日経平均5万円の内容 | 株式投資「虎の穴」

日経平均が初の5万円をつけたのは、くしくも私の誕生日でした。

ふだんから「日経平均を見るな」と説いているのですが、なんとなく気分はよいのもです。

しかし、多くの人が指摘しているように、ひと握りの銘柄の上昇が指数を押し上げている構図があります。個人投資家の多くは、「日経平均がこれだけ上がっても、オレの銘柄だけは動かない」と嘆いているはずです。

 

個別銘柄の動きは常にバラバラで、日経平均の動向に関係なく、上がるものと下がるものが混在しているのが当たり前です。

 

でも、ここ半年の動きは極端で、株価指数というものの位置づけを、今まで考えていなかった人まで考えさせられる状況ではないでしょうか。

 

私は、それなりに伸びた銘柄を利食いして、手持ちを減らしています。

中長期的にはガリガリの強気なので、適度に押して、買い直しの機会があることを期待しています。

 

「株価指数=全体」という安易な観点で予測すれば、高市政権誕生、さっそくにスピーディーな改革実行という現状から、好材料出尽くしで落ち着く場面がある、というところです。

 

でも、短期的な予測なんて、ほぼ当たりません。

 

株価指数が高値を追うなかで、すでに2カ月ほど下がっている銘柄もあります。

あるいは、半年間も株価指数が上伸しているのに、安値圏で全く動かない銘柄もあります。

こうした銘柄群については、静かに拾っていこうと思っています。

 

さて、今日は文化の日。

それぞれ用事などがあるでしょうが、相場について考えて新しい発想が生まれることもあるでしょう。

ただ、思いつきを即実行に移すとか、特に「休み明けにポジションを増やす」ことには、十分に注意してください。いらぬことをしてしまうケースが大半です。

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