3月24日(木) 国内市況と終値 | 陳晁熙

【3月24日(木) 国内市況と終値】
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*24日の金は4日続落。23日のNY金がドル高を背景に下落したことを受け、売りが優勢となった。白金は大幅反落。21日、22日に、ロックハート・アトランタ連銀総裁、ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁、ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁が4月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利上げの可能性を示唆し、エバンズ・シカゴ連銀総裁も米経済に対して強気な見方を示し、年内2回の利上げを予想した。23日にはブラード・セントルイス連銀総裁も4月利上げの可能性に言及した。相次ぐ利上げに前向きな発言を受けてドルは対主要通貨で上昇し、ドル建て金は売られている。今週末はイースター休暇で3連休となるため、利益確定売りが出やすくもなっているようだ。

*24日の中東産原油は続落。23日のNY原油が、米国の在庫増加を背景に下落し、節目の40ドルを割り込んだことで売りが優勢となった。石油製品も原油安になびき続落。米エネルギー情報局(EIA)が23日発表した週間統計によれば、原油在庫は前週比940万バレル増の5億3250万バレルとなり、6週連続で過去最高を記録した。増加幅は、市場予想の310万バレルの3倍以上だった。一方、米原油生産は日量903万8000バレルと、前週比3万バレル減となった。減産傾向は続いているものの減少幅は小さく、強材料視されなかった。

*24日のゴムは原油安と株安を受けて続落。ただ、タイではゴム樹液の採取が落ち込む減産期を迎えているため、下げ幅は限定的だった。今年はエルニーニョ現象の影響で、ゴムの主産地として知られる東南アジアの中部高原地域の雨期入りが、平年より10~15日ほど遅れる見通し。

*24日のトウモロコシは小幅続落。一般大豆はまちまち。米国市場では今年の作付け意向面積と四半期在庫が31日に発表されるため、材料待ちの状態。トウモロコシの作付面積に関しては、大手商品会社アレンデールが16日、9043万エーカーと予想した。これは2月下旬の米農産物展望会議(アウトルック・フォーラム)で示された9000万エーカーから増加の見込み。

*24日の東京外国為替市場のドル円相場は、112円台後半の高値圏に上昇して保ち合いとなった。早朝、112円30銭台で推移していたが、輸入企業や機関投資家の買いが強まり、112円80銭台に上伸し、この水準で保ち合いで推移した。日経平均株価が軟調に推移したため、ドル円の上値も次第に重くなった。

*24日の日経平均株価は続落。2016年3月期連結決算において、三井物産と三菱商事の両社が共に上場以来初の純損失になるとの見通しが伝わり、市場心理を冷え込ませたようだ。また、米国では金融当局者から、早期利上げを肯定する発言が相次いでいることも嫌気されたようだ。

第58回 『おしえて陳さん』 
http://www.sunward-t.co.jp/movies/oshiete/


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