【NY原油は90ドル割れも想定】 | 陳晁熙

【NY原油は90ドル割れも想定】
「OPECプラス」は3日、オンラインで閣僚級会合を開き、9月に日量10万バレルの追加増産を行うことで合意した。ロシアによるウクライナ侵攻の影響で原油価格が高止まりする中、米国などの要求に応じた形だが、小幅の増産で価格を押し下げられるかは不透明。

OPECは声明で「余剰生産能力は極めて限られており、慎重に活用する必要がある」と小幅の増産にとどめた理由を説明した。9月の生産目標は20カ国合計で日量4395万5000バレルとなる。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、OPECプラスは2020年5月から、世界需要のほぼ1割に相当する日量970万バレルの大幅な協調減産を実施。その後の景気回復に伴い、段階的に生産を増やしてきたが、一部の国は合意した増産を完全に実施できていない。

米欧によるロシア産石油の禁輸により、需給逼迫への懸念が根強い。6月30日の前回会合では、8月に日量64万8000バレル増産することを確認。これにより、生産目標はコロナ前の水準に回復した。OPECプラスは次回会合を9月5日に開く。

*NY原油(9月限)は、増産を背景に需給緩和懸念が広がる中で急反落した。終値は90.66ドル(-3.76)。2月後半のロシアのウクライナ侵攻以来、初めて91ドルを割り込んだ。

チャートパターンは悪化しており、90ドルを下回る可能性が高まっているようだ。

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