【11月19日海外市況】 | 陳晁熙

【11月19日海外市況】
ny1122

*週末19日のNY外国為替市場では、欧州での新型コロナウイルス感染再拡大を背景に安全資産とされる円が買われ、114円付近に下落した。113円98銭~114円08銭。欧州で新型コロナウイルスの感染が再拡大。オーストリアは全国規模のロックダウン(都市封鎖)を22日から再導入すると発表したほか、ドイツでは18日に報告された新規感染者数が6万5000人を超え、過去最多を記録した。これを受けて、欧州域内での景気回復が遅れるとの見方からユーロ売りが加速し、リスク回避姿勢が強まる中、円にも買いが集まった。

*週末19日のNYダウは、欧州での新型コロナウイルス感染再拡大を嫌気し続落した。3万5601.98ドル(-268.97)。冬の到来を控え、欧州の一部では新型コロナウイルス感染が再拡大している。オーストリア政府は22日から、飲食店などを閉鎖するロックダウン(都市封鎖)を再開すると発表。来年2月にはワクチン接種を義務化する方針を示した。病床の逼迫懸念も出始めたドイツでは、ワクチン未接種者への行動規制を強化した。市場では、こうした動きが投資家心理を冷やし、幅広い銘柄で売りが先行した。


*週末19日のNY金は、対ユーロでのドル高が重しとなり続落した。1851.60ドル(-9.80)。欧州の一部地域で新型コロナが再流行し、オーストリアでは週明け22日から全国でロックダウン(都市封鎖)を開始すると発表。これを受けて外国為替市場ではユーロが売られ、ドル高が進行。ドル建て金は割高感から圧迫された。米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事が金融政策の引き締めに向けた早期のテーパリング(量的緩和の縮小)を呼び掛けたことからドルが上昇したことも相場の重しとなった。ウォラー理事は、利上げをより自由に行うため、FRBは国債購入の減額ペースを速めるべきだと発言した。

金ETFは、985.0トン(+8.13)。

NY白金は4日続落。1036.00ドル(-20.40)。
パラジウムも続落。2073.20ドル(-64.20)。


*週末19日のNY原油は、欧州での新型コロナウイルス感染拡大懸念などを背景に売り込まれ、急反落した。76.10ドル(-2.91)。10月1日以来約1カ月半ぶりの安値となった。欧州での新型コロナ感染急拡大が投資家心理を圧迫している。ドイツとオーストリアで18日に確認された1日の新規感染者数は過去最多を記録。ドイツの連邦・各州政府は18日、新型コロナ関連の各種規制の大幅強化で合意したほか、オーストリアは週明け22日からロックダウン(都市封鎖)を再開する。市場では経済活動への影響が懸念され、原油売りが活発化し、一時75.37ドルまで下落した。米国をはじめとする主要消費国が石油備蓄の放出をめぐり協調行動をとる可能性があるとの警戒感も相場を下押しした。米政権が原油価格の高騰対策として、中国を含む主要消費国に備蓄放出を要請。日本政府は国が備蓄する石油を放出する検討に入った。米石油サービス大手ベーカー・ヒューズが19日公表した統計によると、同日までの1週間の国内石油掘削リグ稼働数は前週比7基増の461基となった。

*週末19日のシカゴトウモロコシは続落。570.75セント(-2.25)。17日に約2週間ぶりの高値を付けた後で、週末の利益確定売りが出た。週間では1.13%安。堅調な現物市場やエタノール生産業者の旺盛な需要が下支えとなり、下げ幅は限られた。

シカゴ大豆は続落。1263.25セント(-2.00)。原油価格の急落が相場の重しとなったもよう。週間では1.53%の上昇となった。国内加工業者からの旺盛な需要が下げ幅を抑えた。


【22日】 
16:00 (トルコ) 11月消費者信頼感指数  76.8  75.0
24:00 (米) 10月 中古住宅販売件数 [年率換算件数] 629万件 620万件
24:00 (米) 10月 中古住宅販売件数 [前月比] 7.0% -1.4%
24:00 (欧) 11月 消費者信頼感(速報値) -4.8

ブログ一覧に戻る