8月19日の放送内容について、フォローアップ第1回を「週報」に掲載しました。
中源線をベースに解説しましたが、
あらゆるトレードに通じる「メリハリのつけ方」を考える内容です。

8月19日の放送内容について、フォローアップ第1回を「週報」に掲載しました。
中源線をベースに解説しましたが、
あらゆるトレードに通じる「メリハリのつけ方」を考える内容です。

過去4回にわたって、中源線のルールを再確認しました。
非常にシンプルなルールは実践者の感覚とすんなり一致し、なおかつアレンジの余地を残しています。
では、アレンジを考える際のポイントは?
「アレンジしている」つもりが、直近の成績をもとに当てにいき、「振り回される」状態になりがちです。
マーケット・スクランブル8月19日の放送では、過去の事例を「裁量で評価する」試みを紹介しました。けっこう深い話ですが、極めて実践的です。
映像は、「過去の放送」でご覧ください。
(第162回 メリハリをつけろ! ~「勝負所」の判断とポジションの取り方~)

中源線は、「逆行と逆行の組み合わせ」でトレンド転換を判断します。
下げトレンドでは、下向きの動き(前日比マイナス)が順行です。
中源線は、基本的に、順行を放置します。単に「利が伸びる動き」と考えるのです。
しかし、逆行には注意します。
そして、小さな逆行(兆し、「屈曲段」と呼ぶ)を抜く大きな逆行をみて「トレンドが転換したようだ」と判定します。
しかし、決して決め打ちをせず、まずは3分割の1回分、「3分の1」だけポジションを取ります。いわゆる「試し玉」です。
意外とアッサリ、陰陽(強弱)をひっくり返します。
しかし、慎重に「まずは3分の1」なのです。
中源線の特長である「素早い転換」によって、機を逃すことなく行動しながらも、ダマシを警戒して分割でポジションをつくるルールなのです。
では、残りの3分の2、本玉に相当する部分はどんなタイミングでつくるのでしょうか?

逆行と逆行の組み合わせで陰陽(強弱)を転換させるのが、中源線です。
しかし、その後の値動きしだいでは、あっさりダマシに終わるケースもあります。
そこで、中源線では、「転換後、その方向へ動く度合」をチェックします。
これが、二度目の判定です。
下の図は、売り線(陰線、黒)からのトレンド転換、逆行(AB)と逆行(CD)の組み合わせで「陽転」と判断した状況を示しています。

中源線は、転換時に素早く3分の1ポジションを取ったあと、増し玉は逆張りで行います。順張り的に陰陽転換を判断するのですが、増し玉の入れ方は逆張り、「押し目買い」または「戻り売り」という意味です。
でも、DEの押しでは増し玉しません。
「二度目のライン」を越えていないため、「転換の確度はまだ低い」と考えるのです。
DEのあと、切り返してFに至ります。これで、転換後の新値を更新しました。
「二度目のライン」を越え、「この先は押し目で買い増し」と姿勢を変化させます。
「まずは行動」「でも慎重に進む」という、実践者のデリケートな発想が、シンプルなルールに盛り込まれているのです。

「二度目のライン」を越えるまで、増し玉はしません。
即座に建てた3分の1のポジション、つまり、試し玉だけの状態で動きを見守ります。
下に示す図のように、転換がダマシだったと判断するケースがあるからです。

このように、「二度目のライン」を越える前にズルズルと逆行した場合、またしても素早く陰陽(強弱)をひっくり返します。
このルールも、中源線独自の考え方によるもので、「再転換」と呼びます。
被害は3分割の1単位のみで、最小限に抑えられます。
また、「再転換した」「転換前のトレンドがつづいていたんだ」と考え、いきなり3分の2(2単位)のポジションを取るのです。
機敏な判断とともに、まさに「相場を張る感覚」がルール化されています。
ここが、中源線のおもしろい部分なのです。

