4月19日 海外相場および市況 | 陳晁熙

4月19日(火)
【4月18日の海外相場および市況】
ny0418

*週明け18日のNY金は、主要産油国による増産凍結合意見送りを受けた原油安を背景に「質への逃避」買いが入って朝方は1243ドル台まで上昇したものの、その後はクウェートでのストを受けて原油相場が下げ幅を縮小すると、NYダウが上昇に転じ一時1万8000ドルの大台を回復したため、金の上値は重くなり、ほぼ横ばいとなって引けた。白金は3日続落。

*週明け18日のNY原油は、主要産油国による増産凍結合意が見送られたことが嫌気され、4日続落した。17日、サウジアラビアやロシアなどの主要産油国は、カタールの首都ドーハで増産凍結合意を目指した会合を開いたが、凍結に応じないイランと、イラン抜きでの合意に反対するサウジの対立が解消されず、合意に達しなかった。供給過剰の解消に向けた具体策が示されなかったことで原油相場は急落し、一時37ドル台まで値下がりした。しかし、クウェートで石油・ガス産業の労働者による大規模ストが発生し、原油や石油製品の生産量が減少し、供給不安が広がったため、下げ幅を圧縮した。

*週明け18日のシカゴトウモロコシは5日続伸。ブラジルでの乾燥気候と米国産トウモロコシの引き合いが強材料。シカゴ大豆は、アルゼンチンでの天候悪化を受けて一時8カ月ぶりの高値をつけたが、その後は利益確定売りに反落した。ブラジルの通貨レアルの下落でブラジル産大豆の割安感が強まったことが嫌気された。

*週明け18日のNY外国為替市場では、原油価格の急落を受けたリスク回避の円買いが一服し、ドル円相場は108円台後半に反発した。週明けの東京市場では、主要産油国の増産凍結協議が物別れに終わったことで、リスクオフモード状態が強まり、ドル円は107円台後半まで急落したが、NY市場に入ると、原油相場が持ち直し、NYダウも上昇したため、リスクオンモードとなってドル円は反発に転じた。

*週明け18日のNYダウは反発し、9カ月ぶりの高値を付けた。主要産油国が週末、原油の増産凍結合意に至らず、週明けのNY原油時間外が急落したため、NYダウも売りが先行した。しかし、産油国クウェートでの大規模ストを受けて原油相場が下げ幅を縮小すると、NYダウも反発に転じた。一時、約9カ月ぶりに1万8000ドルの節目を超えた後は、高値圏で小幅に推移した。


【本日の主な経済指標およびイベント】
10:30 (豪) RBA議事録
18:00 (独) 4月ZEW景気期待指数 4.3 8.0
18:00 (EU) 4月ZEW景気期待指数 10.6
18:00 (EU) 2月建設支出 (前月比) +3.6%
21:30 (米) 3月住宅着工件数 117.8万件 116.6万件
21:30 (米) 3月建設許可件数 116.7万件(117.7万件) 120.0万件
*数値は順に、前回(改定値)、予想、結果。

第62回 『おしえて陳さん』 
http://www.sunward-t.co.jp/movies/oshiete/

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