12月04日放送のフォローアップ(3)
林 知之

個別銘柄を見るべし!

底値をズバリと当てる、天井をビシッと言い当てる……誰もがあこがれる理想の結果ですが、実はプレーヤーが目指すべきことではありません!

トレードの本質は、一歩遅れてもいいからトレンドの変化を検知し、サッと行動に移すことです。

2017年12月4日の放送では、値動きの「変化点」をキーワードに、トレードの核心に迫りました。難しいワザではなく、シンプルな判断と素早い行動によってプロのトレードを実現できるのです。

映像は、「過去の放送」でご覧ください。
(第122回 中源線で実現する究極のうねり取り ~変化点に機敏に対応するトレード~

先行指標を探すな!

「フィッシング詐欺」というものがあります。
偽のメールで偽のWEBページに誘導し、個人情報を入力させる手口です。

中には、大手企業のものと見分けがつかない高クオリティのものがありますが、「こんなお粗末なメールでだまされるヤツいる?」と感じるような幼稚なものが多数です。

でも、笑ってはいけません。
実際にだまされる人間がいるから、詐欺業者もせっせとメールを送りつけるのです。
見極める目をもっている、と自負する人ほど、巧妙で大規模な詐欺に引っかかるかもしれません。

株式市場にまつわる情報には、立派なオトナ、経験豊富なビジネスマン、事業で成功している経営者までもが振り回されています。

個別銘柄が日々、さまざまな値動きをみせるのが株式市場。
すると、例えばタイミングが少しズレて動意づく個別銘柄に、ちょっと秘密っぽい関連性があったりするのです。

実は錯覚、錯覚でなかったとしても短期間で消失する法則なのですが、まことしやかな後講釈を多くの人が真剣に読んでいるのが実情、多くの人が「情報弱者」「情報難民」のグループに足を踏み入れています。

だから、オトナの読み物に、「次はこれだ!」とか「第二の〇〇」なんて言葉が踊っているのです。

先行指標がないか──。
切実な望みですが、それがあったら市場が崩壊します。いや、現実には先行指標が生まれては消えるのかもしれませんが、とにかく、継続的に使える秘密のサインなんて、どこにも存在しないのです。

だって、経済の中では、株価そのものが最大の先行指標なんですから!
バブル期には、それを象徴するわかりやすい事例がたくさんありました。

例えば「ジオフロント構想」。
地価の高騰を背景に生まれた、地下都市、地下都市を結ぶ巨大なトンネルの構想です。「50年先に実現する」という説明で、トンネル工事の会社などが買われたのです。

業種ごとに天井をつけた時期を見ても、面白いことがわかります。
土地の価格が崩れ始めたのは90年代ですが、日経平均の高値は89年末。
しかし、多くの個別銘柄が高値圏に達して伸びにくくなったのは、ざっくりと88年。そんな中、バブルで最も恩恵を受ける業種のひとつである金融株が天井をつけたのは87年の春でした。見事に“先行”しています。

どんなときも、大なり小なり、このような「理想買い」が起こるのが株式市場の実態です。しかし、どれだけ先行するかを計る方法はありません。強いて言えば、「秘密がないのが秘密」なのでしょう。

平均の落とし穴

経済紙の「市況解説」記事など、多くの株式市場の解説は、「まずは日経平均の変動、そして水準」を語ることからスタートします。この部分を素直に受け入れた時点で、情報弱者、情報難民だと断言しましょう!

