【禁止事項】とりあえず○○

個人投資家の売買(トレード)は、極めて自由です。
 
上げを狙う「買い」でも「カラ売り」でもOK。
50銘柄に分散でも、1銘柄に集中でもOK。
そもそも、対象が株でなくてもOK──なんでもあり!
 
どうしても、ユルくなりがちです。
ガチガチに緊張した状態ではいけませんが、結論の先送りだけは避けたいのです。
 
最もいけないのは、「とりあえず」という言葉を安易に使うこと。
とりあえず買っておく、とりあえずそのまま……なぜだか、ポジションを増やす(減らさない)方向に傾くのです。
 
ただし、禁止事項は心理的に守りにくいし抑圧的なので、肯定形のほうがいいですね。
「自分の狙いをハッキリさせる」「その狙いどおりのポジションを取る」というのが、正しい行動のイメージです。
 
「とりあえず」がキケンなのは、状況がわるいときだけではありません。急に評価益が増えた、大きくプラスの方向に動いたときも、ユルい気持ちを許さないほうがいいでしょう。
 
YouTube動画の「こんなときどうする?」シリーズ3回目は、持っている株がストップ高したときの対応をテーマにしました。
 
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【こんなときどうする】損切りか持続か迷う

買えば下がり、売れば上がる……
期待が大きいことも相まって、感覚的には「いつも逆に動く」のが相場です。
 
自分の決断と行動に悔やみながらも、なにか対処しなければなりません。
あらためて、決断と行動を求められるのです。
 
買ったら下がって「損切りが正解?」と感じながらも迷う──最大の相場あるあるかもしれませんが、ここで迷っていたら混乱しかありません。どう考えればいいのでしょう?
 
YouTube動画で新たにスタートしたのは「こんなときどうする」シリーズ。
第一弾を公開済みです。
 
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【最重要課題】売りのテクニック

売買は「売り」と「買い」で成立します。
「売り」は、行動の50%を占めるのです。
 
でも、株は“買って持つ”イメージが強く、「売り」に意識が向きにくいのです。社会人、オトナの自然な心理だと思います。
 
この偏りが、株式投資においてジャマをします。
行動のすべてが、マイナス方向に引っ張られてしまいます。
 
でも、脳内のイメージを修正するのはカンタン!
そんな狙いの動画を、11月3日にアップしました。
 
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損切りより利食いのほうが難しい

損切りが難しい……そんな説明にフォーカスすると、さらに難しいものになってしまいます。

(必要な)損切りを、適切なタイミングで実行する──これが、私たち実践者が目指す行動スタイルです。そのためのヒントを、短い動画で紹介しました。

→ 視聴はこちら(林投資研究所YouTubeチャンネル)

【重要基本テク】損切り

・見込み違いのポジションは切る
・その現金で、次のトレードを考える
 
損切りという発想に触れて「なるほど!」となるのですが、損切りによって負けが確定すると同時に、(そのポジションによる)利益の可能性を捨てる行動は、感情的に実行が難しいのです。
 
多くの投資家にとって、損切りは大きな課題でしょう。
 
ひとつでも有効なヒントがあれば……現在、損切りをテーマにした動画をYouTubeにつづけてアップしています。
ぜひとも、ご覧ください。
 
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