先週、「株は、ゆっくり買うほうが儲かる」というタイトルのYouTube動画をアップしました。
この動画で詳しく話しているので、見てほしいのですが、その一部を簡潔に、ここで説明しようと思います。
「先回りして買う」ことが、儲けるための鉄則ともいえます。
大きく上がってから買うと、いわゆる売り場である高値圏で買いつくことになるからです。
でも、先回りしすぎるケースが多々あると思うのです。
先回りしようとした結果、買うのが“早すぎる”ということです。
安く買ったけど、時間が経過しても上がらない……ほかの銘柄が上がっていく……。
買った銘柄で資金が固定され、動きに乗れない、目の前のチャンスに手を出せないというのは効率がわるいわけです。
思惑どおりに上昇しても、上げトレンドのスタートまでに時間がかかったら、その時点で精神的な疲労があります。つい、早めに売ってしまいます。
ゆっくり買った人、上がりはじめてから乗った人のほうが、ねばるのがカンタンです。
ゆっくり買うと、「チャンスを逃してしまう」と考える人が多いでしょう。
たしかにチャンスを逃すケースはありますが、早く買いすぎてリズムがわるくなるマイナスのほうが大きいと思います。
相場・トレードは「安く買う」ことを競うゲームではありません。
なるべくリスクを取らず、可能ならば短めの時間で、上げの波に乗る、「上げトレンドのときに買いポジションを持っている」ことを目指すゲームです。
どうもうまくいかない、株価変動に合わせられないという場合は、仕掛けのタイミングを思いきり遅めにしてみるといいのではないでしょうか。