平均は、単なる“中央値”です。
「日経平均」は、構成する225銘柄それぞれの変化を正確に表現していません。極めてざっくりと、「株が総じて高ければ日経平均の水準も高い」と説明できるだけで、実践では利用価値がない観点にすぎません。

私はよく、学校のテストの成績にたとえます。
数学が50点、英語が50点だったら、平均は50点です。
次のテストで、数学が0点、英語が100点だったら……平均は前回と同じく50点です。

数学が0点になったのも“事件”ならば、英語が100点になったのも“事件”ですが、平均は前回と変化なし・・・。

日経平均そのものがトレードの対象ならば(株価指数先物あるいはETF)、構成する225銘柄を見る方法と、日経平均そのものを見る方法、どちらも考えられます。
でも、トレードの対象が個別銘柄だったら、日経平均を見る意味はゼロ、いやマイナスの効果しかないのです。

どの銘柄でも、日経平均との動きのズレが、その時々でまちまち。だから、前項でも触れたように、「先行指標にはなり得ない」のです。

「本日の株式市場、日経平均は○○○」でスタートする、雑で無責任な解説には警戒しましょう!

個別銘柄の動き

個別銘柄の動きは、見事なほどにバラバラです。
林投資研究所の情報サービス、「中源線シグナル配信」のチャートで、TOPIX(東証株価指数)と、よく解説で取り上げられる2銘柄、ファーストリテイリングとソフトバンクのチャートをご覧ください。

※赤が買い線、黒が売り線、どちらも3分割でポジションを増減させます。

TOPIXは、ずっと陽線です。
結果としては見事に大当たりですが、年初に「ずっと買いを維持する」と決めたわけではありません。たまたま陰転する場面がなかった、というだけのことです。そして、個別銘柄の推移は、同じように上昇しているものあり、動きがないものあり、ガンガンと上伸したものあり、大暴騰のあと強烈に下げたものあり……。

「1」は昨年11月、米大統領選でトランプ氏の当選が確実とのニュースで、なぜか日本市場が大きく売られた場面です。このときは、指数だけでなく多くの個別銘柄が一斉に売られました。個別銘柄の多くが同じように動くのは、一時的かつ例外的な出来事です。

「2」では、弱々しく推移した個別銘柄が多かったと思います。こんな場面も、株価指数と個別銘柄をゴッチャにして解説しやすいのですが、「で、どうするのか」という実践論とはかけ離れた観点しか見当たりません。

ちなみに「2」の下げ局面について、世間には後講釈の理由が残っているのでしょうが、私は記憶していません。興味がありません。

ファーストリテイリングの値動きは株価指数と相関が強い……と思いきや、全く異なる動きをみせています。

「1」のあと一時的に大きく上伸していますし、「3」では、TOPIXが“上抜き”なのに対してファストリは“下げからの急な切り返し”です。

ソフトバンクのほうが、この期間では、TOPIXに近い動きですね。
ファストリも「だいたいこんなもの」と想像しがちですが、共通の特性があると考えても値動きはバラバラ……これが現実です。

ちょっとしたブレ、値動きの“アヤ”も含めて「市場の真実」です。
それを、どの程度にならして見るかが基本的な課題ですが、ちょっとした“アヤ”を拾って行動を検討することだってあります。

いずれにしても、「トレード対象とする個別銘柄の動き」に注目する以外は、存在しない秘密のサインを探す行為です。すぐに迷子になってしまいます。

これで、12月4日放送のフォローアップは終了、次回は年明け、1月15日の放送です。「うねり取り」を深く考察し、近ごろ見られる“大きなトレンド”をつかまえる方法を探ります。
お楽しみに!


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錯覚を知る

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連載「相場のこころ トレードの本質」その31
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毎日、多くの銘柄が上がったり下がったり、ガンガン変動しています。
「目の前にカネが落ちているようなもの」と感じてしまいます。
株式市場で最大の錯覚です。

前回、「強弱論争は不毛」という、実践者の考え方を示しました。
一般的な議論として「上がるか下がるか」を考えると答えが出ないだけで、特定の考え方で「売り」「買い」の答えは出せます。

