5月11日放送のフォローアップ(3)
林 知之

ユニバースって、いったいなに?

マーケット・スクランブル、5月11日の放送は、前回に引き続き「中源線シグナル配信」の詳しいご案内でした。そのフォローアップ(3)です。
映像は、「過去の放送」でご覧ください。
(第60回 「シグナル配信」ってなーに?
~林投資研究所としての「シグナル配信」への取り組み~

中源線シグナル配信の「ユニバース」って、いったいなに?

ユニバースとは、林投資研究所が中源線建玉法の実践を研究していくために選定した銘柄群です。

シグナル配信では、上場している全銘柄(約3,500社)の株価を毎日、その日の大引までのデータで計算して売買シグナル(中源線では「法示」と呼びます)を配信していますが、実践に必要な絞り込みが難しいはずです。

裁量トレードであれ、システムトレードであれ、過去のデータを基に仮説を立て、その仮説を軸に将来の再現性を期待するしかありません。必然的に、自分の資金でポジションを取るプレーヤー自身の感性、好み、経験といったものの差異で“正解”が変わってくるものです。そして銘柄選びは、こういった緻密な作業の最終的な結論であるはずなのです。

だからこそ「研究」に意味があります。
そして、中源線研究会に価値があると考えています。
独りで悩んで気持ちが内向きになることが、個人投資家にとって最も懸念されることのひとつだからです。

さて、利用者一人一人の感覚はバラバラでも、中源線研究会として何か指針のようなものを示すことはできないか──こんな発想から、ユニバース銘柄というアイデアに至りました。

トレードの実行力を上げたり、中源線の理解を深めていくためにも、「だまって売買すれば儲かる」的な安易な使い方にならないよう注意してほしいのですが、やはり過去データで高いパフォーマンスが認められた銘柄を選定しています。

現在のユニバース銘柄は、合計98銘柄あります。

仮説でしかない過去の数字だけを強調したくありませんが、ユニバース銘柄のパフォーマンスは平均で60%と、作業を開始したときの期待を大きく上回る結果です。実際には資金に余裕をもってトレードしますし、手数料などの取引コストもかかるので、同じ成績が再現されたからといって資金が1年で1.6倍になるわけではありませんが、中源線を研究していく材料としては十分なものが出来上がったと自負しています。

さて、先ほど述べた「仮説」と「再現性」について、もう少し考えてみます。

数式化されたルールで過去データを検証してパフォーマンスを確認する──このとき、たまたま成績の良かった銘柄を拾っても、将来の再現性は疑問です。あるいは、過去1年間で成績が最高になるようにパラメータ(変数)を調整したからといって、次の1年、3年、5年……肝心の将来がどうなるかも、やはり疑問です。

しかし現実では、安易な絞り込みをしてしまいがちです。
また世の中には、意図的に良い数字をつくり、トレードシステムの好成績をうたって販売するケースもあります。極端に良い数字が示されていたら、過度な最適化(カーブフィッティング)を疑ってみることも大切です。

私たちは、「さっさと良いものを拾う」のではなく、何度もフィルターをかけながら「観点を変えても悪いと判断されそうなものを少しずつ捨てる」という作業を行い、パフォーマンスの良い銘柄やパフォーマンスを安定させる設定(将来も期待できる)を決定するために手間をかけました。

こうして、シグナル配信サービスにおいては、古典的な利用方法である「手描きチャート&シンプルな設定」とは異なる、システムトレード的なアプローチを可能にするデータが完成したのです。

この貴重なデータを活用し、中源線利用の新しい道を模索するとともに、古典的な利用法の特徴を再確認することができると考えています。

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中源線建玉法
 最古のトレードシステムといわれる中源線は、シンプルなルールなので感覚的に捉えることが可能です。

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5月11日放送のフォローアップ(2)
林 知之

3分割の売買がプロのトレードを実現する

マーケット・スクランブル、5月11日の放送は、前回に引き続き「中源線シグナル配信」の詳しいご案内でした。そのフォローアップ(2)です。
映像は、「過去の放送」でご覧ください。
(第60回 「シグナル配信」ってなーに?
~林投資研究所としての「シグナル配信」への取り組み~

フォローアップ(1)で述べたように、中源線は、「銘柄を絞る」「一貫した基準で判断する」「ポジションを操作する(状況に応じて増減させる)」というプロの売買をやさしく実現するための“ツール”です。

