私は祝日、自宅に国旗を掲げています。
でも、国旗を出す家がずいぶんと少なくなりました。
休日は出かけるとかマンション住まいだから場所がないとか、そういった事情もあるでしょうが、戦争についての歴史的解釈がゆがめられた結果、自分の国を大切に思う=右傾化=軍国主義、みたいな感覚も背景にあるのでしょう。
「日本が好きだ」「国を愛している」といった表現に、照れがあるのかもしれません。
でも、日本人として、日本を大切に思う、よりよくしようと考えるのは自然ですよね。
戦後の高度成長からバブル経済に発展したあたりで、政治も、私たち国民も、軸となる大義を見失ったと指摘する向きもあります。
私は、そんな側面がとても大きい気がしています。
東日本大震災では、悲しいことに多くの命が犠牲となりました。
しかし、「絆」という言葉を照れないで使えるようになった気がするのです。
日本という国に属し、日本人として競争しながら、まずは信頼し合い助け合う──。
そんな気持ちがあったら必ず国旗を掲揚する、ということではありません。
でも、あまり考えずに国旗を否定してほしくないと思います。
「日本は、海外と比べて○○」なんて、日本の否定論、日本人の否定論が展開される機会も少なくありません。
でも、その場合の「海外」って、世界の一部である「欧米」ってやつですよね。
繰り返すようですが、国旗掲揚を強要するつもりなどありません。
ただ、なんとなく刷り込まれた価値判断あるいは無責任に拡散されている意見に、不用意に同調しているかもしれないと感じたら、立ち止まって考えてほしいと思っています。