ところが、なんらかの判断基準で「売り」「買い」を決めても、なかなか当たらない。実際は、当たったり外れたりなのですが、「当たらねぇよ~」という気分になります。

世界中で自分ひとりがダメな売買をしている……そんな気分になるのですが、これも単なる錯覚。

負けてばかりいる、例えば8割、9割の確率で曲がるのならば、売り買いを逆にするだけで大儲けできます。
なにを持ち出しても、だいたい五分と五分、これが現実です。

だから、強弱を議論しても意味がないし、「銘柄診断」という万人に共通の答えを出そうとする試みは成り立たないのです。

特定の考え方で「売り」「買い」の答えを出すのは、「診断」ではなく「判断」です。
予測が当たったときの対処、見込み違いの対処、それぞれの対応を準備した実践的かつ流動的な決め打ちです。

人間なので、錯覚はいくらでもあります。
ムリに抗うより、錯覚があることを知って行動を整えるのが実践です。

最近読んだ本で面白かったのは、『錯覚の法則』(西田文郎著)

「成功は脳をだました人に訪れ、失敗は脳にだまされた人に訪れる」
(オビの言葉から)

「正しいと思っていることの99%が錯覚」というドッキリする説明で、私たちの心の働きと実践的な取り組み方を示してくれています。

怪しげな予測法に目を向けるよりも、こういった本で元気になるべきです。


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今回は特別

本日発行のメールマガジン「1分間の相場実践知識」の内容を、そのまま掲載します。メール配信をご希望の場合、こちらのページからお申し込みください。

「10億円差し上げます」というメールが届きました。
「誰が引っかかるのだろう……」と思いますが、笑ってはいけません。
実際にだまされる人がいるから、詐欺業者がせっせと出している、誰でも詐欺に遭う可能性がある……「限定」とか「今回は特別」って、なんだか気になるじゃないですか。

戦争の可能性など大きなネタで、「上がるか下がるか」の強弱を論じる。
「今回は特別」に分類できる“気になる”情報のひとつです。

そして、「どっちなんだろう?」と情報を探し始める……。
この時点で、情報弱者、情報難民のグループに移ります。

投資のプロも人の子、ちょっと秘密めいた情報が気になることもありますが、情報を整理、切り分けて“正しい路線”にスッと戻ります。

『マーケットで価格がついている』とは?
真剣に「売りだ」と考えている人、確信をもって「買いだ」と思っている人、両方いる、単にそれだけのことなのです。

ここまでは、誰にでも理解できます。
問題はその先。

「でも、なにか秘密があるかも……」と行動するのが情報弱者、踏みとどまって「だから、自分だけの答えを出すんだよね」と考えるのが勝ち組の思考法です。

「強弱論争は不毛」とされる理由が、ここにあります。

小さな一歩を、どの方向に踏み出すか……相場の考え方には、常に紙一重の差しかないのだと思います。

メルマガのタイトル「今回は特別」が気になったかもしれません。
すみません、冷静沈着な世界への誘導をはかりました。


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12月04日放送のフォローアップ(2)
林 知之

いわゆる“成功”の再現性を考える

底値をズバリと当てる、天井をビシッと言い当てる……誰もがあこがれる理想の結果ですが、実はプレーヤーが目指すべきことではありません!

トレードの本質は、一歩遅れてもいいからトレンドの変化を検知し、サッと行動に移すことです。

2017年12月4日の放送では、値動きの「変化点」をキーワードに、トレードの核心に迫りました。難しいワザではなく、シンプルな判断と素早い行動によってプロのトレードを実現できるのです。

映像は、「過去の放送」でご覧ください。
(第122回 中源線で実現する究極のうねり取り ~変化点に機敏に対応するトレード~

“真の理想”を求めよう

一般的な投資家に「あなたのゴールは?」と質問すると、「稼げるだけ稼げたい」なんて、オトナとしては不十分な返答が多いそうです(『凄腕ディーラーの戦い方』巻末対談、坂本慎太郎氏の言葉)

私も多くの投資家と接する中で、「的中率9割を実現したい」とか「資金を毎年2倍にしたい」なんてムチャを言う人が多いことを経験してきました。

値動きをビシッと言い当てることができたら素晴らしいのですが、不特定多数の投資家が同じ土俵で競争しているのですから、さすがに絵空事といわざるを得ません。「最安値を買う」とか「最高値を売る」なんて、たった1回でも偶然に頼るしかないのです。

