4月12日 海外相場および市況 | 陳晁熙

4月12日(火)
【4月11日の海外相場および市況】
ny0411

*週明け11日のNY金は、米連邦準備制度理事会(FRB)による追加利上げ観測が後退していることを背景に、ドルが対ユーロで下落したことを受けて3日続伸した。NY白金もドル安や金高に連れて3日続伸。

*週明け11日のNY原油は続伸し、40ドル台を回復して引けた。先週発表された米国の原油在庫が大幅に減少したため、今週発表される在庫も減少するとの期待感が強まっている。また、為替市場ではドル売り・ユーロ買いが進行し、ドル建て原油に割安感が強まったことも支援要因。ただ、17日に開催される石油輸出国機構(OPEC)加盟国と非加盟国で討議される増産凍結については不透明感が強く、市場は合意に関して懐疑的になっている。

*週明け11日のシカゴトウモロコシは7日ぶりに反落。小麦安に圧迫された。シカゴ大豆は大豆ミールにつれ高して大幅続伸。ブラジル通貨レアルの上昇も、米国産大豆には強材料となった。

*週明け11日のNY外国為替市場では、先週からのドル売り・円買いの流れが継続し、ドル円相場は107円台後半に下落した。原油高や欧州株価の上昇を受けて一時108円40銭台まで反発する場面もあった。菅義偉官房長官による急激な円高進行をけん制した発言も材料視されたようだ。ただ、米国の早期利上げ観測の後退から、ドル売り圧力は強く、再び下落に転じた。14、15日にワシントンで開かれる20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議や5月開催の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)を控えて、日銀による市場介入は困難との見方が強い。

*週明け11日のNYダウは小反落。17日にカタールの首都ドーハで開催される主要産油国会合での増産凍結合意への期待感から原油相場が続伸し、これを受けてNYダウも上昇した。しかし、本格化する米主要大手の2016年1~3月期決算を控え、徐々に様子見姿勢が強まり、売りが優勢となった。


【本日の主な経済指標およびイベント】
10:30 (豪) 3月NAB企業信頼感 3
17:30 (英) 3月消費者物価指数 (前年比) +0.3% +0.4%
17:30 (英) 3月生産者物価指数 (前年比) -1.1% -1.0%
17:30 (英) 3月小売物価指数 (前月比) +0.5% +0.3%
      (英) 3月小売物価指数 (前年比) +1.3% +1.4%
21:30 (米) 3月輸入物価指数 (前月比) -0.3% +1.0% 
*数値は順に、前回(改定値)、予想、結果。

第61回 『おしえて陳さん』 
http://www.sunward-t.co.jp/movies/oshiete/


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