4月20日 海外相場および市況 | 陳晁熙

4月20日(水)
【4月19日の海外相場および市況】
ny0419

*19日のNY金は、対ユーロでのドル安進行から金の割安感が強まり大幅続伸した。3月の住宅着工件数は前月比8.8%減となり、先行指標である住宅着工許可件数も7.7%減となった。住宅関連指標の低迷から米経済の減速が連想され、為替市場ではドルが対ユーロで下落した。今月26、27日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)では、利上げが見送られるとの見方も強材料。NY白金は、原油高、株高を受けて大幅反発し、半年ぶりの高値を付けた。

*19日のNY原油は、クウェートでの石油・ガス業界労働者による無期限ストを受けて供給懸念が広がり、5日ぶりに反発した。石油輸出国機構(OPEC)加盟国のクウェートでは、石油・ガス業界労働者による政府の給与改革に対する抗議ストが3日目に突入し、供給減が懸念されている。同国の原油生産量は平均日量150万バレルという。ストが長期化すれば供給に一段と影響を与えるとの観測が強まっている。引け後に発表された米石油協会(API)による週間在庫統計では、15日までの1週間に米原油在庫は310万バレル増の5億3950万バレルとなり、市場予想の240万バレルを上回った。

*19日のシカゴトウモロコシは6日続伸。米国産地では、降雨により作付けが遅れる可能性が指摘されている。ただ、米農務省によると、作付け進捗率は13%と、過去5年平均の8%を上回っている。シカゴ大豆は、アルゼンチンの大雨懸念で大幅反発。ブラジルの通貨レアルの上昇はブラジル産大豆の輸出競争力を弱め、米国産大豆には強材料になっている。

*19日のNY外国為替市場では、原油高や世界的な株高を受けてリスク回避姿勢が後退し、ドル円は109円台前半に上昇した。クウェートでは石油・ガス業界の労働者による大規模ストが続いており、原油の供給不安が広がり、原油相場が反発した。これを受けて、世界的に株価が上昇し、ドル円を押し上げた。

*19日のNYダウは、原油相場の上昇を受けて続伸。原油高を受けて資源株が買われた。米主要企業の2016年1~3月期決算は、まちまちの内容。商品市況の悪化などから主要500社の利益は7.6%減の落ち込みが予想されているという。

【本日の主な経済指標およびイベント】
08:50 (日) 3月貿易収支 +2428億円(+2422億円) +8346億円 +7550億円
15:00 (独) 3月生産者物価指数 (前年比) -3.0% -2.9%
17:00 (南ア) 3月消費者物価指数 (前年比) +7.0% +6.4%
17:30 (英) 3月失業者数 -1.80万人 -1.00万人
17:30 (英) 3月失業率 2.1% 2.1%
17:30 (英) 2月ILO失業率 (3カ月) 5.1% 5.1%
20:00 (トルコ) トルコ中銀政策金利発表 7.50%
21:30 (加) 2月卸売売上高 (前月比) 0.0% -0.4%
23:00 (米) 3月中古住宅販売件数 508万件 528万件
23:00 (米) 3月中古住宅販売件数 (前月比) -7.1% +4.0%
*数値は順に、前回(改定値)、予想、結果。

第62回 『おしえて陳さん』 
http://www.sunward-t.co.jp/movies/oshiete/


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