私たち実践者が強く願うのは、相場の先行きを「当てる」ことです。
でも、市場に集まる売り買いで価格が動くので、その売り買いを出す実践者の予測が高い確率で当たるなんて、どうしたってあり得ないことなのです。
だから、多くのプロが、「予測の的中率は50%前後がちょうどいい」と言います。
できないことに挑戦するのではなく、ポジション操作という「対応」で乗り越えようという“実用性”を重視した考え方です。
中源線も、この点を強く意識してルールを規定しています。
素早く判断して行動する一方で、3分割の慎重なポジション操作を行います。
「見込み違いでした」と認めて方向転換するのは、心理的に抵抗がありますが、そんなときの行動もルール化しているのです。
私たちが、なんらかの仕組みを構築する際、ミスがない完ぺきなものを目指します。しかし、本当に100%うまくいくものなんて、つくることはできません。だから、ミスを容認し、ミスが大きな被害にならないようにしたり、ミスに早く気づいて対処できる構造を工夫します。
こうした現実的な考え方を議論した結果、個々の判断基準をバランスよくまとめて体系立てたものが「中源線建玉法」です。
シンプルなルールは実践者の感覚で納得できるうえに、アレンジも容易です。
一般的な売買ツールとはちがい、ロジックをすべて公開しているからです。
中源線の基本ルールを解説し、「ルールを決めて臨む場合の現実」を掘り下げた一冊が、『入門の入門 中源線投資法』です。
中源線のアレンジは、実にやりがいのあるシゴトです。
3分割の売買ルールには、すでに「メリハリ」が盛り込まれているのですが、自らの感覚を盛り込む、「中源線に自分自身を入れる」行為は、さらにメリハリをつくろうとすることだからです。
矛盾するような、しないような・・・番組でも基本的なことを述べましたが、フォローアップ第2回および第3回では、このあたりのデリケートな部分に突っ込んでいきます。お楽しみに!

※番組フォローアップ(2)および(3)は、「中源線シグナル配信」(対象:全上場銘柄)の会員限定のブログに公開し、同時に会員限定でメール配信も行います。
東証1部24銘柄で※「研究部会報」および「中源線シグナル配信」は、林投資研究所が行っている投資助言サービスです。契約にあたっては、林投資研究所が交付する「契約締結前の書面」をよくお読みください。
本日発行のメールマガジン「1分間の相場実践知識」の内容を、そのまま掲載します。メール配信をご希望の場合、こちらのページからお申し込みください。
妻に向かって多くの言葉を並べてパーフェクトな説明。
しかし、「で?」と言われてノックアウト。
カードを使い切り、次の一手がないのです……。
「買い場だろう」と考えて買ったら、どうやらちがう。
サッと投げて次の場面を待つ。
これを、何度でも、全く動揺せずに実行するプロは多くいます。
でも、精神力で打ち勝っているというよりも、「投げ」も「買い直し」も、そのあとの「投げ」も、すべて事前に用意した『次の一手』ということです。
マネしようとしてできない理由のひとつに、「時間軸のズレ」があると考えます。
非常に短期間の変化を基準に判断して出動したのに、その後の対応は時間が長い、というパターンです。
すぐに投げることなく、のんびり進むのなら、それを前提に、ゆっくりと少しずつ建てるのが正解です。
チャートを捉える、決断する、行動する、対処する・・・すべての時間軸がそろうと、混乱は最小限に抑えられるはずです。
昨日公開の動画、うねり取り練習帖(一生稼ぐ相場の技術)は、中源線のルール解説、第2回です。
分割で買った、でもダマシと判断した……。
中源線の機敏な判断と、それを実行しやすくする3分割の売買。
『次の一手』を整えるうえで、どなたにも参考になるでしょう。
世界情勢の混乱、不意な要人発言・・・相場を分析すればするほど混乱しがちです。
しかし、ある意味、「売りと買いしかなく単純」。
不要な思考が渦巻くだけだったりします。
値動きを、自由な感性で捉え、自由闊達(かったつ)にポジションを動かす──。
『うねり取り』の売買です。
ところが、きっかけが足りないと感じたりもします。
ひとつの答えが、中源線建玉法(ちゅうげんせんたてぎょくほう)。
「規格化された出発点を決める方法」と説明されるように、値動きを見て「上げがスタートした」「下げ始めた」と判定するのですが、そのルールは人間の感覚で深く納得できます。
【YouTube番組】うねり取り練習帖 一生稼ぐ相場の技術
後半に入り、いよいよ中源線のルール解説です。
第13回は約12分、中心となる「普通転換」の解説です。
→ 視聴はこちらをクリック(無料)