私が提唱するのは「50%」という数字です。
いろいろなものに、この「50%」を当てはめるのです。

  • 「買いだ!」と確信して、その通りの結果になるのは50%
  • そこそこの幅で動いたとき、値幅の50%取れればサイコー!
  • 資金全体をうまくコントロールするには、稼働率の上限が50%
  • 「いけるかな」と感じる場面でも、出動を50%に抑えてちょうどいい。
  • 「この情報はスゴいかも!」と思っても、話半分、50%に評価する。
  • 「この銘柄は1万株買いたい」と思っても、50%の5千株にしておく。

クソつまらないと感じることでしょう。
でも、日々カネの取り合いが演じられる株式市場で、それなりの結果を出そうと考えるならば、これくらいの力加減が適切、真の意味での「理想」なのです。

どうしても納得できない人は、「儲かりまっせ!」というノリで銘柄情報をバシバシ送ってくれる業者と契約し、こづかい銭に限定してスリルを楽しんでください。

「ゴメンナサイ」でいいんだ

テレビでテニスの試合を見ていると、サーブが外れる(フォールトになる)ケースが非常に多いと感じます。テレビに映る超一流の選手たちは、ほぼ100%の確率で線の中にサーブを打つことができるのでしょう。でも外れる……バシッと打たないと、勝負に勝てないからです。

世の中には、相手がいなくても、うまくできないケースはあります。

例えば、2メートル先のかごに、ほぼ100%の成功率でボールを投げ入れられるとしても、一発勝負で「入れたらご褒美」「外したら晩メシ抜き」なんて条件をつけられたら、ビビって確率が落ちますよね。

床に幅30センチでテープを貼り、その中を歩く。カンタンですよね。
でも、高さ10メートルの場所に渡した幅30センチの足場板の上を歩けと言われたら……コワくてできません。

ここで、トレードの現実を考えてみます。
上記の例と同じで、「激しい競争がある」「(カネのことだから)非常に緊張する」状況で売り買いを決めなければならないのです。しかも、選択肢は無限にある……未知の未来に向けて「さあ、決めなさい!」と迫られるので、ミスをするのが当たり前なのです。

ティッシュ配りをして、何%の人に受け取ってもらえますか?
街で女の子をナンパして、何%の人が首をタテに振ってくれますか?
食品売り場の「試食」なんて、販売員の感覚では「疑う余地なくおトク。なんで食べてくれないの?」というところでしょうが、多くの人は素通りします。

まあ、仕事でもなんでも、成功率は意外と低いものです。それでも、「そんなもんだよね」と片づけて次のステージに進んでいるはずです。

相場の見込み違いなんて当たり前、ちがったら「ゴメンナサイ」とひと言、そしてサッと対処して次のトレードにそなえればいいのです。力を入れるのは、「当てる」ことではなく「対応する部分」です。

負の記憶をつくらない

単独で行動するものは、結果が悪かったときに自分を責めてしまいます。
誰だって一定の向上心があるので、「もっとうまくやれたのに」と感じます。そして、トレードのように独りで戦う分野では、自分を責め続けてしまうのです。

例えばゴルフなんて、トレードと似ています。
独りで頑張る分野ですし、ボールが止まっているのでミスはすべて自分のせいだと考えてしまう、ミスショットのあと自分で対応を考えなければいけない、具体的な対応をするまで“ミスショットした”状態で止まっている……。

プロゴルファーの内面なんて、あまり触れる機会もありませんが、例えばパッティングの結果が悪いときに「グリーンが悪いんだ」なんて極端な言葉を使うようです。もちろん、自分の努力で修正しようとしますが、たまにコースに出るアマチュアではないのですから、とことんやった結果が悪いという状況をまともに受け止めてしまったら“重すぎる”のでしょう。頑張ってきた、これからも頑張る、という前提で、とりあえず「グリーンが悪い」と片づけるわけです。

