歩きができる! これが実践コースのゴールです。

→お申込は、こちらをクリック!

基本コース

中源線のルールをガッツリと理解するためのコースです。
(書籍『新版 中源線建玉法』が必要です)

ルールの判定ができるようになり、その背景にある考え方もバッチリ理解している!
これが、基本コースが終了した段階の状態です。

→お申込は、こちらをクリック!


ここから、フォローアップブログの本編です。

トレードにおける「期待」のもち方

ポジションをつくるときは誰でも、“大いなる期待”をもちます。
「損しそうだ……」と感じながらポジションを取る人はいません。

そのはずなのですが……実際は、「手を出さずに儲け損なったらイヤだ」なんて考えで踏み切ってしまう、確信がないままポジションをつくってしまうケースが多いと思うのです。

明日の株価はわからないので、見通しが当たるかもしれない、しかし外れるかもしれない──トレードの大前提ですが、だからこそ「これはいける!」と確信できる状況のみ出動するという、クッキリした線引きが必要です。

たぶん、多くの投資家は、この部分がユルいのです。
だから、計算ずくの期待ではなく、「暴走気味の妄想」の領域に入ってしまうのです。

実際に、中源線のチャートを見ながら、ありがちな暴走を紹介します。

※赤が買い線で買いポジションを3分割で増減、黒が売り線で売りポジション(カラ売り)を3分割で増減させていきます。

番組で何度も取り上げている銘柄、2281プリマハムです。

300円台から1年超も買い線がつづき、あれよあれよと倍化しました。
これを見て、「下げるときもズルズルで、カラ売りのストレスを感じないダラダラ下げがあるのかも」と期待するのは当然です。

ただ、その期待は、あくまでも「可能性」です。
「そうなりそうだ」→「なるんだろう」→「きっとなる」→「逃してはいけない!」と思考が暴走すると、“いけないこと”をやらかしてしまいます。

「上げは1単位1,000株だった」→「陰転したら、1単位5,000株でいくぞ!」
「上げには乗らなかった」→「陰転したら、ガツンと株数を入れてやる!」

「臨機応変な行動」のつもりが、うっかり危険地帯に踏み込んでしまうのです。

チャートの中央あたりに、ダマシの連続があります。
陰転→陽転→陰転……最初の陰転が1年以上ぶりの転換だったのですが、そこから3連敗してしまいました。「こんどは!」と気合いを入れていた場合、このあたりでイヤになっているでしょう。

そして、最後に高値を取りにいく過程の買い線も利益はわずかだったので、そのあとの陰転時には、「こんどは!」チームの生き残りまで、やる気を失います。

すると、その陰転が見事な結果を出しました。
相場“あるある”の、実に皮肉な展開です。

コーフンしてはいけないのです。
利益を逃したり、無用な損を被ったりと、トホホの連続が待ち構えています。

落ち着いて戦略を見直すことはトレーダーのシゴトですが、その場の思いつきで株数を増やしたり、「やっぱ、この銘柄ダメ~」とかコロコロと方向を変えると、トレードの結果を振り返って分析することすらできなくなってしまいます。

でも「ワクワク」は必要です

オトナとして落ち着いた態度を維持しよう、ということですが、例えば“売買マシン”のような状態、まるでゴルゴ13のようにシゴトをこなすなんて、絶対にムリ!

だって、「カネがほしい」と思っているからトレードしているのであって、百戦錬磨のプロでも、絵に描いたような“賢者”ではありません。気持ちは俗っぽいままで、勝てば「よっしゃ!」と笑みを浮かべるし、負ければ「チクショー」とコドモのように悔しがるのが自然なことです。

ただ、そんなふうに感情を丸出しにしたとしても、わるい結果に直結させなければいいのです。淡々と売買する姿勢を固めておけばいいのです。
そのために、資金管理を考えたり、ポジションサイズ(株数)を丁寧に決めたり、そんな地味な作業を日々やっているのです。

そんな地味な作業の結果、トレードの「枠」が出来上がります。
「この枠から出たらダメだよ」ということですが、逆にいえば「この枠の中にいる限り安全、なにをしても大丈夫」ということです。

日常の行動、例えば、歩く、しゃべるといった動作は、誰でも上手にこなします。でも、「はい、カッコよく歩いて」とか「この文章をステキに読んで」とリクエストされると、意外なことに、驚くほどギクシャクして、おかしなパフォーマンスになるでしょう。

そんなギクシャクが起こらない、でも歯止めなく暴走することもない──そのために「枠」を設定するのです。「枠」の中にいれば安全なので、感じるまま、思うままに行動できます。自分で決めた細かいルールは守りますが、自由闊達(かったつ)に行動します。それが、自然な行動と良い結果に結びつくはずです。