しかも、ルールがシンプルなので、中源線の答え(シグナル)は常に使用者の感覚とリンクします。

特に「3分割」は、中源線を“使いやすい”ものにしている大きな工夫であり、建玉法としての核心ではないかと考えています。

まずは中源線シグナル配信で表示する項目を示し、そのあとで3分割の詳しい説明をします。

シグナル配信で表示する内容は、わかりやすくまとめると以下の4つです。

  1. トレンド
    現在は陰線(売り線)なのか陽線(買い線)なのか
  2. 陰陽転換
    「1」の転換 陰線→陽線(陽転)、陽線→陰線(陰転)
  3. アクション
    トレンド転換または同じトレンドの中でのポジション操作
    (増し玉、利食い、ホールド、ドテン)
  4. 残玉
    「3」アクションの結果(売り/買い、0 1/3 2/3 3/3)

シグナル配信では現在、日経平均およびTOPIXの中源線(シグナルとチャート)、上場全銘柄について、上記4つの事柄を表示しています。

トレード対象をかなり狭く絞れば、これほど広範囲の情報は不要ですが、(1)あらゆる人に対応している、(2)中源線を利用したバスケット運用など発展的な利用方法につながる(フォローアップ3で解説予定)、という構造にしたのです。

さて、「建玉法としての核心」と述べた3分割について、日経平均株価で説明しましょう。
5月11日大引時点での解説です

日経平均は2014年10月に陽転して以来、約6カ月ぶりに陰転しました。4月30日の下げで陰転し、中源線のチャートの色が赤から黒に変わったわけです。

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陰陽が転換したので、まずはポジションを買いから売りへとひっくり返す、つまりドテン売ることになります。事前のポジション(残玉)は3/3買いだったので、陰転を機に、この買い玉3単位を売り手仕舞いすると同時に1単位(1/3)だけ新規売りするのです。

中源線の陰転は、生身の人間による「あれ、下向きになったのかな?」という感覚と一致します。しかし、「たっ、たいへんだ! 下がる前に売らなくちゃ~」と慌てることはしません。動きが変わったので、持っている買いポジションは迷うことなく手仕舞いしますが、いきなり満玉売り建てることはせず、とりあえず1/3だけなのです。

4月30日にガクンと下げた(中源線が陰転した)日経平均は、翌日の5月1日は動きなし(前日比11円高)、連休明けの5月7日は再び下げました。しかし、つづく5月8日と5月11日(放送日)に2日連続で値を戻しています。

もし陰転のタイミングで力を入れて売り建てしていたら……評価損が発生して「もう戻るな!」と願うような気持ちになったかもしれません。しかし「とりあえず1/3しか売っていない」ので、非常に冷静に値動きを追うことが可能になります。そして、「この戻りはどこまでか?」「戻りを見極めて売り増ししよう」「売りの平均値が有利になるから、むしろ一定のところまで戻ってほしい」といった発想も生まれるでしょう。

どうでしょうか。
「カラ売りしたら戻った。大丈夫かなぁ?」などという状態では、その後の値動きへの対応が甘くなります。しかし分割することで、“値動きを見極めながら進んでいこう”という実践的な姿勢が生まれます。これこそ、プロが行うトレードです。

戻りで売り増ししたあと、当初の見込み(4/30の陰転)通りに下げれば、利益が膨らみます。しかし、あくまでも可能性です。再び強張って上に抜ける、つまり「陰転はダマシだった」と判断せざるを得ない状況もあり得るのです。

その際は、つくり始めた売り玉を踏んで(損して手仕舞い)、ドテン買うことになります。半年上げたところで陰転した(下げの前兆と判断した)、ところが再び「上向きか!」という流れになった──この段階ですぐさま買いに転じる行動は、値動きを肌で感じ取る人間の感覚と一致します。そして3分割は、その感覚通りのスムーズなポジション操作を助けてくれるのです。

一点狙いで予測に固執するのが、ありがちな行動です。これに対し、「強弱の判断+3分割」は、日々変化する状況を見ながら“次の一手”を決めてさっさと行動しようというプロの目を生んでくれるわけです。

分割売買は、番組でも説明したように、広い意味での「ナンピン」です。
やられ玉を計画外に増やす行為、つまり「下がっちゃった……仕方がないから買い増しして平均値を下げよう」というのは、「やられナンピン」と呼ばれます。リスクが高いので御法度です。ナンピンはもともと「難平」と書くように、難(災難、マイナス)を平らにすることですが、やられナンピンは逆に難を増やす行為です。