日本人は生真面目です。
例えばレストランで毎日、皿洗いやホールの仕事をしていたら、皿を割ってしまうこともありますよね。<申し訳ありません>という気持ちで「皿を割ってしまいました……」なんて報告するのが、“標準”のように認識されていますが、多くの国や地域では「皿が割れた」と報告します。毎日のことだから、たまに割れるのなんて当たり前、という合理的な考え方しかしないのです。

トレードで負けたとき、「次も真剣に臨む」「より良い方法を模索し続ける」といった前向きな気持ちを前提に、しかし「予測なんて曲がって当たり前」という合理的な認識で、場合によっては「ヘンな相場だ!」と捨てゼリフを吐けばいいと思うのです。

ただし、『即座に対処する』ことが不可欠、ダメだと感じたら素早い損切りをいとわない姿勢が大切ですけどね。

さて、現実の厳しさをクドクドと述べたところで、とてもきれいに成功した実例を2つ、ご紹介しましょう。どちらも、「中源線シグナル配信」で『ユニバース』(パフォーマンス良好かつ安定の研究対象銘柄)に選定している銘柄です。

※赤が買い線、黒が売り線、どちらも3分割でポジションを増減させます。

2768双日は、安値の保合から上昇に転じる動きを、中源線がうまく捉えています。
上昇の途中、「1」ではっきりと保合を放れています(「2」の押しがビミョーですが……)。このケースでは、保合放れの手前、赤い矢印の部分で陽転して乗っています。「保合放れの前に仕込む」ことができた例です。

「3」では、誰もが「おおっ、買っておけばよかった。まだ上がるかなぁ……」と感じるでしょうが、その時点では、すでに利が乗っている状態です。

9994やまや、これは、ちょっと見事すぎる例ですね。
赤い矢印の部分で陽転、つまり「変化点」を捉えて行動(買い)しています。
このチャートではわかりにくいのですが、ガツンと立ち上がる前の小さいジグザグで、中源線による「陽転」の判断があった、ということです。

ちなみに、そのジグザグでは陽転せず、ガツンと立ち上がった段階でやっと陽転、というパターンだってあります。その場合は、手前の売りポジションにそこそこの損が生じますが、放置してフリーズすることは絶対にありません。生身の人間とちがって「いまさら……」とは考えず、淡々と「はい陽転! 買ってください」とシグナルが出るのです。行動は、売りポジションを踏んで(カラ売りの損切り)ドテン買いです。

今回は2つの例を示しましたが、中源線ならば、このようにピシピシと利益になる、ということではありません。今回のテーマである「変化点」の判断と、それに付随した行動を説明するための例です。

儲けるためにやるのですから、こんな“絵に描いたような理想の結果”が、ある意味、「モデル」のようなイメージとして頭の中に刻み込まれています。しかし、実際には負けが多いことも認識しています。

苦労が多い現実の中、“絵に描いたような理想の結果”をイメージするからスパッと行動できる、それこそが相場という行為の核だと考えます。
勝っても興奮せず、負けても落胆せず、目指すべきイメージは絶対にブレない。常に淡々と行動するよう心がけるのです。

その行動には、事前に安全弁を儲けておくことが必要です。負けトレードもあることを考えて資金に余裕をもつべき、前述した「50%」を大切にするべきだと、あらためて申し上げておきましょう。

安く買わなくてもいい

今回示した2つの事例は、どちらも「保合放れの前に買った」という“キモチいい”成功のケースです。それでも、最安値では買っていません。中源線は「少し上向く動きを見て陽転」「少し弱含む動きを見て陰転」というロジックで、一般的には“順張り”と説明するほうが受け入れやすいルールなのです。

でも本当は、それが最もわかりやすい感覚です。

例えば「最安値を買おう」と意気込んだら、まだまだ下げるうちに買ってしまうとか、安く買ったのはいいけど上がらないなんて展開も多いでしょう。

もちろん、「よし動き始めた!」と判断して買った結果、出損ないということもあるのですが、“いつ動くかわらない電車に乗って座っている”よりも“動き始めた電車にサッと乗り込む”ほうがイメージしやすいはずです。

トレードの実践は、「安く買って高く売る」ではないのです。
むしろ、「高く買って、さらに高値で売る」という発想のほうが素直だと思います。

次回のフォローアップ(3)は、値動きを見るときの大きなポイントを説明します。
お楽しみに!


