個別銘柄のバラツキを知る
マーケット・スクランブル、7月6日の放送は、トレーダーにとって極めて重要な「相場の転換点」をテーマに、一般的な発想の落とし穴を探りつつ、それを解決する中源線建玉法の工夫を解説しました。そのフォローアップ(1)です。
映像は、「過去の放送」でご覧ください。
(第64回 相場の転換点を見つける方法 ~W型を探せ~)
ギリシャや中国の問題を背景に、日本の株価も乱高下をみせました。
そんな状況に対して多くの人は、当然のように日経平均の水準を話題にしていますが、まずは日経平均の動向ありきというアプローチに疑問を持ってもらいたいのです。
日経平均の先物やオプションをトレードするなら、もちろん日経平均を見ます。でも、トレード対象が個別株なのに日経平均を真っ先に見て、そこから思考を展開するパターンの人が驚くほど多いのです。
株価指数と個別銘柄の変動は、長期的にはほぼ連動するといえますが、数カ月単位、数週間単位では相当にバラツキが出てしまいます。また、どちらが先行するかも、その時々で異なるのです。
そもそも「株価指数」とは、「個別銘柄から割り出した数値」です。だから実践的には、全くの別ものと考えるか、むしろ逆に“個別銘柄一つ一つを分析して指数の動向を考える”ほうが理にかなっているでしょう。
さて林投資研究所では、継続してご紹介している中源線建玉法のオリジナルシステムを組み上げ、上場全銘柄のシグナル(売り買いのサイン)を日々更新するサービスを行っています。
中源線シグナル配信です。
一定のルールに従って強弱を判断し、プロが行うような3分割の売買を実現するのが中源線ですが、パラメータ(調節つまみ)の設定によってパフォーマンス(損益)が変わります。
そこで私たちは、最長31年間のデータを使い、さまざまな確度から検証しました。そして、最適化した数値を割り当ててシグナル配信のサービスを行っています。
この、最適化された数値による判断で、各市場の陽線(買い線)の数と陰線(売り線の)数が、それぞれ増減します。東証一部に限定し、陽線銘柄数の推移と日経平均の推移を見てみましょう。
何カ所か、赤くなっているマスがあります。東証一部個別銘柄の陽線数、日経平均それぞれ、目先のピークを示しています。
わずか3カ月ほどのデータですが、日経平均が目先のピークをつけると、少し遅れて陽線数がピークを打つという傾向がみられます。おそらく、個別銘柄を直接売り買いするために最適化していること、中源線のロジック(ルール)がトレンドフォローであることが理由だと思います。
すると、個別銘柄のパラメータを調整すると、日経平均の動きに先行する指標を見つけられるかもしれませんね。ところが現実は、そう簡単ではないのです。前述したように値動きは、その時々で異なるからです。
現時点で結論となるのは、以下の2点です。
- トレード対象そのものの値動きを観察するのが正しい
- 値動きにトレンドを見出し、その転換点を探る必要がある
「2」が、今回の放送のテーマです。
次回のフォローアップ(2)では、転換点を見つける基本的なアイデアを確認します。
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★中源線建玉法
最古のトレードシステムといわれる中源線は、シンプルなルールなので感覚的に捉えることが可能です。
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