習慣 | 林知之


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体重計に乗るとき、お腹にグッと力を入れてしまいます。
なぜだか、そーっと乗ります。

人間は、合理的かどうかなんて関係なく、行動のパターン、「習慣」をもっています。

新刊『凄腕ディーラーの戦い方』には、“東日本大震災後の乱高下でどう行動したか”をプロに詳しく聞いた【特別インタビュー】3・11とマーケットが3本収録されています。

そのうちの1本は、職業ディーラー上島浩司氏の話。
彼は地震の際、反射的に注文端末をたたいていました。
本文から、彼の言葉を引用します。

「まずは、スクリーンを手で押さえました。
机に据え付けたアームにスクリーンが固定されているのですが、ぶんぶん揺れてアームごと飛んでいきそうな勢いだったので、それを左手で押さえ、右手でマウスを操作しましたよ。
でもスクリーンが動くから、値段なんてよくわからない。
そんな状態でしたが、(後略)」(引用おわり)

彼は当時の状況を振り返り、次のように言いました。

「冷静に考えたら、とにかく逃げるべきですね。
でもね林さん、やっぱり同じように端末をたたき続けちゃう気がします。
悲しいかな、これがディーラーの本能ですよ」(引用おわり)

私たちの売買にも、いろいろな習慣があります。
その中には、
『考えている“理想”とかけ離れた行動』
も数多くあります。

・「安値でくら~い雰囲気のときに買おう」……でも二の足を踏む
・「あれっ」と違和感を覚えてもポジションを減らせない
・「飛びつくべき」と思ってもカラダが動かない

常に合理的に判断して的確な行動を取れるのがプロ?
いいえ、ちがいます!
そんな、ゴルゴ13のような人はいません(笑)

プロたちが、どうやって行動を整えるべく工夫しているか──。
新刊のインタビュー集に登場する11人の実践家が語る哲学に、ぜひ耳を傾けてみてください。

『凄腕ディーラーの戦い方』
~億を稼ぐトレーダーたちII~

本日、事前予約(送料無料&優先発送)の最終日です。

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(書店への配本は11月下旬の予定です)

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