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田代岳、坂本慎太郎、林知之の三者による“言いたい放題”の巻末対談

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凄腕ディーラーの戦い方
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発行:マイルストーンズ/発売:丸善出版
A5判/256ページ/2,200円+税

  • 坂本慎太郎(Bコミ)──“ちがい”に目を向けるのが株式投資です
  • 田代岳(YEN蔵)──相場は対応力。でも数字を追うだけではない
  • 高橋良彰──不安の中、いつも通りに仕事をしました
  • 村田美夏(ウルフ村田)──トレードすることで人とつながりたい
  • 沼田武(アンディ)──予測を行動につなげる純真さを求めています
  • 田畑昇人──ヒット量産のやさしいトレードが理想です
  • 上島浩司──“災害=売り”ではない
  • 本河裕二──私は張りません。乗るだけです
  • 黒木弘明──平時に戻るのを待ちました
  • 盛田聖一(バルバロス)──行動には理由が必要なんです
  • 本間忠司──経済を知れば株式市場の動きが読めます
  • 巻末対談【イタヨミ流】相場で勝ち続ける投資家の資質(田代岳、坂本慎太郎、林知之)

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(第122回 中源線で実現する究極のうねり取り ~変化点に機敏に対応するトレード~

「変化点」に注目する

私たちのように“値動き”を追う投資家は、どんな方向に偏っていくか──。
いろいろな偏りがある中で、「つい天井や底に目を向けてしまう」傾向を挙げることができます。最安値を当てたい、最高値を予測したい……そんな願望が自然です。

でも、それはプレーヤーが目指すべきことではありません!

儲けるためには「安く買って高く売る」ことだといわれますが、「安く買う」だけでは利益になりません。株価が人気で動意づき、マネーゲームで上げが加速する現実を考えたら、むしろ「高く買って、さらに高値で売る」のが正しいイメージです。

そのイメージをベースにして、「できれば安く買おう」と考えるのが、実践的な思考なのです。

番組の冒頭で、フリップを示しました。

「変化点に対応するのがトレードだ」
「× 天井を当てる」
「× 底を当てる」
「○ 変化を検知する」

予言者よろしく、最安値や最高値を言い当てることなど忘れ、変化を検知して素早く乗る(あるいは降りる)ことに焦点を当てるべきです。

だから今回、「変化点」というキーワードを強調し、プレーヤーにとって最も大切なイメージを理解してもらおうとしたのです。

天底を当てる試み

例えば「最安値を当てよう」としても、現実に難しいことはご存じのはず。ましてや、私たちプレーヤーは、実際に「売り」「買い」の行動を伴った状態で値動きを観察します。自分の売買を考え、目先で生じた評価損益といった生々しい情報を抱えながら思い悩む人間は、うまく当てることから大きく離れてしまうのが当然です。

だから、「変化点」を検知し、少し遅れることを承知で「素早く行動する」ように努める、「それだけができればいい」と考えるのです。値動きを図で説明しましょう。

今回取り上げる「変化点」は、誰にでもはっきりと見える“傾向の変化”です。微妙な変化には、あえて目を向けていません。上の図では、「1」で示した上昇の兆し、「2」の下落のスタートを指します。

もちろん、「1」で「上昇し始めた」と思って買っても、出損なって横ばいになったり、さらに下落トレンドに移ったりすることもあるのが現実ですが、明確な判断で行動すれば、「見込み違いだ」と認めて撤退することもできます。避けようのない負けトレードの損失を、抑えることが可能だということです。

