丑年の相場は「つまずき」などといわれますが、英語でブル(Bull=牛)は上げ相場を意味します。
2021年の相場はどうなるか──1月4日、大発会の夜から放送しました。
ぜひ、ご覧ください! →YouTubeチャンネル「マーケット・スクランブル」
丑年の相場は「つまずき」などといわれますが、英語でブル(Bull=牛)は上げ相場を意味します。
2021年の相場はどうなるか──1月4日、大発会の夜から放送しました。
ぜひ、ご覧ください! →YouTubeチャンネル「マーケット・スクランブル」
~個別は年末に向けてじわり押し目~
歴史的なハイボラティリティに翻弄された2020年。
12月の相場は打って変わって値動きのない展開となった。
指数は横ばい、上げも下げも続かない。
保合どころか、ほぼ一直線に真横に伸びた。
一方で、個別の銘柄は目先達成で売り転換するものも多く、全体に弱含んだ。
株価の予測をピシピシと当てる方法はありません。
だから、見込み違いも仕方がない……でも、損切りが遅れてしまうのが現実。
的確な損切りの判断と行動──どうしたら実行できるのでしょうか?
具体的な考え方を紹介しました。6分59秒の動画です。
→ → 視聴はこちら(YouTube動画)
日経平均やTOPIXを見ると膠着状態ですが、個別銘柄は上げはじめ、下げはじめ、保合と爬行色が鮮明です。一気に吹き上がるのか、いったん調整か。
年末高を警戒する向きも少なくないなか、静かな循環物色をみせる個別銘柄をじっくり観察してみました。
年末ラリー、掉尾の一振……最近は、不合理を承知で個人投資家が物色の手を広げる状況を目にしない気がします。
でも、11月後半から、これまで動きのなかった銘柄にも資金がまわってきたような気配。株価指数の伸びに一歩、いや数歩くらい遅れて個別物色が活発になるか!
12月14日、2020年最後のマーケット・スクランブルでは、こんな観点で個別銘柄をさぐってみました。
映像は、「YouTubeチャンネル「マーケット・スクランブル」」でご覧ください。
(第192回 大相場への序章? ~年末ラリーを牽引するのはどんな銘柄?)

“小松の親分さん”こと、俳優の小松政夫さんが亡くなりました。
個性が豊かで魅力的な人だったと思います。
「シラケ鳥」って流行しましたね。私は、電線軍団が大好きでした。
合掌
株式市場ではいつでも、上げ相場の気配が出るやいなや、「買え~買え~」と鳴く“買い買い鳥”が飛び回ります。業界全体で投資家をあおる──こう表現すると、いかにも下劣な印象ですが、多くの投資家がそんな情報をのどから手が出るほど欲しているのも事実です。
とても俗っぽく、どこか安っぽいのですが、これこそが兜町の文化、株式市場の素直な姿です。
だから、お利口さんを振る舞いながらも、こうした熱い動きを無視してはいけません。不合理かつ熱のこもった変動こそが、マーケット参加者全員にとって「利益の源泉」です。
相場師殺すにゃ刃物はいらぬ 寄り引け同事にザラ場なし──。
動きがなくては、どうにもならないのです。
とはいえ、モグラたたきのように「こっちだ」「こんどはこれだ」とキョロキョロするのは俗にいう“イナゴ投資”。器用かつ機敏に行動しているつもりが、ひたすら情報に翻弄される側、情報弱者側に寄っていくことになるでしょう。
手がける銘柄の範囲を決めておくか、手がける値動きのパターンを決めておくと、「自分のスタイル」を貫くことができます。当然、その方法が機能しない時期、出動チャンスが極めて少ない期間も生まれるのですが、それを受け入れるべきです。
株式市場では毎日、なにかしらの銘柄に動きがあるので、狙って取れそうな気もしますが、そんなにうまくいくはずがありません。機会損失に対して「損しちゃう」なんて言葉を思い浮かべることなく、「大ヤラレしなければいい。それよりも、自分のスタイルを崩したくない」と考えるのが王道です。
さて、中源線は機敏な反応がミソです。
3月中旬にかけての急落も、その後の急騰も、見事に反応してくれました。
ところが、そのあと株価指数が順調に推移するなか、物色される個別銘柄は一部分に限定といえる状態でした。多くの銘柄は、動くと見せかけてコケる……どうにも読みにくい状況、ほとんどの投資家にとって、やりにくい相場がつづいたと思います。
しかし、11月後半からは様子が変わってきましたね。
まあ、ド直球で「年末ラリー」なんて言葉を使うのは避けたほうがいいとしても、シラケ鳥しか飛ばない状況から脱してきたと感じています。