計画的な分割こそがプロの発想で、買い下がりや売り上がりによって平均値を有利にするナンピンの可能性を生むテクニックなのです。

ちなみに、日経平均の今回の陰転が大当たりだったとしても、すべての株が下げるという状況は、なかなか考えられません。中源線シグナル配信では、東証一部の個別銘柄の約半分が陽線(買い)という状態です。値動きを数カ月単位で観察すると見事なほどバラバラで、バラツキの度合いなども、そのときによって大きく異なります。

個々の銘柄を、いつもの基準で判断する、そして迷わずに行動する──これがプロの行動です。そして、そんなプロのワザを、わかりやすく示してくれるのが中源線建玉法なのです。

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5月11日放送のフォローアップ(1)
林 知之

値動きを正しく観察するために

マーケット・スクランブル、5月11日の放送は、前回に引き続き「中源線シグナル配信」の詳しいご案内でした。そのフォローアップ(1)です。
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(第60回 「シグナル配信」ってなーに? ~林投資研究所としての「シグナル配信」への取り組み~

再び2万円に乗せた日経平均は、4月30日に急落しました。
日経平均(現物指数)の中源線は、昨年10月いらい約6カ月ぶりに陰転したのです。

約5,000円幅の上げ、日柄も6カ月……感覚的にも下降トレンドへの転換を想像する向きが多いのではないでしょうか。
中源線の判断にも触れながら、個々の動きを観察する適切な姿勢というものを考えてみたいと思います。

「日経平均は目先、下落か」と述べました。しかし相場ですから、この先の展開など誰にもわかりません。実際、再上昇を予想する関係者もたくさんいます。

それに加え、個別銘柄の動きは見事なほどマチマチで、日経平均が急落した4月30日以降に上伸した銘柄も多くみられるのです。

番組でもご紹介した三菱重工の動きを、日経平均と比較してみましょう(図はクリックして拡大)。

225  7011

上値を取って2万円に達したあと弱含みになった日経平均(左)に対し、三菱重工(右)は5月8日から上昇しています。このように、個別の銘柄が予測不能の動きをする株式市場では、どのようなアプローチが利益を上げるために有効なのでしょうか。

投資雑誌など手軽に手に入る情報を見ると、「数千銘柄ある個別株で、どれを買えばいいか」「どのセクターが有望か」といったアプローチが目立ちます。

これに対してプロのアプローチは、たとえ対象銘柄が多かったとしても、値動き特性を重視し、自分のこだわりで絞り込みを行っています。
もちろん、ポジションの取り方にも計算された得意パターンがあり、その得意技だけに徹するのです。

お手軽な投資情報を軸に考えた場合、真剣に利益を望めば望むほど、いろいろな基準でポジションをつくってしまいます。
「新製品が素晴らしいから」「〇〇先生のオススメだから」「値動きが面白そうだから」……多くの場合、買う理由が不明瞭なまま手を出してしまいます。

だから、適切な手仕舞いを実行することができません。
狙い通りに上がったとしても、どこで手仕舞いするべきかがわからない、見込みと逆に下がってしまった場合はズルズルと持ち続けて塩漬けになる……利益を望んでいるはずが、逆にマイナスの行動を取ってしまうという悲劇です。

さて、番組で継続してご紹介している中源線は、常に同じ基準で強弱を判断し、実践的かつシンプルな3分割の売買を示してくれるので、上記の2つ、つまり多くの投資家が自然にやってしまう誤りの「基準が一貫していない」「手仕舞いが不適切」という問題を是正、矯正してくれる効果が期待できます。

中源線のルールは書籍で公開していますし、もともと実践家の感覚的な発想を単純な数式にしただけなので、転換、増し玉、手仕舞いのシグナル(法示)はすべて、自然に納得できるものだというのが大きな特徴です。

ロジック(ルール)が不明なトレードシステムがアウトプットした売買指示に対しては、「えっ、ここで売りなの? なぜだろう……」となりがちですが、中源線はルールが単純なので、事前に「あと少し上がると陽転」「下げているが、今のところ陰転しにくい形になっている」といった捉え方ができるのです。当然、陰陽の転換を含めたシグナルが出て戸惑うこともありません。

中源線以外にも有効かつ使いやすい手法、考え方はたくさん存在します。
その中から自分に合うもの、自分が100%納得できるものを選んでください。それによって、常に自分自身の手でポジションをコントロールすることが、どんなケースにも当てはまる絶対の法則だと私は思います。

