3月20日 先週末の海外相場および市況 | 陳晁熙

3月20日(月)
【3月17日の海外相場および市況】
ny0317

*週末17日のNYは小幅続伸。15日に公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)メンバーの経済・金利見通しで年内の利上げ想定回数が3回に据え置かれたことを受け、ドル指数が約5週間ぶりの低水準となったことを受けて、この日も金には買いが入った。ただ、週末とあって利益確定の売りも出やすく、上値は重かった。CFTC建玉3月14日時点:ファンドの金買い越しは10万6038枚(前週比-2万7647枚)と減少。総取組高は42万6170枚と前週比8231枚の減少。

*週末17日のNY白金は金につれて続伸。CFTC建玉3月14日時点:ファンドの白金買い越しは3万0175枚(前週比-8452枚)と減少。総取組高は6万6039枚と前週比2161枚の減少。

*週末17日のNY原油は、ほぼ横ばい。米原油在庫が依然記録的な水準にある上、石油サービス会社ベーカー・ヒューズがこの日発表した同日までの1週間の国内石油掘削リグ稼働数が前週比14基増になったとの報などを受け、米国内での生産拡大が石油輸出国機構(OPEC)主導の協調減産効果を相殺するのではないかとの懸念が強まったことは、上値を抑えたようだ。

サウジアラビアのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相は前日、原油在庫水準が平均を上回る状況が続く場合、OPECによる協調減産を延長する可能性があるとの見解を示していたが、市場の反応は限定的だった。石油輸出国機構(OPEC)主導の協調減産に加わった非加盟11産油国の2月の減産順守率は64%と、OPECを引き続き下回った。OPEC加盟国のクウェート、ベネズエラ、アルジェリア、非加盟国のロシア、オマーンがウィーンで会合を開き、各国の削減状況を検証。OPECの順守率は106%と、14日に公表された最新月報に沿った数字が示された。またロシアは会合で、4月末までに公約通り日量30万バレルの削減を行い、協調減産の期日である6月末まで、その水準を維持すると説明した。CFTC建玉3月14日時点:ファンドの原油買い越しは43万3800枚(前週比-7万4725枚)と減少。総取組高は224万0261枚と前週比10万2729枚の増加。

*週末17日のシカゴトウモロコシは4日続伸。CFTC建玉3月14日時点:ファンドのトウモロコシ買い越しは11万2805枚(前週比-8万6085枚)と減少。総取組高は137万6269枚と前週比2862枚の減少。

*週末17日のシカゴ大豆は、ブラジル産の豊作に圧迫されて反落。CFTC建玉3月14日時点:ファンドの大豆買い越しは10万5478枚(前週比-3万7901枚)と減少。総取組高は67万6014枚と前週比550枚の減少。

*週末17のNY外国為替市場では、米長期金利の低下を背景に円買い・ドル売りが先行し、ドル円は112円台後半に下落した。米債買いに伴う米長期金利の低下を受け、日米金利差が縮小したため、円買い・ドル売り優勢となった。ミシガン大学が発表した1年先、5年先のインフレ見通しが、前月発表時から低下していたこともドル売り・円買い要因となったようだ。ただ、20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の行方を見極めたいとの思惑も広がり、112円台後半で値幅の狭い動きとなった。CFTC建玉3月14日時点:ファンドのドル買い・円売りは7万1297枚(前週比+1万6597枚)と増加。総取組高は20万2647枚と前週比1万5335枚の減少。

*週末17日のNYダウは小幅続落。ミシガン大学が発表した1年先、5年先のインフレ見通しが、前月発表時から低下していたことをきっかけに米長期金利が低下すると、利ざや縮小懸念から金融株が下落し、NYダウの重石となった。G20の行方を見たいとの思惑もあり、小動きだった。

【本日の主な経済指標およびイベント】
*東京休場(春分の日)
16:00 (独) 2月生産者物価指数 (前年比) +2.4% +3.2% +3.1%

第108回 『おしえて陳さん』 http://www.sunward-t.co.jp/movies/oshiete/

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