株で儲けるための方程式(2) | 株式投資「虎の穴」

 


1月7日(水)のブログ ↑ のつづきです。

株で儲けるための方程式──いろいろな観点があるでしょうが、「勝率を高めようとするな」という言葉を今回の結論とします。

勝率が高くても儲からないことがあるのが、現実の相場です。
例えば、1,000株買って40円幅取り、同じ銘柄を再び1,000株買って、また40円幅取ったとします。
でも、3回目に「これはイケる!」と株数を3,000株にして30円幅の損切りをしたら、トータルはマイナスです。

 

「2勝1敗」という戦績なのにマイナス……ザンネンですが、相場あるあるです。

狙った銘柄に手を出し、「まだダメだ」と撤退を繰り返しながらも、しつこく追っていく──プロなら、当たり前のようにやることです。

例えば5千株買う予定で狙いをつけ、分割で仕込みはじめ、数百株に達した時点でいったん撤退……これを4回繰り返して“経費の損失”が蓄積された。
でも、5回目に買いはじめたところ「乗れた」という感触を得て、予定どおりの5千株まで買い進んでそこそこの値幅を取ることができた。

いわゆる勝率はわずか20%ですが、問題なく売買を進め、期待どおりに利益が出たのです。
予測の的中率と実際の利益は、決して比例しません。
だから、「勝率を高めようとするな」という考え方が大切なのです。


勝率が高いと儲かる」というのが、錯覚なのです。

現実の利益は、「株数×値幅」です。
また、その売買に費やした「時間」も重要です。

そもそも、みんなで競争して、いわば“当てっこ”をしているので、「半分の人しか当たらない」という計算が原則でしょう。

「上か下か」で50%ですが、「上がる」と予測したのに横ばいだったら、これも当たりとはいえません。「上」「下」「動かない」と3通りの結果があるので、予測の的中率は33.3%……これが現実の数字かもしれません。

3カ月間で「2割上がる」と予測して買ったら、1割の上昇だった──上下は合っているし、利益ですが、これを「当たった」と呼べるかどうか……。

断面的に「勝率」を気にすると、大切なものが見えなくなってしまいます。
 

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