こういった「計算」の中にいるのなら、感情的な「ワクワク」も暴走につながらず、むしろ“自然な流れ”を生むと期待できます。このように、生身の人間であることを前提にトレードを考えていくのが正しいと、私は確認しています。

ワクワクしたら出動する、ワクワク感が薄かったら出動しない、ポジションを維持しているうちにワクワク感が減退したら手仕舞う……適切な「枠」が設定されていれば、ワクワクを軸にすることで、十分に活動的、かつ丁寧な売買が展開されるでしょう。

好きな女性がいたからといって、いきなり抱きついたりしたら嫌われます。
そもそも犯罪です。

プリマハムの例でも、「この銘柄いいかも!」という思いつきは自然なこと、「この女性とつき合いたい」という本能による反応と同じです。

だからといって、コーフンして「バシッと張ってやる!」なんてノリは、期待する結果を生むはずがないのです。ルールはあってもマナーが存在しないのが株式市場という場ですが、自分なりの美学で独自のマナーをもっていないと、相手(株価)に嫌われてしまうのです。

まずは、やさしくデートに誘いましょう!

大化け株は育てるもの

さて、今回の番組テーマは、これです。

株式投資の醍醐味~「大化け銘柄」をつかめ!

でも、ちまたにある投資関連情報のように、「この銘柄が暴騰しますよ」といった、ヘンな銘柄情報とはまったく異質な考え方を紹介しています。

将来の株価なんて誰にもわからないので、現時点で値段がついている(売り買いが均衡している)状態を、独自の観点で分析し、「上がる」とか「下がる」と見通しを立てるだけです。

だれがやっても当たったり外れたり……サイコロをころがすのと大差ないのです。
だから、常に言っているように、「対応」で結果が決まります。

ダメなときは、ポジションを早めに切ってしまうことで、時間をかけずに損を小さく抑えることができます。でも、うまく乗れたときは、時間をかけてもいいからねばり、“利を伸ばす”ように努めます。

大化け銘柄を当てたとしても、取れなければ意味がありません。
自分の意思でポジションを維持する、つまり「育てる」必要があるのです。

それを実現するために、手法を考える、緻密に「枠」を設定する、そのうえで“ワクワク感”をないがしろにしない、といったプロの姿勢が、マネすべきお手本なのです。

次回のフォローアップ(3)は、「値幅取り」のまとめとして、プロが考える値幅取り、誰もが学ぶべきトレード哲学を紹介します。
お楽しみに!


【無料】 林投資研究所「研究部会報」サンプル号
初心者からプロまで幅広い読者が自慢
時事問題、技法一般、中源線実践リポート、FAI投資法、FAIクラブ選定銘柄 ほか
発行 林投資研究所
どなたでも請求していただけます →こちらをクリック!


億トレIII 【2018年最新刊】
~プロ投資家のアタマの中~
珠玉のインタビュー集 第三弾。
林輝太郎ロングインタビューからプロギャンブラーまで
発行 マイルストーンズ/発売 丸善出版 
好評発売中 →こちらをクリック!
Amazonはこちらをクリック!


凄腕ティーラーの戦い方
~億を稼ぐトレーダーたち II~
人気の前作に続く、実践家の内面を知るインタビュー集。
勝つための秘密に迫る!
発行 マイルストーンズ/発売 丸善出版 
随時発送中! →こちらをクリック!
Amazonはこちらをクリック!


うねり取り株式投資法 基本と実践
古典の価値、これからのマーケットでの利用法を現代風かつ実践的に解説。しっかり儲ける、うねり取りのバイブル!
発行 マイルストーンズ/発売 丸善出版 
2017年8月新刊

目次などの詳しい情報はこちら(内容のチラ読みもできます)

Amazonで購入は、こちらをクリック!


入門の入門 中源線投資法
中源線の基本ルールを公開しているほか、すべてのトレードに通じるプロの視点を惜しみなく紹介。
林投資研究所オリジナル

目次などの詳しい情報はこちら(内容のチラ読みもできます)


新版 中源線建玉法
中源線の原典の書。ルール解説から現実の応用まで、詳しく解説。
林投資研究所オリジナル

目次などの詳しい情報はこちら(内容のチラ読みもできます)


中源線第一部(無料)
書籍『中源線建玉法』の「第一部 解説」には、無料配布版があります。印刷版(無料郵送)のほか、PDF版またはeBook版(ダウンロード)もあります。

こちらのページへどうぞ!



