先日、真夏のゴルフに持参する暑さ対策グッズを紹介しました。
実際に使ってみた感想を述べるので、日常生活の暑さ対策に役立ててください。
気温が高いので、否応なく体温が上昇します。
そこで、乗用カートで移動中、あるいは前の組のプレーを待っている間に、氷嚢で体を冷やしたい、いや、冷やす必要があると感じます。
私は、乗用カートに座っているときは股にはさんで、足の大動脈を冷やします。
これが、いちばん効く気がするのです。
あとは、脇の下ですね。
したがって、氷嚢を入れておく保冷バッグと保冷剤は必須です。
氷嚢に氷を目いっぱい詰めても、9ホール(約2時間)終了前に、生ぬるい水になってしまうからです。
ちなみに、プレー終了後のシャワーでは、少しの間、水を足全体にかけます。
血液の温度が、少なからず上昇しているので、有効な方法らしいですよ。
深部体温(体の中心部の温度)が上昇すると、熱中症のリスクが高まるそうです。
ふだんでも、暑い戸外から帰宅したときは、サッとシャワーを浴びて汗を流しながら、上昇した体温を下げるのもいいのではないかと思います。
ネッククーラーは、顔に風が当たるので、ちょっと気持ちいいのですが、いちいち手に取って首にかけてスイッチオン……めんどくさいので、氷嚢に集中するほうが正解のような気がします。
意外と効果があると感じたのは、傘です。
写真の傘はゴルフ用の晴雨兼用タイプ。
65cmですが、軽量で270グラムしかありません。
「めんどくさい」と感じないで使うようにと選んだのですが、正解でした。
ニュースで見たのですが、2021年の東京五輪・パラリンピック開催前、東京都が大会ボランティア用に作った「かぶる傘」は、ダサいという理由で大不評でしたが、今年の暑さのなかで見直され、人気急上昇中とか。
たしかに、ファッション的にはダメですが(笑)、両手が空く、頭部への日光を遮る、という意味で優秀なグッズですよね。
とりあえず、街中でも日傘の使用を積極的に考えるべきかと。
カッコわるいけど「かぶる傘」、ちょっと場違いだけどゴルフ用の傘などから、大きさ、重さ、デザインといった観点で、ベストなものを試してみたらいかがでしょう?