こんな観点で、ご自身のトレードスタイルを見直してみてください。
もし「中源線は面白いかもしれない」「自分に合うかもしれない」と感じるのなら、カチッとした行動を身につけるために非常に有効なツールとなり得ます。

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4月13日放送のフォローアップ(4)
林 知之

「中源線研究会」のゴール
~情報を共有して実践力を高める~

マーケット・スクランブル、4月13日の放送は「中源線シグナル配信」の詳しいご案内でした。そのフォローアップ(4)です。

映像は、「過去の放送」でご覧ください。
(第58回 「中源線シグナル配信スタート」~活用方法と具体的事例~

ちなみに本日、5月11日夜はマーケット・スクランブル生放送。引き続き、中源線シグナル配信を説明しながら、最近の事例も紹介します。
生放送は午後8時~8時30分ですが、翌日以降にオンデマンドで見ることもできます。
お楽しみに!

中源線シグナル配信は、林投資研究所が主宰する「中源線研究会」における研究活動の一環で生まれました。

中源線はシンプルなロジック(ルール)を基にトレンドを判断しますし、人間の感覚を当てはめた分割売買も3回と扱いやすいので、限られた銘柄を対象に手描きチャートを使う方法がしっくりときていたのです。

しかし、ポジション操作のルールまで規定されているのですから、トレードシステムとしてガッツリ研究しない手はありません。

手描きチャートによる古典的な取り組み方を大切にしつつ、別の観点を持ち込むことで幅を広げよう、古典的な方法の良さも再認識しよう、そして両者を合体させる、つまり「裁量とシステムの融合」も試みよう──こんなぜいたくなことを進めていこうというのが、中源線研究会の活動です。

そして、これらの情報を多くの実践者で共有していこうと考えています。

中源線研究会の現在の参加者は、約1,000人。さらに増えたとしても、市場の規模からすれば驚くような存在ではありません。だから、参加者全員がそれなりに利益を上げて潤ったとしても、株式市場はビクともしません。中源線研究会は、同一のマーケットで競ってカネを取り合うのではなく、気づきや知恵を与え合う集まりとして成立するのです。

現在の情報サービス、いま決まっている今後の予定は以下の通りです。

シグナル配信 無料公開中

現在、中源線研究会に登録しているみなさんを対象に、シグナル配信の無料公開を行っています。
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登録だけでシグナル配信トップページ閲覧可

シグナル配信の無料公開は5月中に終了する予定ですが、その後も無料登録だけでシグナル配信のトップページを閲覧することが可能です。つまり、日経平均の中源線(チャート&シグナル)、TOPIXの中源線(チャート&シグナル)、全個別銘柄の集計を見ることが可能です。
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研究発表

中源線研究を進めながら、各種の研究発表を行う予定です。

中源線基本コース(終日セミナー)

中源線のルールと根底の哲学を1日で修得するためのセミナーです。講師は私、林投資研究所の林知之が務めます。次回(第12回)は5月30日ですが、すでに満席。第13回の開催は、今のところ未定です。

基本コース家庭学習用DVD

基本コース参加と同じ効果を得られるよう工夫した、学習用のDVDを制作中です。

 

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4月13日放送のフォローアップ(3)
林 知之

システムならではの“取れる”動き

マーケット・スクランブル、4月13日の放送は「中源線シグナル配信」の詳しいご案内でした。そのフォローアップ(3)です。

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(第58回 「中源線シグナル配信スタート」~活用方法と具体的事例~

中源線建玉法は機械的売買法、言い換えればトレードシステムです。

しかし、生身の人間によるシンプルな発想をそのまま数式化しているので、一定の裁量を加える、つまり「シグナルが出てもポジションを取らない」「状況に応じてポジションを厚くする」といった、ある程度の対応を前提としていました。

先日立ち上げた「中源線シグナル配信」は、この古典的な利用方法の価値を再確認することにも役立つのですが、中源線を積極的にトレードシステムとして利用する方向に大きな一歩を踏み出した結果です。

すべてのトレードでは、過去の動きを検証し、将来の再現性に期待してポジションを取ります。しかし、実行において重視するポイントはさまざまですし、裁量で実行するか、システマチックに執行するか、2つを融合して行うか──選択肢はたくさんあります。

融合について例えば、次のように決めているトレーダーもいます。

(1)仕掛けは裁量、手仕舞いは数式(システム)
(2)仕掛けは数式(システム)、手仕舞いは裁量

(1)の方法は、感覚を重視してポジションを取りたい、しかしポジションを持つとバイアス(心的偏り)が生じるので、数式(システム)に従って淡々と手仕舞いしたい、という考え方によるものです。

