4月22日 海外相場および市況 | 陳晁熙

4月22日(金)
【4月21日の海外相場および市況】
ny0421

*21日のNY金は4日ぶりに反落。欧州中央銀行(ECB)理事会でマイナス金利などの金融政策の据え置きが発表されると、為替市場ではドル安・ユーロ高が進行し、ドル建て金は割安感から買われ、一時1272.40ドルまで上昇した。ECBのドラギ総裁が、金融政策が景気回復を後押ししているとの声明を発表すると、ユーロは対ドルで最大1%上昇したが、長続きせず、ドルの対ユーロ相場が上昇に転じると、金相場も反落に転じマイナス圏に沈んだ。3月の米景気先行指数は0.2%上昇と市場予想の0.4%上昇を下回ったが前月比較で上昇したことが好感された。新規失業保険申請件数は42年半ぶりの低水準となった。一方、フィラデルフィア連銀景況指数とシカゴ連銀指数は前月から悪化したため、強材料と弱材料が相殺された。NY白金は3日続伸。

*21日のNY原油は利益確定売りに反落。為替市場では、ドルが対ユーロで上昇し、ドル建て原油に割高感が強まった。3月の米景気先行指数が市場予想を下回ったことも嫌気された。米エネルギー情報会社ジェンスケープによると、NY原油の受け渡し拠点であるオクラホマ州クッシングで在庫が増加したもよう。一方、ロシアのエネルギー省高官は原油増産凍結に向けた新提案が数週間以内に浮上する公算が大きいと発言し、サウジアラビアは6月の石油輸出国機構(OPEC)総会で生産調整に関する協力を話し合うとの見通しを示したことは支援要因となった。

*21日のシカゴトウモロコシは利益確定売りに反落。シカゴ大豆は3日続伸。アルゼンチン産大豆の大雨被害への懸念が強材料。

*21日のNY外国為替市場では、原油相場やNYダウの反落を受けて、安全資産である円が買われ、ドル円相場は109円台半ばに下落した。ユーロは下落。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が定例理事会後の会見で、追加緩和に前向きな姿勢を示したことにより売りが優勢となった。

*21日のNYダウは原油安を受けて4日ぶりに反落。朝方発表された2016年1~3月期決算は各社ともまちまちだった。欧州中央銀行(ECB)はこの日の定例理事会で金融政策の現状維持を決定したが、材料的には想定の範囲内だった。



【本日の主な経済指標およびイベント】
13:30 (日) 2月第3次産業活動指数 (前月比) +1.5% -0.5%
16:30 (独) 4月製造業PMI・速報 50.7 51.0
16:30 (独) 4月サービス業PMI・速報 55.1 55.1
17:00 (EU) 4月製造業PMI・速報 51.6 51.9
17:00 (EU) 4月サービス業PMI・速報 53.1 53.3
*数値は順に、前回(改定値)、予想、結果。

第62回 『おしえて陳さん』 
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