・これからの投資 | 矢口新

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☆これからの投資

世界から戦争や内戦、紛争が、小さなものを含めれば絶えたことがないにも関わらず、これまで、一般の現在日本人にとって戦争は非日常だった。

自然災害は日常だ。病気、事故、事件も日常だ。自らそれらを望む者はほとんどないと言えるが、誰の身にもそれらは降りかかる可能性があるものだ。

同じように平和を望まない者はほとんどいないが、それでも戦争は誰の身にも降りかかる可能性があることを、歴史や現在の世界情勢が教えている。

これからの投資は、日本人にとっても戦争は日常であることを踏まえたものになるのではないか?


・日常のなかの戦争

私が生まれたのは1954年で、終戦から9年しか経っていない。戦争が残したものを私が実感できるわけもないが、子供向けの漫画にも、「ゼロ戦隼人」や「紫電改のタカ」など多くの戦争モノがあり、軍人将棋というものもあった。

小学生の頃にはアメリカのテレビ番組「コンバット」が放映されたので、友達たちと「戦争ごっこ」をして遊んだものだ。特徴的なシーンは、小隊長が「援護しろ」と部下に命じて、自ら先頭に立って敵に向かって突撃していくもので、毎回そのシーンがあったと記憶している。その敵とはドイツ軍で、ヘルメットや制服が米軍のものよりかっこ良く思えたものだ。

プラモデルでもタミヤの戦車をはじめ、戦闘機、戦艦、潜水艦など何でもあり、プラスティックの小さな兵隊の他に、手足や腰、首などが動くより大きなGIジョーという兵隊の人形もあった。その意味では、戦争は今の子供たちより身近なものだった。

とはいえ、戦争は話に聞く遠い昔のもので、非日常の最たるものだった。


ベトナム戦争は1955年11月から1975年4月末までとされているので、私が子供の頃の日本人にとって非日常の戦争は、ベトナム人やアメリカ人にとっては日常の1部だった。

アメリカ人にとっては、その後もイラク戦争やアフガニスタン戦争があり、内戦や小さな紛争への関与も含めれば、戦争はほぼ常に日常の一部となっている。戦場が海外なので、ほとんどの人たちにとっては意識しないほど小さな一部であったとしても。


私が遅すぎるのかも知れないが、この年になってようやく痛感しているのは、戦争は誰もがいつ遭遇するかも知れない「人災」だということだ。やはり、誰もがいつ遭遇するかも知れない自然災害が「天災」ならば、個人的には恨みも何もない、見知らぬ相手と殺し合うのは、人がつくる災難で、「人災」と呼ぶしかない。

そして、自然災害や、事故事件に巻き込まれる場所などに発生確率があるように、戦災に巻き込まれることも、日常の中にある確率の問題ではないか?

多くの日本人が感じてきているように、誰もが戦災に巻き込まれる確率が確実に高まっている。高まってはいるが、どこまでも日常の一部でしかない。仮に日本が戦場になってさえ、日常のなかの戦争が大きく膨れ上がるだけなのだ。

つまり、どこまで行っても、今日の生活、明日の生活が、生きている限り続くということだ。


・トップガン マーヴェリック

封切りの日に、「トップガン マーヴェリック」を観た。単純明快、痛快な娯楽映画で、ものすごく面白かった。

前作も痛快なアクション映画だったが、軍隊の闇の部分も描いていたように記憶している。

今回は、そうしたものがなかった。米軍の闇は既にウィキリークスやスノーデン、大手メディアが暴いており、今さら娯楽映画で触れる必要がなかった。

また、この映画の主人公たちが行うミッションに、悲惨なものや、残酷なものがない。スポーツ漫画のようなのだ。

様々な見方や解釈があるのだろうが、私が見るところ、この映画の主題は「限界への挑戦」で、不可能を可能にし、奇跡を起こし、ハッピーエンドになるというものだ。痛快でないはずがない。

また、映画の中で何度も出てくるキーワード、「Don't think! Just do it!」は、投資などにも使えるものだ。


・これからの投資

投資とは、リターンを求めるにあたって、そのリスクを十分に吟味するものだ。リターンとは生きる糧に繋がるもので、リスクとはそれを得るための危険性を含むコストだ。

公務員にも、会社員にも、自営業にも、それぞれのリターンとリスクがあり、自己への投資や、設備投資、証券投資にも、それぞれのリターンとリスクがある。

このことは、日常の中に戦争というリスクの確率が高まっていることを、同じように見合うリターンがあると捉えていいことを意味している。それは、日常が続いている限りあるはずのもので、大きなリスクに見合う、大きなリターンが狙えるはずなのだ。

とはいえ、リスク管理を怠れば、大きなリスクに押しつぶされてしまう。


リスクとは時間だ。豪雨や洪水がそれであるように、何十年に1度のリスクが短期間に凝縮されて起きるようになっている。異常気象は加速度的に増えている温暖化ガスを鑑みれば、もっと激しく凝縮されると考えられる。

経済はもっとすごい。コロナ対策で経済を止めたことは有史以来と言っていい。疫病の原因がウイルスや細菌であることが分かったのがここ100年位のことなので、経済を止めることが疫病対策となるような発想がなかったはずだからだ。現代の施政者たちがパニックに至ったのは、止むを得ないことだったかも知れない。

また、マイナス金利政策や、経済規模を超える資金の供給も有史以来だろう。仮に20世紀までの人類の行動が常軌にいたとすれば、21世紀の政策担当者たちは常軌を逸している。そして、これらが反転してきているのだ。そこに、これまで日本では非日常だった戦争が、日常となる。

つまり、時間のリスクは、これまでの人類が経験したことがないほどに大きい。これは同時に、リターンの大きさも示している。リスクを取り、それを管理すれば、リターンは残るのだ。


私はここ数年来、日本財政や社会保障制度の問題点を指摘してきた。また、イラクや、アフガニスタン、ウクライナなどでの地政学的リスクも取り上げてきた。

見たくない、聞きたくない話だったかも知れない。ネガティブキャンペーンに思う人もいたことだろう。

とはいえ、私自身はそれを日常のリスクとして捉え、自分なりに分析し、リターンに繋がる方法を考えてきた。

だからこそ、日本財政や社会保障制度の問題点を指摘した著書を「日本が幸せになれるシステム」と題した。リターンが狙えるからだ。


時間のリスクを最も効果的に排除できるのは短期トレードだ。自分が保有している時間だけ、リスクを取っているからだ。

現状の値動きでは、日経平均の先物なら、10万円の元手で、1日1時間内外のトレードで、現実的に1、2万円の利益が狙える。FXトレーディングならば、同じ元手、同じ時間で、その数分の1程度だ。リスクを取り、それを管理すれば、相応のリターンが残る。

「Don't think! Just do it!」。痛快な映画だった。

 

 

 

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・著書案内:日本が幸せになれるシステム: グラフで学ぶ、年金・医療制度の守り方(著者:矢口 新、ペーパーバック版)

 

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