対する(2)は、仕掛けの際に踏ん切りがつかないからシステムに従い、手仕舞いは、利食いでも損切りでも感覚的に納得し、自分の手で実行したい(問題なく実行できる)、と考える人が選ぶ方法です。

ひとつ実例を示します。「仕掛けはシステム」が有効なケースです。
番組でも紹介した、東邦チタニウム(5727)です。

5727東邦チタニウム

2014年10月から上げ歩調ですが、約3カ月上昇したあと動きが止まっています。だから3月中旬の上抜けには、なかなか乗れないでしょう。しかし中源線はトレンドフォローのシステムなので、人間の感じ方などおかまいなしに「買え!」と主張してくるのです。実際、けっこう上伸しているので、出ばなで乗れれば短期で値幅を取ることができたわけです。

こういった動きを取るには、やはりシステマチックな判断が有効なのです。

さて、裁量を入れるとか融合とか、少し難しいことを述べましたが、中源線を素直に利用する、つまり中源線のシグナル(法示)通りに売買するというのが最もシンプルです。

つい相場観を入れて思いつきのアレンジをしたくなりますが、度が過ぎると何の基準もないトレードになってしまいます。このあたりの力加減が非常にデリケートで、トレードする者全員にとって「永遠の悩み」です。

だから、そのまま売買していこうという、原点に立ち返った姿勢に目が向くのです。

とはいえ、設定が悪くて損が続く……そんな不安は拭えません。
その不安を可能な限り軽減するために中源線シグナル配信では、過去30年間のデータを検証し、銘柄ごと、そして価格帯ごとにパラメータ(中源線では「キザミ」)を設定しました。

将来のことは誰にも読めませんから、利益を保証するわけではありません。不安がゼロになったわけでもありません。でも、かなり安心感のある設定になったと自負しています。

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4月13日放送のフォローアップ(2)
林 知之

シグナル配信をツールとして活用する

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(第58回 「中源線シグナル配信スタート」~活用方法と具体的事例~

ルールを数式化した売買を、システムトレードと呼びます。
株価の推移という「事象」をインプットすると、答えとなる「売買シグナル」がアウトプットされるのです。

中源線は、人間の感覚的な発想を数式化し、感覚で捉えられる範囲にとどめた“機械的売買手法”ですが、今回手がけたシグナル配信によって、システムトレード的な観点で研究していく道が開けました。

しかし、裁量が入ることを前提とした従来の古典的な使い方を否定することにはなりません。むしろ、古くさいと否定されそうな古典的取り組み方を再認識することにもなるでしょう。手描きの中源線チャートと、システムからアウトプットされるシグナルを見比べ、中源線の研究を進めていくことにワクワクしています。

とはいえシグナル配信は、とりあえずシステムトレード的なアプローチによるものです。計算システムの構築に苦労しましたが、毎日同じ時刻に一定の作業を行えば全銘柄の中源線法示(シグナル)が計算され、Webページで閲覧できるのですから、とても便利です。

システムには、パラメータがあります。パラメータは「変数」とも訳されますが、要するに効き方をアジャストする「調整つまみ」です。

中源線のパラメータは、「キザミ」と呼ぶもの1つだけです。
緩めると、ダマシが減ります。そのかわり、保合から急にトレンドが発生したときに転換が遅れることがあります。
きつくすると当然、敏感になります。急な変化に対して早めにシグナルが出るのですが、副作用としてダマシが増える可能性が大きいわけです。

私たちは、軽いノリの“面白さ”を最初から捨て、ゆるく長く効く設定、実用的かつ利益につながる値を求めてバックテストを繰り返し、適正だと確信するキザミを設定しました。シグナル配信では、扱っている全銘柄を個々に検証しました。

このような作業を行った結果、パラメータを調整しても利益にならない銘柄、つまり、どうも中源線のロジック(哲学、ルール)に合わない、将来的にも厳しいかもしれない、という銘柄もリストアップされました。
慎重に再確認したあと、シグナル配信のユーザ向けに公表する予定です。

このように“便利な答え”があると、「ラクして大儲け」なんてアイデアが頭をよぎるかもしれません。実際、そういった個人投資家の心理を利用し、ロジック(判断ルール)が完全に不明なまま答え(売買シグナル)を出しているサービスもあります。最大のニーズにストレートに応えるのですから、ある意味、正解です。