さて、それでも気になってしまう最安値は、はっきりした変化点「1」の手前にあります。この最安値近辺でも、いわゆる「変化点」を見出すことはできます。「下げ止まったようだ」といった観察ですね。

先ほど「あえて目を向けない」と述べた小さい変化ですが、この変化を見出そうとする“狙い”だけは確認しておきましょう。「1」の手前で苦労しながら買うときの狙いは、「以前よりも安くなった」という論理ではなく、「1」を経てググッと上昇する動きを取ることです。時間軸を過去に置いて“値ごろ”で買うのは誤り、未来の上げ波動を見据えて買うのです。

結論は、まずは「1」のような変化点をイメージするべきだ、ということなのです。

さて、「天井を当てるのではない」「底を当てるのではない」と述べました。
「いわゆる変化点を検知する」のです。ここで別の図を示します。

どっちつかずの保合から上昇に転じたパターンです。
(点線のほうは、保合から下落したパターン)

この値動きには、「底」とか「天井」という概念はありません。
“新たな動き”が検知できた、では行動しよう、という実践的な発想だけです。

2つの図で説明した「変化点」の検知、そして実際にポジションを取る(買い、またはカラ売り)行動が、中源線建玉法のロジックそのものなのです。

「トレンド」に目を向けよう

中源線の事例はあとで示すことにして、私たちプレーヤーが“チャートでなにを見ているか”を考えてみます。

損益という結果がシュールすぎるので、つい「価格」ばかりを考えてしまいます。前述したように、「天井」や「底」に焦点を当ててしまうのも、「価格」だけに目を向けた結果の誤った思考です。

でも、チャートは「二次元の図」です。
だから要素は2つ、タテ軸の「価格」とヨコ軸の「時間」(日柄)ですね。

これら2つの要素で、トレンドを見ます。「上げ」か「下げ」か。
また、やはり2つの要素の関係から、トレンドが「急」か「緩やか」かを判断します。さらには、例えば「緩やかな上昇から急騰に移った」といった変化……言葉を重ねたら「変化の度合いが変化するさま」を読み取ります。

こんなふうに考えていくと、あらためて「底」や「天井」に焦点を当てることには意味がない、と理解できます。チャートを構成する2つの要素「価格」「時間」を等しく扱い、もっと「変化点」に注目するようにしましょう。

行動してなんぼ

「変化点」を検知し、「素早く行動する」と述べました。
天底を当てることなど考えず、現実にポジションを取ることに意識を向けるのが正しいのです。自分が“ポジションを取ることができるタイミング”を探すのです。

私はよく、トレーダーの行動をサーファーになぞらえて説明します。
海面でサーフボードにまたがって波を待ち、「よし、この波だ!」と感じたらサッと行動し、あとは上手に乗ることに集中する──「判断と行動」という点ではトレードの実践と同じです。

海の波がなぜ存在するか、目の前にある波はどこで発生したか……そんなことに興味を示さなくたっていいのです。すべては行動のため、“行動してなんぼ”なのです。

さて、テーマである「変化点」を、実際の中源線チャートで確認しましょう。
(赤い線が買い線、黒い線が売り線。それぞれ、3分割でポジションを増減させます)

2502アサヒグループHDは、「1」の売り線でつくったカラ売りが損になりました。赤い矢印の「変化点」で陽転と判断し、カラ売りを損切りして買いにまわったのです。
「検知」+「行動」です。

「2」の買いは利食い、でも「3」の売りは損。しかし、再び変化を検知して買いにまわったことで、「4」に至る上げを取ることができたわけです。

次の銘柄は、4739伊藤忠テクノソリューションズです。
これも、先ほどのアサヒと同じように、「保合からの上放れ」という変化を検知して行動した結果、利益になった事例です。

「1」の売りはヤラレ、でも「2」で陽転と判断してドテン買いにまわったことで、「3」までの大きな上げを取ることができました。

中源線を使えば常にこうやって儲かる、ということではありません。
説明のために、成功例を示しているのです。
でも、目指すべきトレード、成功のイメージをつかむことができると思います。

次回のフォローアップ(2)は、もっと現実に近寄って「成功の再現性」を考える内容です。
お楽しみに!


