株ってなに?
株式市場って、どんな場所?
こう聞かれて、答えられますか?
即座に答えられる必要はありません。
株式投資・トレードのテクニックとは直接、関係のないことです。
でも、こういった観点が土台の知識を支えてくれます。
今週は祝日が2日あったので「ウイークエンド株式投資」をお休み、かわりに、この動画を作りました。
株ってなに?
株式市場って、どんな場所?
こう聞かれて、答えられますか?
即座に答えられる必要はありません。
株式投資・トレードのテクニックとは直接、関係のないことです。
でも、こういった観点が土台の知識を支えてくれます。
今週は祝日が2日あったので「ウイークエンド株式投資」をお休み、かわりに、この動画を作りました。
ローソク足を見るとき、ちまたにある「四十八手」などの情報を頼りにしていませんか?
プロのホンネ、プロの疑問、ほんとうの使い方について解説しました。
株価指数の高騰に惑わされず、個別銘柄に目を向けた慎重な観察、落ち着いた戦略を意識するべき場面です。
今週の銘柄と、実践的な考え方のポイントは?
出来高を見ても、株価の先行きを当てることはできません。
しかし、条件つきながら、出来高データが売買タイミングをはかるうえで大きな助けとなるのです。
ぜひ、動画をご覧ください。
ご存じのように株価指数が急騰し、株式市場は明るくなりました。
TOPIX(東証株価指数)は、バブル期以来の高値を更新しています。
では、「上げがつづく」との見通しで、どんな銘柄が狙い目なのか?
「ウイークエンド株式投資」は、単なるオススメ銘柄番組ではありません!
個別株の動きを実践的に捉え、あなた自身がずっと使える実用的な考え方をお伝えする、こだわりの内容です。
私は継続的に強気でしたが、直近で指数が高騰する状況を見ても冷めている部分があります。
株式市場の基調は上向きだと考えています。
ということは、これからもずっとチャンスはある、ということです。
また、動意づく個別株の範囲は、たいして広がっていないのです。
でも、「中源線シグナル配信」の集計値が示した数字にはコーフンしました。
映像は、「YouTubeチャンネル「マーケット・スクランブル」」でご覧ください。
膠着状態で見えていた個別銘柄の強さ
TOPIXはバブル期以来の新高値、日経平均も3,000円幅の急騰!
今回の番組テーマにも言葉を入れていますが、「で、あなたの持ち株は?」なんて突っついてくるとか、「さあ、ここから買う銘柄は!」なんて“あおり文句”が飛び交いはじめました。
でも、手の内がよくない投資家ほど、こういった情報に動かされるのが、株式市場の構造です。慌てずに、自分で自分自身をコントロールできる戦略を整えたり、守備範囲内の行動を考えるのが、ドタバタと売買してしまう投資家の対局に立つ姿勢です。
番組の前半で、中源線シグナル配信による日々の「集計値」に触れました。
いつもご覧に入れている、「東証一部の買い線銘柄数」です。
8月23日以降、陰転銘柄の少ない日が記録的につづきました。
株価指数の変動や水準をネタに投資家をコーフンさせる情報から離れる、ひとつの方法として、こういった個別銘柄を軸とした統計値に目を向けてみてください。
「中源線研究会」に無料登録するだけで毎日、市場全体の数値を確認できます。ぜひ試してみてください。
株価がグイッと上がると、ソワソワしますか?
ソワソワしてヘンなポジションをつくらないためには、落ち着いたワクワクを感じることです。
そのためには、株価水準に目を向けて「あっ、買っておけば……」なんて発想ではなく、「トレンド」を意識することです。
季節の変化を考えてください。
春になると気温が上がってきます。でも、まだ春。気温の変化はジグザグをみせながら、夏に向けて上げトレンドを描きます。
相場も、こういったゆるやかな変化を意識して考えるのです。
寒い時期(安値べったりの期間)に仕込まなくても、気温が少し上昇して春を確認(株価が動意づいたと判断)してから手を出せばいいのです。
株式投資に勝つコツは、「安く買う」ことではありません。
例えば、以下のように考えたらどうでしょうか。
いつも紹介している「中源線」は、まさに前項で述べたことをルール化したものです。
下がっても買いません。
安値からピクピクッと動き、「上げトレンドがスタートしたか」と感じさせる動きで陽転、そこから買いはじめるのです。
自分が追っている銘柄には、慣れがあります。
だから、近未来の上昇を見据えて、安値をきれいに拾うカッコいい先回りが実現することもあるでしょう。
でも、「動いてきたぞ」と確認してから、ポジションをつくるタイミングを計れば、ストレスの少ない機敏な行動で波に乗ることはできます。
チャートのタテ軸(価格)だけにこだわるのではなく、「値動きについていく」順応の感覚も大切にしてください。
そもそも、8月後半からの指数上昇は、「株が買われた」と認識できない部分があります。
私の強気が正しいことを証明する変化だと思っていますが、定点観測の8銘柄を見てわかるとおり、個別銘柄の動きは依然として局地戦の様相です。
どうやら、「株価指数がグイグイ上がることはない」と踏んで、先物売り、コールオプション売りを仕掛けていた向きが、敗戦処理で買い戻してきたというのが主な内容です。
菅政権が弱々しい、しまいには総裁選への不出馬を表明……このあたりで、さらに弱気のポジションを積み増してきたのかもしれません。
おっと、こんな想像は実におもしろいのですが、私たちは雑談のネタにしかしません。どんなときでも、「自分の戦略」「自分の見通し」「自分のポジション操作」という核の部分から目を離すことはないのです。
日経平均を軸とした観測、解説は万人ウケするのですが、情報弱者の側面が強い投資家、負けやすい投資家をターゲットにした情報産業が、ヘンな尾ひれをつけて膨らませている点に要注意です。
さらには、やはり情報弱者のストライクゾーンにドンピシャの“おいしそうな銘柄”情報が付加されています。
手がける銘柄は、多少の楽しみを考えて適当に入れ替えてもいいので、株価指数の変動を横目に、自分で選んだ銘柄の定点観測をやってみてください。
相場は、常に私たちプレーヤーの期待を裏切ってくれます。
だからこそ、見通しを整える段階では、ゼッタイに裏切らない方法が求められます。
最後の予測は当たったり曲がったり……でも、定点観測から得られる独自の情報は、相場に裏切られるなかで、確実に売買リテラシーを高めてくれます。
次回は9月13日、第2週なのでテーマ別の番組をお届けします。
タイトルは「逆張り好きの売買戦略 ~春高銘柄が狙い目!?」。
株価指数の急騰に慌てることなく、落ち着いて戦略を考えるヒントを紹介します。
お楽しみに!
2020年12月新刊
常に一定の株式を抱え、「上がってくれ」と願う、ショック安がコワい……
こんな息苦しい状態から脱却し、自由に、ゆとりある株式投資を実践するには?
株価に変化のない銘柄は、誰にも注目されません。
でも、「将来」を考えることこそが株式投資です。
きわめて「小動き」になり、近未来に長期上昇トレンドがスタートするタイミングをつかまえることができたら……。
「小動き」とは、どんな状況を指すのか?
最新の動画をご覧ください。