【1月13日海外市況】 | 陳晁熙

【1月13日海外市況】
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*13日のNY外国為替市場では、バイデン次期米大統領の経済対策方針発表を控えて様子見が強まる中、103円台後半で小動き。103円84~94銭。前日は米長期金利の低下を背景に、円高・ドル安が進行。13日はこの流れが一服し、ドルを買い戻す動きが若干優勢となった。ただ、14日に予定されているバイデン次期大統領の経済対策方針発表とパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長による講演に注目が集まる中、様子見ムードも強く値動きは限られた。昨年12月米消費者物価指数(CPI)が前月から0.4%上昇し、市場予想並みの上昇率となった。米下院はこの日、任期中2度目となるトランプ大統領の弾劾訴追決議案を審議し、株式市場の引け後に賛成多数でトランプ氏を訴追した。ただ、上院での弾劾裁判は同氏の退任以降に行われる。


*13日のNY金は、インフレヘッジ目的の買いが優勢となり反発した。1854.90ドル(+10.70)。バイデン次期大統領が公約する大型財政出動への期待が高まる中、インフレ高進を見込んだ金買いが再燃した。昨年12月米消費者物価指数(CPI)が前月から0.4%上昇し、市場予想並みの上昇率となったこともプラスに働いたもよう。バイデン氏は14日、経済対策方針を発表する予定。一方、外国為替市場ではドルが対ユーロで上伸し、ドル建て金は割高感から上値が抑えられた。

金ETFは、1171.21トン(-10.50)。

NY白金は続伸。1110.70ドル(+42.90)。
パラジウムは反発。2397.10ドル(+20.90)。


*13日のNY原油は、対ユーロでのドル高を背景とした売りに押され、7営業日ぶりに反落した。52.91ドル(-0.30)。外国為替市場では対ユーロでドル高が進行し、ドル建て原油は割高感から売られた。また、感染力の高い新型コロナウイルスの変異種の世界的な拡大などでエネルギー需要の先行き不安は根強く、原油の上値は重かった。燃料需要は、コロナ流行による昨春の大幅な落ち込みから回復していた。しかし、各国政府は旅行制限などを続けており、エネルギー需要を抑制する見込みという。米エネルギー情報局(EIA)が発表した週間在庫統計では、原油在庫が320万バレル減と、市場予想の230万バレル減を上回る取り崩し幅となり、5週連続の減少となった。

*13日のシカゴトウモロコシは続伸。524.50セント(+7.25)。オーバーナイトの取引では、一時541.50セントを付けた。前日発表の米需給報告を受けて供給タイト化が好感された。

シカゴ大豆は反落。1406.25セント(-12.00)。前日に6年半ぶり高値を付け、利食い売りが優勢となった。一方、力強い輸出見通しや世界的な供給の狭まりが、下げを抑制した。

*13日のNYダウは、材料不足から小反落。3万1060.47ドル(-8.22)。NYダウは先週、バイデン米次期政権下での大型財政出動への期待で連日史上最高値を更新していたが、この日は新規材料に乏しく、方向感に欠ける展開となった。また、新型コロナウイルス感染再拡大への懸念は株価の重しとなった。米国のコロナによる死者数は前日、過去最多を更新した。半面、バイデン政権の財政出動への期待は引き続き投資家心理を下支えしている。


【14日】
未定   (中) 12月 貿易収支(米ドル)  754.0億ドル  700.0億ドル 
08:50   (日) 11月 機械受注 [前年同月比]  2.8%   
08:50   (日) 12月 国内企業物価指数 [前年同月比]  -2.2%   
22:30   (米) 12月 輸入物価指数 [前月比]  0.1%  0.7%  
22:30   (米) 12月 輸出物価指数 [前月比]  0.6%  
22:30   (米) 前週分 新規失業保険申請件数  78.7万件 
26:30   (米) パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長発言  

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