湯船にゆっくりとつかって体を芯から温める──とても重要だといわれます。
「国民全員が毎日、しっかりと入浴したら、医療費の負担が半分になる」
こんな意見を言う専門家もいます。
結婚してイギリスに住んでいる長女が、次のように言っていました。
「やっぱり、日本式の湯船でゆっくりと入浴するのが健康にいいみたい」
これらの情報から、「健康のために、きちんと入浴しなくちゃ」と思うのですが、いざ入るとジッとしていられない……子どもが小さかったころは一緒に入って「100数えなさい」なんて言っていたのに、自分はやらないんですよね。
最近、「スーパー銭湯で湯治」というアイデアを耳にしました。
湯治とは、最低でも1週間以上かけて、温泉につかりながらケガや病気を治したり体調を整えることを指すと思います。
でも実際は、「行きたくても行かれない」という人がほとんどでしょう。
すると、それを言い訳に体のことを放置してしまいがちですが、いやいや、スーパー銭湯に通えば、「湯治もどき」が実現しますよね。
仕事を含めた日常生活がそのままでは湯治本来の効果を得られないでしょうが、なにもしないよりも格段にいいはずです。
行ってお金を払えば、3分で湯船から出てさっさと帰るなんてことはしないはずです。
だから、例えば週に1回でも、行ってみようと思い立ちました。
自律神経の調整、胃腸の機能回復なども期待できそうです。
さて、行くことを習慣にするのがカギです。
そこで、妻と2人で行くことを前提に、次のようなルールを考えてみました。
- お互いに声をかけ合い、スケジュールを調整する
- 当日の夕飯についてお互いに協力して工夫する
- 行ったら30分以上は中にいる
さっそく、家から近いスーパー銭湯を検索しました。