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まとまった原稿を書くとき、着手が遅れがちです。
でも、ファイルを用意して数行だけでも書いておくと、いつのまにか頭の隅で考えているので、時間が経過するうちにアイデアが整っています。
素早く一歩だけ行動することで絶大な効果が得られる例ですが、ほかの仕事にも私生活にも応用できるワザだと思います。

 

金融の世界は、意外と単純です。
すべてが数字で計算されるので、極端な言い方をすれば「子どもでもできる」。
マーケットの価格変動が大きいだけです。

しかし、数字の約束事が細かいので、「分野ごとに知識も対応方法も大きく異なる」といえます。

私は株の世界で経験が長いのですが、同じ株でも、例えば新規公開のことだと乏しい知識しかありません。
オプション取引の基本的な仕組みは理解していても、いざ具体的な戦略をつくろうとしたら突破口に迷います。
外務員試験に出た「債券の利回り計算」は今でも記憶していますが、債券市場の現状については情報がわずかしかありません。

以上のことから、次の2つの実践論が導き出されます。

1.勉強することが必要
2.でも、狭い範囲だけでいい

金融市場は単純だと述べました。
資金さえ用意すれば、誰でもサッと参加できます。
(口座開設等の手続きだけは必要)
まるで、ウェアから板までなんでも貸してくれるスキー場です。

こんな手軽さがあるため、勉強しないで実践する人ばかり。
でも、ちょっと勉強するだけで、
 自信がつく、
 行動の理由が明確になる、
 実際に他人より前に出られる、
と断言します。

最新刊『凄腕ディーラーの戦い方』に登場する田畑昇人氏は、負けトレードの“振り返り”を簡略化する理由を次のように述べています。

「僕も怠惰な人間なのですが、多くの人も同じように怠惰だからです(笑)。だからこそ、金融マーケットに値動きがあり、FXの場合は株よりも合理的とはいえ、必ず値動きが加速する場面があるのだと思っています」

金融の世界、トレードの競争にも「素早く一歩だけ行動することで絶大な効果が得られる例」があるのです。

ラクな気持ちで、小さな疑問について調べるクセをつけましょう!


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韓国料理は、きれいに盛りつけたものを“まぜまぜ”して食べるものが多いようですが、国や地域によってはとても不評だとか。
私は、韓国料理ならば“まぜるもの”、まぜて食べるべきだと思いますが、目の前でカツ丼をまぜられたら食欲が失せます……。

ものの見方というのは人それぞれ、また、そのときの状況によって異なります。

中源線のように「上げを見て陽転」「下げを見て陰転」は順張りだと称されますが、「安値圏の出口で買ったら逆張り」と認識することもできます。

上げ波動に入ってから押し目で買いを入れるやり方について、「順張りの中の逆張り」と表現する人もいます。
新刊『凄腕ディーラーの戦い方』に登場する沼田武(アンディ)氏です。

波動の捉え方は順張り、玉の入れ方は逆張り、ということですね。

でも、実践においては、呼び方なんてどうでもいいのです。
また、沼田氏のやり方と「動きがないうちに安値を拾う」やり方を比べて優劣をつけることもできません。

それぞれに一長一短がある、ということです。

さらには、けっこうカチッとした売買ルールがあっても、捉え方はマチマチになるでしょう。

見え方、表現の仕方(言葉の使い方)、行動のあり方……自分なりに整合性がとれていればいいのです。

ちまたにあるサラッとした説明は、わかりやすい、助かる、ということで「これだ!」と落ち着くのですが、ある意味、要注意です。
究極は、「この銘柄が上がります」って情報ですね。


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