しかし林投資研究所の考え方は異なります。

目先の値動きで利益を上げることも大切ですし、勉強だからといって損をしていいということでもありません。ですが、トレードの経験を単に「儲かった」「損した」と結果論で片づけるのではなく、トレードの実力に結びつけるよう努めるのが正しいと信じているのです。

  • 予測法やポジション操作、あるいはポジションサイズの設定などについて仮説を立て、結果を見て次なる仮説を立てる。
  • 自分の能力を見直し、できること、できないこと、今後できるようにしたいことなどを明確にする。
  • 中源線の根底にあるトレード思想に目を向ける。

挙げればキリがありませんが、要するに、実践力を高める、トレードの結果を正しく分析して将来につながる知恵として蓄積するといった、どんな分野にもある当たり前の努力をしてほしいのです。

「めんどくせえなぁ」と言われます。
「いいから儲けさせてよ」と要求されることもあります。

でも、マジメに相場の道を追求しようとする人や、最低限の手間や努力だけは惜しまない人に、“便利な答え”ではなく“便利なツール”として使ってもらうことを目指してシグナル配信サービスを続けていきます。

そのために、中源線のロジックを公開していますし、深く正しく理解してもらうための終日セミナーも開催しています。セミナー参加が難しいかたを対象にした家庭学習用DVDも、ただいま制作中です。

とりあえずのぞいてみて、興味を持ってからでも遅くはありません。
本格的な利用の前には、きちんとロジックを理解してください。
ロジックについて「どうでもいいだろ!」という姿勢の分析ソフトなどには、注意してください。

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4月13日放送のフォローアップ(1)
林 知之

日経平均2万円乗せ
個別銘柄の動きは?

マーケット・スクランブル、4月13日の放送は「中源線シグナル配信」の詳しいご案内でした。そのフォローアップ(1)です。
映像は、「過去の放送」でご覧ください。
(第58回 「中源線シグナル配信スタート」~活用方法と具体的事例~

放送の前の週、日経平均がザラ場で2万円に乗せました。
弱気筋、あるいは警戒論を発する向きは一層、声を大きくすることでしょう。

しかし、上昇に対して疑心暗鬼な参加者が多い中、日経平均がこれだけ上伸しているのですから、相場は強い、少なくとも一時期よりも環境が大幅に良くなったということです。

ここから先の展開として、警戒論を支持する人たちの多く、言い換えれば「買いたいのに乗れていない人たち」が買ってくる可能性があります。まあ、こんなものは強気で買っている私のポジショントークでしかないのでしょうが、個々の銘柄では見事なほど低迷したままのものがたくさんあるので、日経平均の動きだけで、いたずらに警戒するのはいかがなものかと思います。

番組でもご覧に入れた、ソフトバンク(9984)のチャートを見てみましょう。

9984ソフトバンク

日経平均との連動性が高いと認識されている銘柄のひとつですが、ちょっと取りにくそうな往来の動きが続いている印象です。

シグナル配信では、銘柄ごとに“ゆるく長く効く”設定を行う、つまり安心感の持てる安定したシグナルを出すことを目指してパラメータを最適化していますが、4月10日現在の東証一部銘柄は、買い線1,141銘柄に対して売り線727銘柄(未確認7銘柄)と、約4割の銘柄が売り線(陰線)の状態です。

日経平均が、多くの警戒論者を生むほどの勢いで上昇しているのですから、ここ数年を見れば大部分の銘柄が上がっているのは当然ですが、観察の基準を「数カ月」にするだけで驚くほどバラバラな動きなのです。

ちなみに、東証一部単純平均(終値ベース)では、リーマンショック前の高値が2006年1月の579.57円で、安値が“アベノミクス相場”と称される上げの直前、2012年6月の199.77円です。そして2015年は今のところ、3月の339.56円が高値です。

つまり、日経平均が2000年4月、ITバブル時の2万円に回復して「15年ぶりの水準」といわれる一方、東証一部単純平均は大きく伸び悩んでいる状態なのです。

別に、日経平均がダメで東証一部単純平均が有効だと主張するつもりもありませんが、少なくとも、日経平均が株価のすべてを言い表しているわけではない、ある特定の基準による数値でしかない、ということは再認識しておくべきです。

個別銘柄と日経平均の動きを比較した場合、あるときは連動し、あるときは連動しない、あるときは日経平均が先行し、あるときは遅行する……これがマーケットの実際なのです。