“シラケ鳥”相場のなか、多くの銘柄が低迷していました。
しかし、そうした蚊帳の外にあった銘柄が順に動意づく──こう判断できるような変化が起こっています。
毎週金曜日の夕方、株式市場の1週間の動きを中源線で見る、「ウイークエンド株式投資」という番組をお送りしています。
「林投資研究所YouTubeチャンネル」で、1回が6分~7分です。

毎週、中源線でトレンドが転換した数銘柄を取り上げて紹介するので、前項で否定したような“週替わり”の情報と思われそうですが、範囲を決めているうえに、中源線というブレない観点があります。
この「ウイークエンド株式投資」のなかで最近、おもしろみのない安値の動きから陽転した銘柄をいくつか紹介しましたが、その後も魅力的な推移を示すものがあります。
本格的には来年かもしれませんが、皮肉なことに、コロナ禍を機に株式市場が新たなステージに進んだ気がします。
みなさんも、自分の得意分野を意識した「定点観測」をつづけて、いろいろな変化を察知することを楽しんでください。情報は集めるものではなく、自分自身でつくり出すものです!

本格的には来年かもしれない……前項で述べたのは、「まだ」のようで「もう時期が到来している」という現時点での予測ですが、私なりの裏付けがあります。
林投資研究所はバブルの時代、1984年に、「FAIクラブ」という低位株投資の研究・実践の会を発足させ、現在まで毎月欠かさずに例会を行っています(2011年3月、東日本大震災の翌日のみ休会)。
メンバーは全員、数百銘柄の月足を同じ規格で手描きし、株価の最も基本的な長期サイクル、数年から5年、10年の上げ下げを幅広く観察しています。
主な目的は「低位から数年かけて上昇する銘柄を見つけること」ですが、結果として、日経平均の観察などからは絶対に見えない、株式市場の真の姿を目にすることができるのです。
2013年から2014年に大きく上昇する銘柄も多数ありましたが、「アベノミクス相場」といわれるなか安値低迷していたのに2017年、2018年に暴騰した銘柄もありました。
直近は、この手法で対象となる動きが乏しいのですが、そのかわり、早めに大きく上伸した銘柄が長期の下げトレンドを経て、再びチャンス到来かという状況です。
日々の雑多な情報ではなく、長期の波動に目を向けると、例えばコロナ禍による金融緩和についても、次のような仮説を思い描くに至ります。
「結局は、リーマンショック以降、政治が積極的に金融マーケットの水準・機能の維持にかかわっている。また、“株高を土台にした経済成長”という構造が年々、強固になってきたのではないか」
株式市場は今後も拡大、発展していく流れがあると確信します。
一方で、十分な企業価値があるのに安値に放置されている銘柄は、ちまたで指摘されているように、かなりの数に上ります。
「そろそろ本格的に出動」「来年以降が楽しみ」と考え、12月の例会でも新たに2銘柄を選定しました。月足で見る長期的な波動、目先における個別銘柄の値運びなどから、変わり目にさしかかっていると感じています。
フォローアップ第2回は、具体的な事例で中源線の機能を再確認しながら、シグナル配信の情報をバランスよく利用するためのヒントを紹介します。お楽しみに!
※番組フォローアップ(2)は、「中源線シグナル配信」(対象:全上場銘柄)の会員限定のブログに公開し、同時に会員限定でメール配信も行います。
2020年12月新刊
日経平均は2万6千円に乗せたのに、オレの銘柄は上がらない……こんな声が聞かれるのが昨今の相場かもしれません。
“コロナショック”のあと、個別銘柄は実際にどんな動きをみせているのか。
中源線は、どんな感じで機能しているのか。
2020年12月7日の放送では、私が売買している8銘柄を取り上げ、少し気が早いのですが、2020年を振り返りました。
映像は、「YouTubeチャンネル「マーケット・スクランブル」」でご覧ください。
【市況 トレンド うねり取り】オレの銘柄どうなった?
~林知之の【リアルトレード】

