3月31日 海外相場および市況 | 陳晁熙

3月31日(木)
【3月30日の海外相場および市況】
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*30日のNY金は利食い売りに反落。前日のイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言を受け
て早期の追加利上げ観測が後退しているものの、週末1日に発表される米雇用統計をにらんで利益確定売りが出た。世界最大の金ETF(上場投資信託)「SPDRゴールド・トラスト」は、30日時点の金保有高は、819.28トンと、前日の820.47トンから0.15%減少となった。NY白金は金に連れて下落。

*30日のNY原油は小幅高。前日のイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言を受けて早期の追加利上げ観測が後退したため、為替市場ではドル安・ユーロ高が進行し、ドル建て原油相場は割安感から買われた。米エネルギー情報局(EIA)が発表した最新週の在庫統計によると、原油在庫は前週比230万バレル増と、増加幅は市場予想の330万バレルを下回った。また、ガソリン在庫は250万バレル減(市場予想220万バレル減)、ディスティレート(留出油)在庫は110万バレル減(市場予想は変わらず)といずれも取り崩しとなった。結局、原油在庫の増加が嫌気されて上値を削った。ロイター通信の調査によると、3月の石油輸出国機構(OPEC)加盟国の産油量が日量3247万バレルと、2月の3237万バレルに比べ、増加傾向にあることが分かった。加盟国の中で最も生産を伸ばしたのは、1月に経済制裁が解除されたイランで、産油量は昨年12月以降、日量23万バレル増加した。

*30日のシカゴトウモロコシは4日ぶりに反落。米農務省が31日に発表する作付け意向面積と在庫報告を控えてポジション調整に圧迫された。シカゴ大豆は利食い売りに反落。

*30日のNY外国為替市場のドル円相場は、米国の早期利上げ観測の後退でドル売りが優勢となり112円台前半に下落した。米民間雇用サービス会社オートマティック・データ・プロセッシング(ADP)が発表した3月の全米雇用報告は、就業者数が前月比20万人増と市場予想(19.4万人増)を上回った。これを材料にドルは一時買われたものの、週末1日に米雇用統計の発表を控えていることから、値動きは限られた。

*30日のNYダウは、早期利上げ懸念の後退から続伸。イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長が前日の講演で、追加利上げを急がない姿勢を強調したことが好感された。米民間雇用サービス会社オートマティック・データ・プロセッシング(ADP)が発表した3月の全米雇用報告は、就業者数が前月比20万人増と市場予想(19.4万人増)を上回ったことは、順調な景気回復と受け止められた。


【本日の主な経済指標およびイベント】
08:05 (英) 3月GfK消費者信頼感 0 -1 0
09:00 (NZ) 3月ANZ企業景況感 7.1 -- 3.2
15:00 (独) 2月小売売上高指数 (前月比) +0.7%(-0.1%) +0.4%
16:00 (トルコ) 10-12月期GDP (前年比) +4.0% +5.0%
16:55 (独) 3月失業者数 -1.0万人 -0.6万人
16:55 (独) 3月失業率 6.2% 6.2%
17:30 (英) 10-12月期GDP・確報 (前期比) +0.5% +0.5%
   (英) 10-12月期GDP・確報 (前年比) +1.9% +1.9%
17:30 (英) 10-12月期経常収支 -175億GBP -212億GBP
18:00 (EU) 3月消費者物価指数(HICP)・速報 (前年比) -0.2% -0.1%
20:30 (米) 3月チャレンジャー人員削減予定数 (前年比) +21.8%
21:30 (米) 新規失業保険申請件数 26.5万件 26.5万件
22:45 (米) 3月シカゴ購買部協会景気指数 47.6 50.7 
*数値は順に、前回(改定値)、予想、結果。

第59回 『おしえて陳さん』 
http://www.sunward-t.co.jp/movies/oshiete/

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