「株」といえば、まず日経平均の水準と直近の値動き、すぐさま個別銘柄を買うかどうかの強弱判断を試みる人ばかり──この安易な構図は、メディアの情報発信担当者、つまりトレードを実践していない人たちの手によってつくられ、それを“まんまと”受け止めてしまっている投資家によって維持されているのだと私は考えています。

どんな分析方法を用いても、どんな場面においても先行する指標なんてあり得ません。そして、マーケットの先行きを当てようという「強弱論争」は不毛でしかありません。そもそも、売りだと確信する人と、心の底から買いだと信じる人の両方がいるから値段がついているのです。

中源線のシグナルがそうであるように、感覚を重視した裁量トレードでも、自分なりの戦略で自分なりのポジションを取るだけのことです。多くの人が注目する情報で、ちょっと便利そうな指数や安易な分析などに有効性があるわけがないのです。

常に、自分がトレード対象とする銘柄の動き、自分の戦略、それを踏まえた自分の見通し、そして現在の評価損益……こういった“自分にとっての事実”だけを重視するようにしてほしいと思います。

中源線建玉法
 最古のトレードシステムといわれる中源線は、シンプルなルールなので感覚的に捉えることが可能です。

中源線研究会
 登録(無料)だけで、中源線シグナル配信ベータ版無料公開に参加できます。

中源線シグナル配信は、当局に届出の投資助言サービスです。契約にあたっては「契約締結前の書面」をよくお読みください。

3月9日放送のフォローアップ(5)
林 知之

中源線シグナル配信
ベータ版(試用版)公開中

マーケット・スクランブル、3月9日の放送は「システムのアレンジ」というテーマでお送りしました。そのフォローアップ(5)です。
映像は、「過去の放送」でご覧ください。
(第56回 システムのアレンジ ~中源線の活用でトレードルールのあり方を考える~

3月27日からベータ版を無料公開中の「中源線シグナル配信」について、特徴を説明します。

中源線のロジックは、非常にシンプルです。
感覚的に理解、納得して“ハラに落とす”ことが可能です。

そのロジックを一切変えないまま、30年間の過去データを使ったバックテスト(検証)を行い、林投資研究所で適正と考えるパラメータ(中源線の場合は唯一「キザミ」)を導き出しました。

バックテストを行ってパラメータを決める……とても当たり前のことですが、観点によって全く異なる答えが出てくるので、実践するうえでは細心の注意が必要ですし、確認する事項が多岐にわたるはずです。

私たちが最も大切にしたのは、「ゆるく長く効く」という観点です。

例えば自動車は「人を目的地に運ぶ」ための乗り物なので、より短時間で到着することが求められます。しかし時間よりも、安全性や快適性のほうが優先するはずです。

事故の可能性を極限まで下げ、さらには運転レベルを含めた道中の心地良さを追求し、そのうえで時間短縮を考えます。

トレードも、一か八か、のるかそるかの勝負をするわけにはいきません。過去の突発的な動きだけに注目して「こうすれば大儲け」などと特殊な設定をしてしまうと、儲かる可能性が低くなる、大きく損してしまう危険性が高まる、不安になって大儲けの前にやめてしまう……といったことが起きます。
計算上の利益の可能性だけで、“実用性”が薄れてしまうということです。

相手が相場なので、完全な正解などありません。
それでも、単に“直近の過去に高パフォーマンスを出した”だけの設定に近寄ることなく、長く使っていける設定を求め続けるしかありません。

このような研究をして情報を共有していくのが中源線研究会の目的で、その“目玉”ともいえるのがシグナル配信です。

中源線研究会では今後、シグナル配信のシステムを使ってさまざまなアイデアを検証し、その結果を公開していきたいと考えています。

006今夜のマーケット・スクランブルでは、事例を示しながらシグナル配信を詳しく説明します。お楽しみに!
4月13日20:00から生放送(オンデマンドでも視聴可)
 中源線シグナル配信スタート
 ~活用方法と具体的事例~

中源線建玉法
 最古のトレードシステムといわれる中源線は、シンプルなルールなので感覚的に捉えることが可能です。

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中源線シグナル配信は、当局に届出の投資助言サービスです。契約にあたっては「契約締結前の書面」をよくお読みください。

3月9日放送のフォローアップ(4)
林 知之

中源線シグナル配信
ベータ版(試用版)公開中

マーケット・スクランブル、3月9日の放送は「システムのアレンジ」というテーマでお送りしました。そのフォローアップ(4)です。
映像は、「過去の放送」でご覧ください。
(第56回 システムのアレンジ ~中源線の活用でトレードルールのあり方を考える~