株価指数が堅調に推移しています。
リーマンショック以降に生まれた、金融緩和とマーケットへの政治介入、株高を土台に経済成長を図る構造は、コロナ禍でより強固になったと認識できます。
私は強気の見通しです。
しかし、個別銘柄について個人投資家が「取りやすい」と感じるような物色はみられず、「オレの銘柄だけ上がらない」なんて声も……いや、錯覚ではなさそうです。
安値圏で静かにしていた銘柄が、チラホラと動意づく変化もみられますが、実感を伴いにくい循環、という感じです。このように、株価指数は高いにもかかわらず、個別銘柄の多くは動きをみせていません。過熱しているわけではないから、目先も指数の水準でビクビクする必要はないと考えています。
さて、そんな見通しとは関係なく、相場の現状はストレスフルです。
中源線は、3月にかけての急落や、その後の戻りに見事に反応しました。とはいえ、それ以降の動きが気に入りません。中源線に限らず、数カ月単位の上げ下げを取ろうとする場合、適度に“うねり”をみせる銘柄がそれなりにないと困ります。
これも相場……儲からないまでも、被害が出ないように“かわす”行動が求められます。

3月中旬にかけての急落を軸に、今年の相場を振り返ってみましょう。
3月の安値圏で、「よし買うぞ!」なんて気持ちは生まれませんでした。
そんなドラマみたいな張り方を選択肢にもっていると、ちょっとした想定外の株価変動で大ケガをして、マーケットから退場を余儀なくされるでしょう。
でも、「これ以上は売りにくい……」と私は考えました。
だから、中源線を見ながらも、売り増しを見送ったり、裁量で買い戻したりしました。
また、急激な戻りで陽転する銘柄が出はじめたころから、荒い動きで中源線が機能しにくい状況を想定して株数を抑えることに決めました。
ただ、2~3カ月もしたら“通常運転”に戻れると期待していたのに、8カ月以上が経過した現在でも値動きがスッキリしない銘柄ばかりです。
あらためて述べますが、これも相場です。
苦しいときに行う相場の「シノギ」は、頑張って利益を上げることではなく、頑張らずに耐えて「取られない」ことを優先させる姿勢です。
ちなみに、中源線が敏感に反応して陰陽転換(売り→買い、買い→売り)するのは、強い攻めではありません。それまでのポジションを閉じる「守り」と、1単位だけの反対玉です。
この1単位は、「出発点を規定する」という中源線の核心部分です。
その後の増し玉が適正な攻めで、その際に裁量で数量を増やす行為が「攻め」といえます。

番組でも触れましたが、3月の急落とその後の急激な戻りでは、多くの投資家が振り回されたでしょう。
ポジションを持ちすぎた余裕のない状態で急落に遭遇すると、追いつめられた結果、安値圏で売りたたいてしまいます。取り返そうとドテン、カラ売りして持ち上げられたケースも多いはずです。
見出しにした「相場と正面から向き合う」の意味は、常に“がっぷり四つ”で相場に接することではありません。相場の難しさ、対応する人間の弱さを認めたうえで「最終的に勝つ方法」を考えることです。
その一環で、前2項で述べたようなシノギの発想が生まれます。
ちまたの投資関連情報のように、過去のコメントなど知らんぷりで、「3月以降、○○、○○といった銘柄が大きく上昇した」とか、「これから魅力的なのは○○と○○」なんて“おいしそう”なネタを並べたほうが、読者がワクワクしてくれるのでしょう。
でも、ウソを並べるようなものです。
前述したように、私は強気の見通しです。
株式市場は、これから楽しみだと思っています。
半面、ここ半年の株価は、結果として大きく上昇した銘柄はあるものの、現実に取れるチャンスはわずかだったと捉えています。3月にかけての急落、その後の戻りを振り返って、「取らぬ狸の皮算用」をしてはいけません。
さかのぼって「これを買っておけばよかった」とか「投げるんじゃなかった」というのは、未来につながらない結果論です。
中源線は急落にも急騰にも反応してくれましたが、その後の“ちゃぶつき”では、表裏一体の弱みが出て機能しない状況がつづきました。
万能の道具などありません。
でも、弱みを認めて設計すれば、非常に実用性の高いルールを構築することは可能です。

来週は、テーマ別の番組をお届けします。
タイトルは「大相場への序章? ~年末ラリーを牽引するのはどんな銘柄?」。
12月14日(月)夜8時公開です。お楽しみに!
2020年12月新刊
林投資研究所オリジナルのトレンド分析システム「中源線建玉法」をもとに毎月、同じ銘柄群(8銘柄)の値動きを継続して観測しますが、今週は特別企画、「年末恒例~オレの銘柄どうなった?」。
林知之が実際に手掛ける8銘柄の動きと、ここまでの対応を振り返ります。
実践論とセットの「超」相場解説!
番組視聴はこちら → YouTubeチャンネル「マーケット・スクランブル」