ブレない投資手法 曲げない投資哲学
~相場に立ち向かうための「起承転結」~

林投資研究所が発信する“渾身のメッセージ”
目次などの詳しい情報はこちら(内容のチラ読みもできます)


【詳説】うねり取り実践
~株式売買記録と解説~
たいへん貴重な売買の実記録と、林輝太郎による実践的な解説。
林投資研究所オリジナル(旧書名「株式売買記録と解説」)

詳しくはこちらのページでご覧ください。


FAIクラブの株式投資法
長年続く普遍的ノウハウ、低位株投資「FAI投資法」の原典。
林投資研究所オリジナル

詳しくはこちらのページでご確認ください。


※「研究部会報」および「中源線シグナル配信」は、林投資研究所が行っている投資助言サービスです。契約にあたっては、林投資研究所が交付する「契約締結前の書面」をよくお読みください。

株価指標は役立たず?(5)

本日発行のメールマガジン「1分間の相場実践知識」の内容を、そのまま掲載します。メール配信をご希望の場合、こちらのページからお申し込みください。

「ひと言よけいなんだよ」と、よく言われます・・・

林の提案(前回のメルマガ)
「複数の条件を組み合わせて出動のチャンスを絞るんだ」

反論
「それじゃあ、勝率の向上はわずか、利益のチャンスを逃す」

この反論は、計算上は正しいと思います。
でも私は、現実の出来事を加味して“真の計算”をするべきだと考えます。

私たちは生身の人間です。
かつ、「カネがほしい」と欲しています。

だから、つい積極的になりすぎるのです。

大丈夫だと思っていても、大丈夫じゃないことが起きてしまうのです。

電車など乗り物の運行、
飲食店での注文の処理、
電子メールの宛先設定、等々

どんな作業でも「ヒューマンエラー」をゼロにすることはできません

トレードの場合、独りでやるものなので、微妙なエラーが増幅していくキケンがあります。

それを防ぐためには、ゆとりが必要です。
心のゆとり、そして資金面の物理的なゆとりです。

チャンスを絞ることで、「真剣になる場面だ!」と集中力が高まります。
結果として、見込み違いのときの処置が向上し、当たったときの利益を伸ばす効果が得られます。

売買のルールを構築したり改良するうえでも、より質の高いアイデアを次に生かすことができます。

投資家を無責任にあおる投資関連情報のセリフ、「機会損失」とか「持たざるリスク」といった言葉に惑わされず、必要なゆとりをつくることが、専業ではない個人投資家の基本姿勢です。


【無料】 林投資研究所「研究部会報」サンプル号
初心者からプロまで幅広い読者が自慢
時事問題、技法一般、中源線実践リポート、FAI投資法、FAIクラブ選定銘柄 ほか
発行 林投資研究所
どなたでも請求していただけます →こちらをクリック!


億トレIII 【2018年最新刊】
~プロ投資家のアタマの中~
珠玉のインタビュー集 第三弾。
林輝太郎ロングインタビューからプロギャンブラーまで
発行 マイルストーンズ/発売 丸善出版 
好評発売中 →こちらをクリック!
Amazonはこちらをクリック!


凄腕ティーラーの戦い方
~億を稼ぐトレーダーたち II~
人気の前作に続く、実践家の内面を知るインタビュー集。
勝つための秘密に迫る!
発行 マイルストーンズ/発売 丸善出版 
随時発送中! →こちらをクリック!
Amazonはこちらをクリック!


うねり取り株式投資法 基本と実践
古典の価値、これからのマーケットでの利用法を現代風かつ実践的に解説。しっかり儲ける、うねり取りのバイブル!
発行 マイルストーンズ/発売 丸善出版 
2017年8月新刊

目次などの詳しい情報はこちら(内容のチラ読みもできます)

Amazonで購入は、こちらをクリック!


入門の入門 中源線投資法
中源線の基本ルールを公開しているほか、すべてのトレードに通じるプロの視点を惜しみなく紹介。
林投資研究所オリジナル

目次などの詳しい情報はこちら(内容のチラ読みもできます)


新版 中源線建玉法
中源線の原典の書。ルール解説から現実の応用まで、詳しく解説。
林投資研究所オリジナル

目次などの詳しい情報はこちら(内容のチラ読みもできます)


中源線第一部(無料)
書籍『中源線建玉法』の「第一部 解説」には、無料配布版があります。印刷版(無料郵送)のほか、PDF版またはeBook版(ダウンロード)もあります。

こちらのページへどうぞ!



ブレない投資手法 曲げない投資哲学
~相場に立ち向かうための「起承転結」~

林投資研究所が発信する“渾身のメッセージ”
目次などの詳しい情報はこちら(内容のチラ読みもできます)


【詳説】うねり取り実践
~株式売買記録と解説~
たいへん貴重な売買の実記録と、林輝太郎による実践的な解説。
林投資研究所オリジナル(旧書名「株式売買記録と解説」)

詳しくはこちらのページでご覧ください。


FAIクラブの株式投資法
長年続く普遍的ノウハウ、低位株投資「FAI投資法」の原典。
林投資研究所オリジナル

詳しくはこちらのページでご確認ください。


※「研究部会報」および「中源線シグナル配信」は、林投資研究所が行っている投資助言サービスです。契約にあたっては、林投資研究所が交付する「契約締結前の書面」をよくお読みください。