(後記)
溶けるほどの暑さで、体はつかれています。
こまめな水分補給、ムリせず休む、大げさに注意すべきです!
林投資研究所が年6回発行する、株好き、トレード好きな個人投資家のための機関誌、『研究部会報』2019年7月号は本日、7月30日発行、会員のみなさんへは全国一斉に発送しました。
本日発行のメールマガジン「1分間の相場実践知識」の内容を、そのまま掲載します。メール配信をご希望の場合、こちらのページからお申し込みください。
資金の余裕は多いほどよし──。
林投資研究所の公式ツイッターでつぶやく、格言・名言のひとつです。
FX取引を行う人などに多いようですが、「5万円を100万円にしよう」といった試みがあります。
なくなっても5万円、うまく運べば95万円の利益、いや、短期間で20倍!
可能性もゼロではありません。
やってみたくなりますし、それを実現したというような書籍も目に留まります。
でも、100万円を実現したあとは・・・再び短期で20倍、一気に2億円ですか?
どこかでドボンするでしょう。
「適当なところで安全運転に切り替える」と考えるかもしれませんが、なにが基準なのか……。
昨今、高齢者ドライバーによる交通事故が問題となっています。
手軽なオートマチック車、ハイブリッドやEV車はモーターは低回転でもパワーがあることが一因という指摘もありますが、パワーのある道具を、ゆとりをもって動かすのが安全なはず。
(事故の場合、コントロールの問題だと思います)
「資金が小さいうちは思いきって勝負!」ではなく、「資金が大きくなったら、一部で思いきったことをしてもOK」と考えるのが現実的です。
高齢者の事故に思う相場の「退き際」 ~オトナの運用を追究する~

7月24日、前篇をアップしました。
(後記)
関東もすでに夏の様相ですが、
台風6号が接近中。
気をつけてお過ごしください。
高齢者ドライバーによる交通事故が社会問題となり、メディアにとって「必ず取り上げるべき」ものとなっているようです。
だから、ニュースを見て感じるほど激増しているわけでもないはず。
でも、増えているのは間違いなさそうですし、そもそも件数が多いとか少ないの問題ではなく、社会全体で「ゼロに近づけること」を目指すべき課題です。
ふと、高齢になって相場を張っているとキケンなのかと、あらためて考えました。
証券会社は、高齢者の信用取引を制限したりしますが、それで正しいのかと突っ込んで考えてみるべきことだと思います。
まずは前篇、自動車事故の現状を考えた「便利すぎるのか」を公開しました。
→ こちらをクリック! (林投資研究所のブログ)
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依然として世間の関心が薄れない「老後2000万円問題」。
私は、炎上の原因を“切り取り報道”と述べました。
注目を浴びた報告書には、いろいろな情報がありました。
その中に「日本の高齢者は元気だ」なんて記述も。
・就労者割合が格段に高い
・運動レベルが高い
・労働意欲が旺盛
・思考レベルも高い
(数的思考力や読解力テストの結果)
・インターネット利用率が高い
切り取ることがわるいわけではありません。
情報の一部を拾って自分用に利用するのが当然です。
「いけない」とされるのは、公正さが求められる場合です。
さて、「日本の高齢者は元気だ」を拾ったあと、どうやって自分用に加工するか。
情報の「評価方法」ですね。
「ずっと働けという政府の陰謀にまんまと乗るのか」
こんなふうに憤るのも選択肢のひとつですが、
「そうか、元気に生きよう!」
なんて感じでノリノリのほうが、生き方の選択肢が増えておトクな気がします。
林 知之
(後記)
春に夏日がつづき、7月は低温……
梅雨明けはまだでしょうか。
よい週末をお過ごしください。
「うねり取り」は、株価の波を泳ぐため自由闊達(かったつ)にポジションを動かしていくトレード手法。個人投資家ならではの取り組み方です。
では、どんなふうに自由闊達なのか、どんな対応が基本なのか──。
図を示して詳しく解説しました。ぜひご覧ください。
→ こちらをクリック!(YouTube動画、視聴無料)


話題の「老後2000万円問題」については、オトナとしての情報整理、そしてゴールは「自分の行動指針」でしょう!
私が気づいた観点、カネの問題を考えるうえでの意見が、役に立てばなによりです。