番組でも申し上げたように、トレードルールは「納得ずくで実際に利用し続けることが可能」なものでなければいけません。

「よくわからないが儲かりそうだ……」では、単なる結果論で一喜一憂し、たまたま損が続いたことをきっかけに「もっといいものはないか」と別のルールなりトレードシステムを探し始めるでしょう。

永遠にさまよい続ける“相場難民”になってしまいます。

とことん数式だけで考えていく方法もあるでしょうが、これは想像以上にイバラの道です。これでもかというくらいシンプルなルールを自分自身で120%納得するくらいでないと、実用に耐えないわけです。

中源線は、人間の感覚によるベタな発想を数式化したものなので、とてもシンプルです。なるほどと理解でき、実行前に“ハラに落とす”ことが可能です。

しかし、というか“だからこそ”なのでしょうが、「どう使うのか」という部分の悩みは膨らみます。トレーダーの誰もが抱える、永遠のテーマなのですが……。

こういった実践上の問題を研究し、大勢で共有していこうというのが「中源線研究会」の趣旨です。
単に「相場一般」では論点が定まらず、実のある意見交換が実現しにくいのですが、“中源線建玉法で個別銘柄を判断して実際にポジションを取る”という具体的な行動が決まっているので、多くの実用的な発見が期待できます。

そんな“中源線研究”の目玉ともいうべきものが、シグナル配信なのです。

現在、ベータ版(試用版)を無料公開中です。
ベータ版といっても、機能を制限していません。ぜひお試しください!

中源線建玉法
 最古のトレードシステムといわれる中源線は、シンプルなルールなので感覚的に捉えることが可能です。

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3月9日放送のフォローアップ(3)
林 知之

中源線のアレンジ 未来応用編

マーケット・スクランブル、3月9日の放送は「システムのアレンジ」というテーマでお送りしました。そのフォローアップ(3)です。
映像は、「過去の放送」でご覧ください。
(第56回 システムのアレンジ ~中源線の活用でトレードルールのあり方を考える~

前回のフォローアップ(2)では、とても地味なアレンジ、人間の感覚に頼る古典的なアレンジを紹介しました。

今回は、コンピュータによるデータ処理を前提とした、現代風のアレンジを考えてみます。

もともと中源線は、銘柄を狭い範囲に絞った職人的なトレードを前提としていました。コンピュータのない時代に作られたものなので、当然のことです。
だからアレンジも地味な範囲にとどまり、それが中源線の正しい利用法だという認識におさまっていたわけです。

でも、現代の環境を十分に活用すればアレンジのあり方も変わってきます。
安価なパソコンで大量のデータを処理できる、誰でも長期間の株価データを入手できる──こういった条件を、もっと有効に利用してみようという試みです。

中源線での「陰陽転換」は、2つのルールによって起こります。割とおとなしい動きを想定した「普通転換」と、少し荒れた動きに対応するための「42分(ぶ)転換」です。

1つの銘柄について、この2つのルールで転換を判断し、3分割のポジション操作を実行するのが中源線です。しかし、例えば42分転換だけに注目する、幅広い銘柄を見ながら42分転換が起こった銘柄を選別してポジションを取るといった使い方も、コンピュータと専用プログラムがあれば実現可能です。

最初から多数の銘柄をトレードする、というアイデアもあります。
番組では「ポートフォリオ運用」と紹介しましたが、正確にはポートフォリオ=分散ではありませんから、“バスケット運用”と呼ぶべきかもしれません。

例えば20銘柄を対象にして、それぞれの銘柄を中源線で判断してトレードする、ということです。18銘柄で買いポジション、残り2銘柄で売りポジションになることもあるでしょうが、半数ずつ売りと買いに別れる状況も考えられます。売り買いの偏りが変化しながら、ロング/ショートのようなトレードを実現するアイデアです。

これらの取り組みが機能するかどうかは未確認ですが、林投資研究所で専用プログラムを作ったので、あらゆるアイデアを検証していく予定です。

その前にスタートさせるのが、「中源線シグナル配信」です。
ほぼすべての上場銘柄を対象に、銘柄ごとに設定したキザミでシグナルを出します。これによって中源線の理解が早まり、効率の良い実践につなげてもらいたいというのが最大の狙いです。

中源線建玉法
 最古のトレードシステムといわれる中源線は、シンプルなルールなので感覚的に捉えることが可能です。

中源線研究会 (シグナル配信ベータ版無料公開中)
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