4月13日の海外相場および市況 | 陳晁熙

4月14日(木)
【4月13日の海外相場および市況】
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*13日のNY金は5日ぶりに反落。欧米株の上昇を背景にリスク回避姿勢が後退した上、対ユーロでのドル高進行に伴って割高感が強まり、売りが優勢となった。3月の小売売上高が前月比0.3%減となり、市場予想の0.1%増を下回ったことは強材料視されたが、為替がドル高で推移したため、売られる展開になった。NY白金は株高やドル安を受けて5日続伸し、終値は3月7日以来約1か月ぶりに1000ドル台を回復した。

*13日のNY原油は反落。米エネルギー情報局(EIA)発表の週間在庫統計では、原油在庫が前週比660万バレル増と、市場予想の190万バレル増を大幅に上回る積み増しとなった。これを受けて供給過剰懸念が強まった。また、対ユーロでのドル高もドル建て原油の割高感を強めた。ただ、ガソリン在庫が420万バレル減と、市場予想の140万バレル減を上回る取り崩しとなったため、下げ幅は小幅だった。

*13日のシカゴトウモロコシは大幅続伸。南米産地では作物の生育に適しない天候が続いているという。また、最近のドル安を受けて、米国産穀物の引き合いが増えているようだ。シカゴ大豆は、アルゼンチンの供給懸念を受けて続伸。アルゼンチン大豆の約5%が大雨を理由に損なわれ、収穫不能となる見込みで、予想通り来週まで雨が続けば、被害がさらに拡大する可能性がある。

*13日のNY外国為替市場では、世界的な株高や堅調な中国貿易統計などを背景に、リスク回避姿勢が後退して、ドル買い・円売りが強まった。ドル円相場は109円台前半に下落した。中国が同日発表した3月の貿易統計は、輸出が前年同月比11.5%増と9カ月ぶりにプラスに転じた。また、3月の米小売売上高は前月比0.3%減と、市場予想の0.1%増を下回ったものの、2月が当初の0.1%減から横ばいに上向き改定されたことで相殺され、為替相場への影響は限定的だった。米連邦準備制度理事会(FRB)が午後に発表した12地区連銀景況報告(ベージュブック)は、米経済が2月下旬から3月にかけて全地区で拡大を続けたことが確認された。

*13日のNYダウは大幅上昇となり、5カ月ぶりの高値となった。中国の貿易統計の改善や、米金融大手の1~3月期決算が良好だったことが好感された。


【本日の主な経済指標およびイベント】
07:30 (NZ) 3月企業景況感(PMI) 56.0(55.9) -- 54.7
08:01 (英) 3月RICS住宅価格 +50% +50% +42%
10:30 (豪) 3月就業者数 +0.03万人 +1.70万人 
10:30 (豪) 3月失業率 5.8% 5.9%
18:00 (EU) 3月消費者物価指数(HICP)・確報 (前年比) -0.1%(-0.2%) -0.1%
20:00 (英) BOE政策金利発表 0.50%
20:00 (英) BOE議事録
21:30 (米) 新規失業保険申請件数 26.7万件 27.0万件
21:30 (米) 3月消費者物価指数 (前月比) -0.2% +0.2%
     (米) 3月消費者物価指数 (コア:前月比) +0.3% +0.2% 
     (米) 3月消費者物価指数 (前年比) +1.0% +1.1%
     (米) 3月消費者物価指数 (コア:前年比) +2.3% +2.3%
21:30 (加) 2月新築住宅価格指数 (前月比) +0.1% +0.1% 
*数値は順に、前回(改定値)、予想、結果。

第61回 『おしえて陳さん』 
http://www.sunward-t.co.jp/movies/oshiete/

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