3月23日 海外相場および市況 | 陳晁熙

3月23日(水)
【3月22日の海外相場および市況】
ny0322

*22日のNY金は、ベルギーで起きた連続テロ事件を受けて3日ぶりに反発。ベルギーの首都ブリュッセルの空港と地下鉄駅で相次ぎ爆発が発生し、「自爆テロ」との見方が強まったことから、リスク回避姿勢が強まり安全資産である金に買いが入った。ただ、欧米株価が堅調に推移したことから上値を削った。爆発事件に関しては、過激派組織「イスラム国(IS)」が犯行声明を出した。邦人を1人含めて少なくとも30人が死亡している。NY白金は金に連れて続伸。

*22日のNY原油は小反落。ベルギーの首都ブリュッセル郊外の空港や地下鉄駅で連続テロ事件が発生し、30人以上が死亡したと伝わったが、為替市場では、ユーロが対ドルで下落し、ドル建て原油相場には割高感が強まり売りが優勢となった。石油輸出国機構(OPEC)加盟・非加盟の産油国は4月17日にカタールの首都ドーハで増産凍結に向けた会合を開く予定だが、参加国の意向はまちまちで意思の統一が欠けているようだ。イラクとナイジェリアは参加の意向だが、増産を志向するリビアは不参加の方針を表明。また、イランは増産方針を堅持しているという。

*22日のシカゴトウモロコシは横ばい。3月末に米農務省が作付け意向面積を発表するが、一部でトウモロコシの作付面積が昨年より増えるとの予想が出ている。シカゴ大豆は続伸。

*22日のNY外国為替市場は、ベルギーで起きたテロ事件を受けたリスク回避のドル売り・円買いが反転し、112円台前半に上昇した。日本時間午後4時過ぎの欧州時間に入る前、ベルギーの首都ブリュッセルの空港や地下鉄駅で大規模な爆発が連続して発生し、国際的なテロ組織による犯行との見方が強まったため、安全資産とされる円やスイスフランが買われ、ドル円は一時111円30銭台まで下落した。NY市場に入ってからも円高基調で推移していたが、欧米株が底堅く推移したため、ドルは買い戻されて、ドル円も上昇に転じた。

*22日のNYダウは、ベルギーで発生した連続爆発テロが嫌気されて8日ぶりに反落した。ただ、欧州株が堅調だったほか、米国経済への影響は限定的との見方もあり、下落幅は小さかった。


【本日の主な経済指標およびイベント】
17:00 (南ア) 2月消費者物価指数 (前年比) +6.2% +6.8%
23:00 (米) 2月新築住宅販売件数 49.4万件 51.0万件
          (米) 2月新築住宅販売件数 (前月比) -9.2% +3.2% 
*数値は順に、前回(改定値)、予想、結果。

第58回 『おしえて陳さん』 
http://www.sunward-t.co.jp/movies/oshiete/


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